「道」ブログリレー14: 蜘蛛の糸/前田順康

蜘蛛の糸

暗転の中、御詠歌ごえいか声明しょうみょうのような響きが聞こえる

大太鼓とシンバルが突沸する

その轟音の中からビートが沸き立って、滔々とうとうと流れる

切りさいて、捻じるようにソーナが鳴る

刻まれ続けるゴング、唸るチベットホルン

アジアの音の混沌

繰り返しながらかさを増すビート

音の渦にのまれていく

Photo: Takashi Okamoto

「HITOTSU」の中で私はリード楽器のソーナ(チャルメラ)を吹いています。

Photo: Takashi Okamoto

これまで、経験のなかった楽器ですので、リードの状態や、ピッチなど、気にすることはたくさんあります。

稽古や公演を見てくださった作曲者の狩野泰一さんに熱いダメ出しをもらいながら、、、

まずは大好きな「HITOTSU」の世界に入っていくこと、構成していくことを楽しんでいます。

Photo: Takashi Okamoto

この楽曲を聴いたり、演奏したりしていると、「蜘蛛の糸」の話に重なります。

なんだかどろどろと混沌とした吹き溜まりのようなところに、風穴が開くように、陽が射すように、“蜘蛛の糸-太鼓” が在って、、、

物語では、主人公カンダタはお釈迦さまに糸を切られ。また地獄に堕ちてしまうのですが、それは私益に囚われお釈迦様への信心を失ったからだと言われています。

そんな話と重ねて、対比して、鼓童は最後まで、太鼓を信じて、太鼓と居られたらなんて思うわけです。

Photo: Takashi Okamoto

プログラムの中ではちょっと味の違う演目。

心地よい違和感。スリリングな安心感。

解説なしでお能を観るように、理解、想像の奥ゆきがそこにあります。

そんな “ゆかしさ” を感じてください。

次回の道ブログリレーは
「あの時の興奮を〜三宅〜/渡辺健吾」
お楽しみに!

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Photo: Takashi Okamoto

 

公演詳細:

https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/16691

6月以降のスケジュール

待望の新作DVD発売中!

Photo: Erika Ueda

この日を楽しみにしてくださっていた方も、「え‼そうなの!?知らなかった!」という方も、ぜひ1枚。見応えある94分、ノーカットライブ収録です。

発売日:2019年5月24日(金)
価格:4,860円(税込)

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公演会場、鼓童オンラインストアにて販売中

「道」ブログリレー13: 鼓童が出す音/定成啓

 鼓童が出す音

『三宅』

言わずと知れた、鼓童の代表演目です。


ソロパート以外、フレーズも2パターンしかありません。

「地打ち」といわれるリズムの、コドンコドン。

「テーマ」とわれる、ドンツク、ドンツク、ドンドン。

リズムだけであれば、3分で覚えることができます。

しかし、この音を、「鼓童が出す音」にするには、もう….何年かかるのか…..

Photo: Erika Ueda

やればやるだけ難しくなって、その中で自分の理想としている音が出せなくて、歯がゆいことも多々ありますが、もうすでに、舞台上でお客様の前で演奏しているということは、それが「鼓童が出す音」になっています。

Photo: Takashi Okamoto

今回、このツアーで最年少であり、一番技術不足であるといえます。

だからこそ、私が先輩に食らいついていく事で「三宅」はさらに心揺さぶるものになると確信しております。

Photo: Erika Ueda

道のりは長いですが……

私が出演させていただく「道」は残すところ大阪での2公演で、そう長くはありません。

大阪でお待ちしております!!

次回の道ブログリレーは
「蜘蛛の糸/前田順康」
お楽しみに!


 

Photo: Takashi Okamoto

 

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ある日の研修生/本間康子

 

研修所のカリキュラムは太鼓以外にも色々なものがあります。

今日の2年生の稽古は、「能」と「茶道(ちゃどう)」でした。

能も茶道も、地元の先生にご指導いただいています。

私は、能の稽古に立会うことは多いのですが、珍しく茶道にも立会うことになり、まるで「一日密着取材」のような感じで、終日彼らと行動を共にしました。

 

 

午前は能。

6月15日に行われる羽茂祭りで披露する「鞍馬天狗」の仕舞を、能舞台をお借りし、本番さながらに稽古させていただきました。

(着物はTシャツとジャージの上から着付けていますので、お見苦しい点がありますことご容赦ください。)

Photo: Yasuko Homma

 

Photo: Yasuko Homma

 

Photo: Yasuko Homma

本物の能舞台での稽古。

ほかではあまり経験できないことかなと思います。

 

 

午後は茶道。

立礼(りゅうれい)という形式でのお点前を稽古しました。

交代でお点前をし、正客となった人がお茶をいただきます。

Photo: Yasuko Homma

ちなみに、この立礼の台はスタッフの風間正文が製作したものです。

鼓童らしく「三つ巴」がかたどられています。

Photo: Yasuko Homma

はたで見ている私にとっては心なごむ一時でしたが、先生に間近で見守られながら、ふくささばきや手順を思い出しつつお点前する研修生にとっては、冷や汗をかく場面もあったかもしれません。

Photo: Yasuko Homma

 

稽古終了後、研修生が、先生と私に出してくれた一服は、なかなかのお味でした。

Photo: Yasuko Homma

 

 

 

研修所紹介ムービー

鼓童文化財団研修所

「道」ブログリレー12: 発声/大塚勇渡

発声

Photo: Erika Ueda

声を発する事。
皆が共通して持っているヒトとしての機能、そして感覚。
当たり前の様に出す声ですが、とても奥が深いと感じております。

Photo: Erika Ueda

舞台においては、
皆で声を合わせ歌を形作ることもあれば、
効果音の様に使い情景の臨場感を出すこと、
そして時には演者を鼓舞する役割もあり、
今では鼓童の作品には欠かせない要素の一つになっております。

Photo: Takashi Okamoto

前回に引き続き今回も、
現役オペラ歌手でもある野上結美さんに、
発声のご指導を頂いております。

“体を楽器”として捉え、
具体的にどこの筋肉を、
どのように使っていくか、
そしてどう鍛えていくかという事を、
分かり易く実践を交えながらご指導頂いており、
その都度自分たちの声が変わるのを実感します。

Photo: Erika Ueda

時には舞台人としての在り方、
体との向き合い方の話にもなり、
その時間の学びも深く濃密です。

Photo: Erika Ueda

自分の体への理解を深めていく事、
そして育てていく事、
それはとても繊細で時には難しくも感じますが、
内部の今まで気づけなかった新たな感覚に出会った時、
何とも言えない嬉しさ、楽しさを感じます。

その様な感覚との出会いを模索していく事を、
これからもずっと、続けていきたいです。

Photo: Takashi Okamoto

私は、小さい頃からずっと合唱が好きでした。
どんな関係性でも、どんな状況でも、
皆の声が混じり合えば自然と一体感を感じる、
あの瞬間が、大好きでした。

声には、
コミュニケーションを簡単に図れる便利さはもちろんありますが、
ヒトの奥深い場所にある想いの代弁を、
時には言葉にならずとも発し、
伝えることができる可能性を持っているモノだとも思っています。

性質も特徴も全く違うそれぞれの声が混ざり合い、
紡ぎ出す一体感とエネルギーは言葉にできないほど、心地よいです。

Photo: Takashi Okamoto

これからも、
声帯という恵まれた機能を持っていることに感謝しながら、
自分の体そして発声について、太鼓と向き合う様に、
じっくりと向き合っていきたいです。

Photo: Takashi Okamoto

 

次回の道ブログリレーも
お楽しみに!

Photo: Takashi Okamoto

 

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「道」ブログリレー11: “ヤツ”の正体/齊藤栄一

“ヤツ”の正体

演出の裕くん(船橋裕一郎)から、「道」の大太鼓の登場シーンで踊りを踊って欲しいと相談を受けた時は、正直少々戸惑いました。

『LION』で踊りっぽいことはやってるけど、他にはここ10年以上も舞台でやってないし…

演出ノートによると ”謎の僧” の様な存在がゆったりとした動きで舞いながら、大太鼓の屋台をステージに導いて来ると云うもの。

Photo: Takashi Okamoto

バックに流れる曲は『HITOTSU』(作曲: 狩野泰一氏)で、ダークな雰囲気を醸し出して欲しいとのこと。

責任重大だよねぇ。「道」と銘打った公演で、鬼太鼓座時代からのメイン演目の一つ・大太鼓を導いて来なきゃならないんだから、そのエネルギーは並大抵のものじゃない。

なので先ず ”謎の僧” の正体を考えました。

Photo: Takashi Okamoto

この僧は鬼太鼓座から現在に至るまでのメンバーの汗と涙。そして色々な形で関わってきた沢山の人々の様々な思い。それらがドロドロとしたガスとなって漂っていたものが集まって形になった存在に違いないと。

その僧を呼び出したのは、歴史をバトンタッチされた若い太鼓打ち達。

この先進むべき「道」を模索するにあたって、僧を召喚して大切なことを学ぼうと。

これまでの「道」を知った上で、先に進もうと。

Photo: Takashi Okamoto

そこでこれまで習ってきた郷土芸能(岩崎鬼剣舞・梁川金津流獅子躍・大償神楽・鬼太鼓)などのエッセンスを振り付けに取り入れて、この ”謎の僧” を表現してみようと思ったのでした。

ここまでは2018年の「道」です。

そしてこの「道」を再演するにあたり裕くんから新たに出されたお題は、例のシーンに〔舞楽〕を取り入れたいと云うこと。

なぜ舞楽なのか、どういった狙いがあるのかは演出の裕一郎くんに聞いてください。

さて〔舞楽〕は言わずと知れた古典中の古典。1200年以上の歴史を持ち、宮廷や寺院で舞われて来たものです。

今回は〔蘭陵王〕と云う故事に由来するイケメン武将の話の舞を教えて頂いたのですが、まぁ舞を習う上でのあれやこれやの話はまた別の機会にするとして、栄一的に問題なのはキャラクター設定が真逆だと云うこと。

前回のドス黒いガスから召喚された”謎の僧”に対して、あまりにも清く神聖なのです。

Photo: Erika Ueda

なので今回の ”謎の僧” の召喚された意味とキャラ設定を考え直さなければなりません。

 

2018年の「道」で歴史や人々の思いを知った上で、さぁ新たな「道」を切り開くぞっと張り切っていたメンバー。

しかし色々と知ることによって、逆に悩み迷い始める…

そこに現れたのが今回の ”謎の僧”。

Photo: Takashi Okamoto

彼らの迷いや纏わりついている余分なガスなどを断ち切ってくれるのが彼の役目。

そうして浄化された世界の中で、新たな大太鼓の音が打ち込まれる…

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto…まぁ2018年の「道」は『温故知新』で2019年の「道」は『不易流行』って感じ。

ダラダラ書いてきたけど、なんだ、一言で云えるんじゃん。

と云う訳で、今回の「道」は再演ではありますが、演目に込められた『思ひ』には相当な違いがございます。

静かな舞ではありますが、大太鼓にも勝るとも劣らないエネルギーを注いで臨んでおります。

ですので、前回ご覧になられた皆様。今回の公演を決して逃してはなりませぬ。

また前回をご覧になっていらっしゃらない皆様。DVDが販売されております。

2019「道」を生でご覧頂いた上で、前回作との違いをお楽しみ下さいませ。

Photo: Takashi Okamoto

それでは劇場で皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。

次回の道ブログリレーは
「発声/大塚勇渡」
お楽しみに!

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演目図鑑WEB版「HITOTSU」[前編]

演目図鑑WEB版「HITOTSU」[後編]

「道」ブログリレー10: 初ツアー/新山萌

初ツアー

皆さん、はじめまして。
準メンバーの新山萌です。

Photo: Erika Ueda

私はこの「道」が初ツアーになります。

ずっと立ちたかった舞台、
着たかった半纏。

いざそれを目の前にすると、なんとも言えないワクワク感、喜び、緊張、時々恐ろしい気持ちにもなります。

Photo: Takashi Okamoto

お客様の前に立つと、自分が太鼓を通して何ができるか、何を伝えられるか、何を与えられるかというもう一人の自分が私に問いかけてきます。

それは今までもこれからも、考え続けていく事だと思っています。

Photo: Takashi Okamoto

日々変わっていく気持ちや音。

それを表現できるのが、今回の道ツアーの新曲「有頂天」です。

作曲者で先輩の裕貴さんはこの曲に対して、「その日その時の空間や気持ちを大切に。」という事をいつも言ってくださいます。

Photo: Takashi Okamoto

今の自分にしか出せない音や届けたい想いを、ステージで嘘偽りなく表現し、お客様に伝わる時に初めて私が鼓童で半纏を着る意味があると思っています。

これが私がこの曲、このツアーで大切にしている事です。

日々変わっていく音を、ぜひお楽しみ下さい。劇場でお待ちしております。

次回の道ブログリレーは
「“ヤツ”の正体/齊藤栄一」
お楽しみに!

Photo: Takashi Okamoto

 

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「道」ブログリレー09: 大太鼓/中込健太

大太鼓

Photo: Takashi Okamoto

2016年だったか、2回目の道のツアーのあとだったと思う。

浅野太鼓の専務さんが佐渡に、台の修理に来られてた時に
大太鼓の張りの状態を、一人でチェックしているところに偶然居合わせました。

指で革のぎりぎり淵のほうを小さく叩いて響きをじっと聞いている姿が印象に残っています。

これは、鼓童に、最初に自分が手掛けた大太鼓だ。と教えてくれました。

大太鼓を、まるで自分の子の様に気にして愛情をかけておられるような、ずっと何十年前の仕事を、今も気に留めておられるのを目の当たりにした時、ああ、職人さんの仕事は一生、残る仕事なんだなあ…と改めて気づきました。

一生どころか、この太鼓は、世代を超えて何百年も、残っていく、ものなんだろうなと気づきました。

Photo: Takashi Okamoto

木のいのち。

この太鼓は太鼓になるまでにも何百年もの時を過ごし、太鼓になってきたんだなーと、
そして、今偶然、自分がこの大太鼓に出会って、なんでか、はだかになって、沢山の人前にでて、さらされ、叩いているという不思議。

その瞬間、気の遠くなるような時間の流れを一気に感じ、なにかはっと目が覚めるような思いがしました。

Photo: Takashi Okamoto

なんか、自分がちっちゃいなー!と思い、フレーズとか構成とか、自分なりの大太鼓とか考えて、ごちゃごちゃ悩んでいたのがアホらしいな!と思えてきたのを今も鮮明に覚えています。

とにかく、無目的に、自分の行いそのものになるまで叩き続けろと太鼓に言われた様な気がしました。

歴代の大太鼓打ちが叩き込んできたこの大太鼓。その恩恵をうけながら。

Photo: Erika Ueda

先人たちたちが作り上げてきた音、

職人さん達の力

大木と、革になった牛。

と、自分の身体ひとつ。

一音に導かれながら

毎日が、道の途中です。

一歩一歩、一打一打、

とにかく、進んでいくしかない。と、

腹を決めて

面白がって叩いています。

その日、その場所でしか感じられない何かを
ぜひ劇場で味わっていただけたら
嬉しいです。

Photo: Takashi Okamoto

中込健太

次回の道ブログリレーは
「初ツアー/新山萌」
お楽しみに!

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「道」ブログリレー08: 雪代(ボナン)/鶴見龍馬

雪代ゆきしろ(ボナン)

ボナンという楽器を知ってますか?

Photo: Erika Ueda

二幕の最初の曲「雪代」で僕が演奏している金属の小さなゴングのような楽器、これがボナンです。
もとはインドネシアのガムラン音楽で使われている楽器で、鼓童の舞台では比較的よく使われている金物楽器の一つです。

Photo: Takashi Okamoto

独特の音色のする楽器で、並べる音によって不思議な雰囲気を作ることができ、色々並べて遊んでみるとなかなか楽しい楽器です。

さて今回このボナンが使われている「雪代」ですが、静かな中にボナンの音色、太鼓の低音、そして三管の篠笛のメロディーが聞こえる遼太郎作曲の綺麗な曲です。

 

Photo: Takashi Okamoto
僕も初めて聞いた時は聴きやすくて何かグッとくるいい曲だなと思って聞いていたのですが、演奏してみるとなかなか厄介な癖のある曲でした…

うーん。難しい。

二幕頭の僕はこの「道」公演の中で1番緊張してると思います。

Photo: Takashi Okamoto是非そんな一人一人のシーンごとの緊張感なんかも感じながら公演を楽しんでもらえたらと思います。

それでは劇場でお待ちしてます!
是非ご来場下さい!

次回の道ブログリレーは
「大太鼓/中込健太」
お楽しみに!

Photo: Takashi Okamoto

 

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「道」ブログリレー07: 鼓童の音/米山水木

鼓童の音

2019年「道」…。

私は2015年鼓童準メンバーだった時、「道」が初舞台でした。あれから、あっという間に5年経ち…

私の体内(=私の太鼓人生)の中に、様々な形で「鼓童のDNA」がゆっくりと、じんわり入ってきました。

そして「鼓童のDNA」は、今でも途切れることなく毎日のように少しずつ入ってきます。

Photo: Erika Ueda

「精進」「鍛錬」「継承」「進化」(=自己研鑽)これら4つが日々私の身体を通して様々な方法で鍛えられ、そして太鼓の音となってたくさんのお客様に「鼓童の音」を届けています。

この5年、様々な出会いや別れがありました。その貴重な経験を通して自分の中に入ってきた「鼓童のDNA」が私を作ってくれています。

「屋台囃子」は、まさにその「鼓童のDNA」を持った演者による代表演目です。

Photo: Takashi Okamoto

私は、締太鼓(地打ち)を打っています。曲全体を引っ張る、重要な役割です。

 

私は締太鼓を打っている時、「鼓童の原点」を強く感じます。真っ直ぐ、ただひたむきに、全力で自分の全てを出し切る!!

「自分超え」をしている感じです。

Photo: Takashi Okamoto山口幹文、齊藤栄一、見留知弘のようなベテランメンバーが歩んできた「道」と、若手メンバーの私達が歩んでいる「道」……。

その2つが舞台上で融合する瞬間、どんな事が起こるのか……!

私は毎回ワクワクしています!!

Photo: Takashi Okamoto

皆様、劇場でお待ちしております。

ぜひ、ご来場ください!!

次回の道ブログリレーは
「 雪代(ボナン)/鶴見龍馬」
お楽しみに!

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北京大学訪日研修/宮﨑正美

 

国際交流基金からのご紹介で、「北京大学現代日本研究センター訪日研修団」の方々がたたこう館にいらっしゃいました。

北京大学現代日本研究センター博士課程 第14期生20名のみなさんです。

 

 

せっかくの機会ということで、鼓童研修生2年生も交流をさせていただきました。

研修生も各自、自分の名前だけは中国語で覚えて言えるように、来館直前まで練習して臨みました。

 

いよいよたたこう館へ来館。

皆さんにこやかで、こちらのたどたどしい「ニーメンハオ!」という挨拶に笑顔で答えてくださいました。

研修生の自己紹介では、名前を漢字で書いた紙を手に、中国語で自分の名前を言うと、ひとりひとりに大きな歓声と拍手。

発音に苦戦していた研修生もホッとした表情。

 

 

北京大学の学生と鼓童研修生で輪を作り、みんなで叩く最初の一発はとても勢いのある音でした。

ワクワクしている様子がうかがえます。

太鼓を叩いた後の響きを聴くように伝え、もう一度叩くと、とても集中して耳を澄ませています。

その後も、終始楽しく太鼓体験を行いました。

 

 


やまいもくん、ぶたばなちゃんにも触れてもらい、太鼓体験の最後は、研修生による屋台囃子。スタンディングオベーションで、みな大興奮に終わりました。

 

 

その後、続けて鼓童文化財団専務理事菅野より鼓童の歴史について、財団の取り組みについて、など講義の時間を設けました。

終了後、質疑応答では、時間いっぱいまで、積極的に手があがり、日本の文化や太鼓の歴史について、とても貪欲に質問されていました。

 

お礼に、と北京大学のグッズをいただきました。

品格ある木製のしおりでした。

 

謝謝!

 

 

太鼓でお見送りのあと、研修生みんなの大きな声「再見!」…届きましたでしょうか。

 

7月には「鼓童ワン・アース・ツアー2019~螺旋 中国ツアー」があります。

ワン・アース・ツアーとしては19年ぶりの中国本土へ。

北京での鼓童公演にもぜひ、足を運んでくださいますように。

 

 

2019年7月鼓童ワン・アース・ツアー2019〜螺旋(中国)