「道」6月公演の千穐楽は浅草!/井関直美

「道」ツアーが始まり、これまでに京都・愛知・静岡で計4公演、無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

そして次の土地は、、、初夏の恒例となってまいりました、浅草です。

Photo: Naomi Iseki

Photo: Naomi Iseki

Photo: Naomi Iseki仲見世商店街の鼓童フラッグ

街の皆さんが回を重ねるごとに応援して下さり、雷門通りとオレンジ通り、そして雷門をくぐると仲見世商店街にフラッグが飾られています。

Photo: Naomi Iseki

オレンジ通りの鼓童フラッグ

Photo: Naomi Iseki

雷門通りの鼓童フラッグ

浅草公演のみ作成している細長いポスターも、いろんなお店で見かけます。
伝法院通りの放送にも、ぜひ耳を傾けてください。聞いたことのある声が聴こえてきますよ。

Photo: Naomi Iseki

こんなにも浅草の皆さんに応援していただき、鼓童公演を行うことができるだなんて、数年前は夢のようでした。

浅草公演期間の約1週間。
ぜひ、浅草の「鼓童」を感じにお越しくださいませ。

鼓童インフォメーション

浅草公会堂にて、鼓童新作「巡」文京公演(12/19-23)の先行予約を受付いたします。また、1F展示ホールでは「鼓童 浅草公演 特別展示」開催!ご来場をお待ちしております。

▼展示開催時間
6月20日(水)~22日(金)12:00~17:00
6月23日(土)10:00~18:00
6月24日(日)12:00~16:30

 

鼓童特別公演2018「道」2018年6月20日(水)〜24日(日)東京都台東区

いよいよ「道」国内ツアー/井関直美

Photo: Erika Ueda
Photo: Erika Ueda
ただ今、京都府中丹文化会館でゲネプロ中。じっくりと稽古を重ね、熟成させてきた今回の「道」。各地の会場でお待ちしております。

Photo: Naomi Iseki

鼓童特別公演2018「道」全国ツアー

 

公演スケジュール

This is NIPPON。/吉田航大

「初音ミク×鼓童」
幕が開いた時、そこには見たこともない光景が広がっていました。

Photo: Maiko Miyagawa
緑色に光るペンライトが、美しく、力強い何かを感じ、危うく自分の打ち出しを忘れてしまいそうな程、息を呑む光景。本編が始まる前から会場のボルテージは最高潮に達し、歓声の波が押し寄せてきました。

常に大汗を掻きながら、息を荒くしながら、袖水を少し口に含んでまた舞台に出る。普段の鼓童公演よりもかなり濃密なセットリストで、一息つく暇もないくらいでした。

太鼓を鳴らせば、手拍子が起こり。
掛け声をかければ、歓声が上がる。

Photo: Maiko Miyagawa
どんなにキツくても、それに応えようとしてくれるオーディエンスに触発されて、限界ギリギリまで力の限り打ち込んでいました。

Photo: Maiko Miyagawa

3800人キャパの大きいホールでしたが、客席との距離がもの凄く近く感じて、お互いの「熱気」「汗」「感情」その全てがストレートに届いていた気がします。

Photo: Maiko Miyagawa

全ての曲が終わり演奏者がハケた後、「手締め」が会場内に響き渡る。

This is NIPPON。

This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2018」

 

クルーズ船、ようこそ佐渡へ!/米谷友宏


初夏を迎えた佐渡には今、海外からのお客様を乗せたクルーズ船が数多く寄港します。今年は小木港に7隻のクルーズ船が寄港する予定で、そのお客様の多くがたたこう館に訪れます。

たたこう館では太鼓体験講師のサミーちゃん(宮﨑正美)とよねちゃん(米谷友宏)による約1時間の太鼓体験を行っています。


海外のお客様は陽気な方が多く、体験中はいつも賑やか。たとえ英語が出来なくても、太鼓に向かい、音で会話をするうちに自然と笑顔が生まれ、音楽に国境は関係ない!と身をもって感じています。

そして5月26日にはたたこう館で鼓童の貸切公演も行い、1日2回公演で約200名のお客様がご覧下さいました。


普段耳にしない大音量の太鼓の音にびっくりする方もいましたが、最後にはスタンディングオベーションを頂きました! 約30分の演奏の他、鼓童メンバーへの質問コーナーもあり、太鼓や鼓童の歴史、研修所についてなど様々な質問が飛び交いました。

今年も佐渡では8月17〜19日にかけて、アース・セレブレーションを行い、多くの海外からのお客様をお迎えします。太鼓を通じて佐渡を楽しんで頂けるよう、これからも笑顔で太鼓体験講師として頑張ります!

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「初音ミク×鼓童」スペシャルライブレポート/伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)

Photo: Maiko Miyagawa

昨年大好評を博した This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童」のスペシャルライブが、グレードアップして帰ってきた。会場のNHKホールは、衿に「初音」「鼓童」と名前の入ったライブ・ハッピを着た人たちでいっぱい。

Photo: Maiko Miyagawa

オープニングとともに地鳴りのような歓声が起き、オールスタンディングとなった客席に、いっせいに太鼓型ペンライトの光が揺れ出した。

Photo: Maiko Miyagawa

(※6/1 リハーサル写真)

「去年はにぎやかな曲と穏やかな曲を交互に入れていたんですが、今年はミクさん側からの『もっとアゲアゲで!』というリクエストで、体力的にもハードな曲が続くんです」と選曲担当の石塚充が言うように、ミクのナンバーを太鼓と鳴物で盛り上げ、リン・レンのデュエットでは、鳴物担当が彼らのダンスを完コピして一緒に踊り、『三宅』『巴』など鼓童の大曲では、3~4分ずつにまとめた濃縮ハイライト版を惜しげもなく演奏と、大忙しのフル稼働。

Photo: Maiko MiyagawaPhoto: Maiko MiyagawaPhoto: Maiko Miyagawa驚いたのは、こうした鼓童の緩急に富む複雑なビートを刻む楽曲にも、観客が手拍子やかけ声で、しっかり伴走してみせること。

 

Photo: Maiko Miyagawa

今年初参加の住吉佑太は、
「ミク・ファンは音楽が好きで、曲を聴きに来ている人が多い感じがしますね。こちらが何を振ってもついてきてくれるので、もう”闘い”みたいにテンションが上がって、すごく楽しいです。『巡』では、前の方のお客さん、めっちゃ踊ってくれてましたし(笑)」と、今秋の新作舞台にも、十分な手応えを感じた様子。

Photo: Maiko Miyagawa

「巡 -MEGURU-」(※6/1 リハーサル写真)

フィナーレでいったん幕が閉まると「コドオ・ミーク」「コドオ・ミーク」のアンコール大合唱。コラボ2度目にして、ミクはもちろん、ミク・ファンと鼓童も、ガチで相思相愛の関係になったことを確認できた。

文:伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)

▼今回演奏の「巡 -MEGURU-」MVはこちら

This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2018」

「鼓童&バックハー」リハーサル/平田裕貴

Photo: Erika Ueda「初音ミク×鼓童」リハーサルで激アツの先週から一転、今週の鼓童村はベトナムの風に包まれています。

Photo: Erika Ueda

ベトナムから「バックハー」の皆さんをお招きしてのリハーサルです!

Photo: Erika Ueda

Photo: Erika Ueda Photo: Erika Ueda

ベトナムと日本、2つの音が1つに混ざり合って、とても心地よい空間が生まれています。

Photo: Erika Ueda
Photo: Erika Ueda

言葉が通じなくても、音で通じ合える、楽しいね!ってなれる、そんな喜びを実感したリハーサルでした。

Photo: Erika Ueda
明日、5月26日(土)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにて「鼓童&バックハー」日越コラボレーションをお楽しみに!


2018年5月26日(土)鼓童特別編成で出演「NST開局50周年 りゅーとぴあ開館20周年 日越外交関係樹立45周年 アース・セレブレーションコラボイベント『鼓童&バックハー』」(新潟県新潟市)

🎫プレイガイド
・りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)/チケット専用ダイヤル Tel. 025-224-5521(11:00〜19:00/休館日除く)
・オンラインチケット https://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/uketsuke.do?jigyoCode=425&koenGroupCode=670
・新潟伊勢丹
・トップトラベル新潟(デッキィ401内)
・セブンーイレブン(セブンチケット)
・新潟県民会館
・NSTイベントインフォメーション

「初音ミク×鼓童」稽古場レポート/吉田航大

暦の上では初夏だというのに、全く暖かくならない佐渡。昼間暖かくても朝夕は冷え、未だパーカーが手放せない。

Photo: Erika Ueda

そんな中、6月2、3日に渋谷のNHKホールで行われる、「初音ミク×鼓童スペシャルライブ2018」に向けて、バンドメンバーと鼓童、そして初音ミクさんを始めとする「バーチャル・シンガー」たちとの熱いリハーサルが行われた。

私にとっては初めての初音ミクコラボ。

Photo: Erika Ueda

太鼓の爆音には慣れているが、エレキギターやドラムセットなどの聴き慣れぬ爆音に頭と耳が限界寸前。一日中ロックバンドのコンサート会場にいる感じ。

しかしリハーサルが進行するにつれて耳も慣れ、ちょっと肌寒かった稽古場も熱気に溢れ、気が付けば蒸し風呂状態。近くで聴くお互いの音に心地よささえ感じていた。

Photo: Erika UedaPhoto: Erika Ueda本当に、熱い、暑い、リハーサルでした。

初音ミク×鼓童ライブにはそれぞれの音の共鳴に心地よさが感じられる。
しかし、マイクで拾った太鼓の音には限界がある。それでも、そこで音を出しているんだと言う存在が、魂が見えれば、私はいいと思う。

Photo: Erika Ueda「一所懸命に打ち込み、魂で魅せる。」

それでこそ鼓童なんだと。
ミクさんに教わりました。

観に来て下さるお客様には、そこを感じてもらえたらと思います。

チケットはこちら!

公式サイト

This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2018」






「初音ミク×鼓童」佐渡リハーサル/平田裕貴

Photo: Erika Ueda

6月2〜3日に渋谷 NHKホールで開催される「初音ミク×鼓童スペシャルライブ2018」のリハーサルを鼓童村の稽古場で行いました。

Photo: Erika UedaPhoto: Erika Uedaバンドメンバーやスタッフの皆さんをお招きしての今回のリハーサル、本番さながらの熱気に包まれた熱い2日間でした。

Photo: Erika Ueda

リハーサルで強くなった初音ミクさんとバンドメンバー、鼓童、そしてスタッフ陣の結束力。昨年に増してのこの一体感は、今回の見どころのひとつです。

Photo: Erika UedaPhoto: Erika Ueda

ぜひ体感してほしいこの熱さ! 前回未演奏の曲が盛りだくさん! お楽しみに!

ちなみに前回の「初音ミク×鼓童」、実は私の鼓童初舞台でした。とても思い入れのあるこの舞台、楽しみで楽しみで本番が待ちきれません。

さらなる進化を遂げてお届けする「初音ミク×鼓童」ぜひお越しください!

Photo: Erika Ueda

チケットはこちら!

公式サイト

This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2018」





「バックハー」との再演/菅野敦司

「アース・セレブレーション2016」で初共演をした、ベトナムの伝統音楽芸能集団「バックハー」が2年ぶりに来日します。

Photo: Atsushi Suganoこの写真は、演出を担当する住吉佑太が、昨年12月に初めてハノイを訪ね、現地の空気に触れ、リハーサルと交流とを行った時の様子です。Photo: Atsushi Sugano

Photo: Atsushi Sugano

旅先で出会ったアーティストを日本で紹介できることは、私たちにとって何よりの喜びです。バックハーは5月21日来日し、鼓童村でのリハーサルを経て、5月26日に新潟での再演が実現します。

どうぞ、お楽しみに。

2018年5月26日(土)鼓童特別編成で出演「NST開局50周年 りゅーとぴあ開館20周年 日越外交関係樹立45周年 アース・セレブレーションコラボイベント『鼓童&バックハー』」(新潟県新潟市)

鼓童村の食卓(5月)/高津万理

〜鼓童村の食卓より〜

Photo: Erika Ueda

今年の冬は寒かったですね。寒いと新陳代謝が落ち、脂肪や老廃物が溜まりがちです。植物も冬の間、土の中でじっと暖かくなるのを待っています。春野菜が出回る頃になると、人の身体も目覚める季節です。春野菜にはそんな身体をデトックスする効果があります。

Photo: Erika Ueda<ニラ・メニュー>
・ごはん

・豚ニラ玉(写真)
  鼓童村で収穫したニラをつかっています。にらの強いにおいは「アリシン」という成分で、体内の殺菌や血液をさらさらにする効果があります。
・冷や奴じゃこ乗せ
・大根と打ち豆のみそ汁

<あさつき・メニュー>
・ごはん

・いかの香味ダレ
  ゆでたイカに、鼓童村のあさつきを使ったピリ辛のタレをかけけました。あさつきにはビタミンが多く含まれており、身体に活力を与えてくれます。
・ひじき煮
・わかめとあさつきのみそ汁

山菜には苦みがありますが、この苦みが血液をきれいにしたり、消化機能を強化します。これから暑くなりますが、この時期に野菜をたっぷり食べて元気で丈夫な身体を作りましょう。

鼓童の献立係: 高津万理

鼓童村近くの集落の方から、大きなブリを2匹いただきました! 住居棟メンバーで捌いて美味しく頂きました。