太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

船橋裕一郎
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
〈未来とは今である〉という言葉があります。
私たちは昨年、創立40周年を迎え、自らの歴史に学び、広範な方々との繋がりを共に分かち合う中で、今この時の精一杯を積み重ね、現在に続く未来を切り拓いてきたことを体感しました。一年を通し、国内各地での記念ツアーや「交流学校公演」はじめ「佐渡宿根木公演」、浅草での「歩」、東京交響楽団との共演「いのち」、オーチャードホールでの「創立40周年記念公演」「刻の結ひ音」、「アース・セレブレーション」、新たなCDやDVD、音源アルバムの発表、オンラインでの太鼓指導「鼓童 太鼓の学校」をスタートさせる等、様々な企画にて、お客様に音を届けることができました。コロナ禍により、北米ツアーの断念、国内の公演においても客席数の制限が続くなど厳しい状況のなか、多くの皆さまのご支援と応援のお言葉に力を与えて頂き、このような充実した活動ができましたこと、心より感謝申し上げます。
冒頭の言葉に思いを馳せ、新たな年の初めを迎えた本年は、回数を重ね、作品の磨きをかける「鼓」「童」ツアーに加え、新作「翔走」、「ミチカケ」、そして同じ新潟県を拠点とする日本初の公共劇場専属舞踊団〈Noism〉との共演など、様々な挑戦が控えております。各地にて皆様との再会、新たな出会いを楽しみに、鼓童50年そして100年先の未来へと向かい、今この時を精一杯に、佐渡から各地へと旅を続けてまいります。
本年が皆様にとって良い一年になりますよう祈念するとともに、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

2022年1月
太鼓芸能集団 鼓童
代表 船橋裕一郎

 

株式会社北前船 代表取締役社長 洲﨑拓郎

あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナ禍の影響が続いた一年ではありましたが、それでも創立40周年記念公演をはじめ、多くの活動を再開する事が出来ました。ひとえに皆様の応援によるものであり、深く御礼申し上げます。
40年間、日本や世界各地の様々な土地を訪れ、たくさんのお客さまに拍手をいただきました。そしてそれは同時に日々違う会場を訪れ、バスや飛行機に揺られて移動を続ける、地道な日々の積み重ねでもありました。そうした中で見えてきたのは、訪れた土地の人々の、やはり地道で実直な営み。その姿は、本当に多様で豊かでした。メディアやインターネットでは殊更に伝わってくることがない、ささやかなひとつひとつですが、かけがえのない大切なものと感じます。
私たちは旅を続け、その多様な営みに触れ、太鼓の力をもってお互いを結び合わせることで、すこしずつ「共感」を生み出してきました。
いまその多様な営みは、新型コロナによって圧迫されています。罹患のリスクのみならず、様々な制限から生じるメンタルへの負担、生産や物流、経済の回復も不透明なままです。そうした不安が続く時代だからこそ、私たちはこれからも「共感」を拡げていき、支え合い助け合うことが出来る、「ひとつの地球」を目指してまいります。
どうか、引き続きのご支援、ご声援のほどお願い申し上げます。

2022年1月
株式会社北前船
代表取締役社長
洲﨑拓郎

 

公益財団法人 鼓童文化財団 理事長 五十嵐実

五十嵐実
新年、謹んでお慶び申し上げます。
何時も鼓童グループに多大なご支援を賜り、誠にありがとうございます。
昨年も新型コロナ感染症はなかなか終息する気配を見せず、私たちの芸能活動に多大な影響を及ぼしました。私たち財団もコロナ対応の継続を余儀なくされ、アース・セレブレーションはオンライン開催となり、活動は大きく制限を受けることになりました。世界を舞台にする私たちにとって新型コロナはその活動の土台に大きな影響を与えるものでした。
一方、そのような状況下においても、私たちは諦めることなく、新たな挑戦を続けていく一年であったと思っています。鼓童グループの力を合わせ、オンラインの「鼓童太鼓の学校」は大きな反響を呼び、新たに世界の人々に太鼓の魅力を届ける機会となりました。
また、たたこう館(佐渡太鼓体験交流館)におきまして、「新たな出会いがあるところ 心地よい会話が生まれるところ」をコンセプトとした、ぬくもりを感じられる「T’scafe」を開設することができました。
今後も皆様との交流の機会を広げていくと共に、新型コロナに負けず、太鼓によって人と人、人と自然を繋いでいくことを目的に更なる活動に邁進していきたいと思います。
本年が皆様にとって良い年になることを祈念し、また、益々のご支援を賜りますようお願いいたします。

2022年1月
公益財団法人 鼓童文化財団 理事長
五十嵐実