シネマ歌舞伎「幽玄」/北林玲央

シネマ歌舞伎「幽玄」

先日、全国の「シネマ歌舞伎」で上映されている『幽玄』を観てきました。

Photo: Takashi Okamoto

実際に自分が出演している舞台を映画館で観るというのは、とても不思議な気持ちでした。

何より、玉三郎さんと同じ舞台に立ち、空間を作り上げるこができたことが、自分にとって大変貴重な経験でした。

Photo: Takashi Okamoto

「根底的な、理論なり、修練なりが十分に備わっていないと、何かが安定しないのです。」

この作品を通して、玉三郎さんから頂いた言葉です。

Photo: Takashi Okamoto

頭を使うことが苦手で、演奏のことだけを考えてしまいがちな僕ですが、

「作品を作る」ということをしっかりと理解した上で、「自分がどういうあり方なのか」をわかってなければいけない。

そしてそれを表現するだけの技術が必要だと・・・

Photo: Takashi Okamoto

実際に映画館でみた時
そこには「幽玄」として出来上がった作品がありました。

Photo: Takashi Okamoto

演奏していた時に感じていたものよりも、大きな世界がありました。

Photo: Takashi Okamoto

そして、その世界を作っている玉三郎さんがいました。

Photo: Takashi Okamotoもっともっと舞台人として、成長したい。

出演者側からの大変個人的な話になってしまいましたが
「幽玄」は10月17日までの公開です。

是非、観に来て下さい!


幽玄|シネマ歌舞伎特別編 詳細
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/41/

幽玄パンフレット博多座版販売中↓

価格: 1,852円(税抜き)
販売場所: シネマ歌舞伎 特別篇『幽玄』上映館

WEB「松竹歌舞伎屋本舗 公式通販サイト
WEB「歌舞伎屋本舗 楽天市場店

※本プログラムは2017年舞台公演時に販売されたプログラムと同様の内容となっております。

上映劇場(2019年10/17まで上映!)

都道府県 上映劇場(お問合せ先)
北海道 札幌シネマフロンティア
011-209-5400
岩手 フォーラム盛岡
019-622-4770
青森 フォーラム八戸
0178-38-0035
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宮城 MOVIX利府
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秋田 ルミエール秋田
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山形 フォーラム山形
023-632-3220
山形 鶴岡まちなかキネマ
0235-35-1228
福島 フォーラム福島
024-533-1717
東京 東劇
03-3541-2711
東京 MOVIX亀有
050-6861-0135
東京 MOVIX昭島
050-6861-0325
東京 109シネマズ二子玉川
0570-077-109
神奈川 横浜ブルク13
045-222-6222
神奈川 川崎チネチッタ
044-223-3190
神奈川 MOVIX橋本
050-6865-6065
神奈川 109シネマズ湘南
0570-016-109
千葉 MOVIX柏の葉
050-6865-3401
千葉 京成ローザ10
043-225-6355
千葉 シネマイクスピアリ
047-305-3855
埼玉 MOVIXさいたま
050-6865-4351
埼玉 MOVIX三郷
050-6861-4255
埼玉 MOVIX川口
050-6861-5410
埼玉 109シネマズ菖蒲
0570-040-109
茨城 MOVIXつくば
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栃木 MOVIX宇都宮
050-6865-3235
栃木 109シネマズ佐野
0570-019-109
群馬 MOVIX伊勢崎
050-6865-3212
新潟 イオンシネマ新潟南
025-385-8787
長野 アイシティシネマ
0263-97-3892
静岡 MOVIX清水
050-6861-0045
静岡 TOHOシネマズ浜松
050-6868-5011
愛知 ミッドランドスクエアシネマ
052-527-8808
愛知 MOVIX三好
050-6865-2601
愛知 ミッドランドシネマ名古屋空港
0568-39-3911
石川 イオンシネマ御経塚
076-269-0740
三重 109シネマズ四日市
0570-051-109
大阪 大阪ステーションシティシネマ
06-6346-3215
大阪 なんばパークスシネマ
050-6864-7125
大阪 MOVIX堺
050-6864-7093
大阪 MOVIX八尾
050-6865-3405
大阪 109シネマズ箕面
0570-001-109
兵庫 神戸国際松竹
078-230-3580
兵庫 MOVIXあまがさき
050-6865-3717
京都 MOVIX京都
050-6865-3125
奈良 シネマサンシャイン大和郡山
0743-58-5111
岡山 MOVIX倉敷
050-6864-7076
広島 八丁座
082-546-1158
鳥取 MOVIX日吉津
050-6861-9015
島根 T・ジョイ出雲
0853-24-6000
山口 MOVIX周南
050-6865-3091
愛媛 シネマサンシャイン大街道
089-986-6633
香川 イオンシネマ宇多津
0877-49-8450
福岡 福岡中洲大洋
092-291-4058
福岡 T・ジョイリバーウォーク北九州
093-573-1566
熊本 熊本Denkikan
096-352-2121
鹿児島 鹿児島ミッテ10
099-812-6662

五鬼元気コンサート/藤本吉利

五鬼元気ごきげんコンサート

来たる10月27日(日)、新潟県燕市で活動されている分水太鼓ぶんすいだいこさんの30周年記念公演に、容子と二人で出演させていただきます。

分水太鼓の皆さんとは「酒呑童子しゅてんどうじ」のご縁もあって、親しくなりました。入場は無料です。エキサイティングな舞台になること、間違いなし。是非、ご来場ください。

Photo: Takashi Okamoto

小木港祭り/三浦友恵

Photo: Ryotaro Leo Ikenaga

8月24日(土)、25日(日)に拠点の佐渡・小木地区で「小木港祭り」が開催されました。

Photo: Ryo Tamura

毎年、鼓童は小木の皆さんにアース・セレブレーションのお礼の気持ちを込め、祭りに参加させていただいています。

山車を引き、太鼓を打ちながら小木の町をまわり最後に木崎神社に奉納演奏します。木崎神社に入る前は、祭りを終わらせたくない人と早く木崎神社に入りたい人との攻防戦。戦いは長期戦でした・・・。

今年は山車のロープ、キャスター、花飾り用の竹を新調し、小木祭り太鼓の会としても新鮮な気持ちで参加しました。

Photo: Ryoma Tsurumi

Photo: Ryotaro Leo Ikenaga

小木町の皆さんから声をいただくと、鼓童は本当にたくさんの方に支えられているんだなと再確認するとともに、気持ちを新たに9月からのツアーも頑張ろう!という気持ちになりました。

Photo: Ryotaro Leo Ikenaga

「春風」配信から1ヶ月!/住吉佑太

少しずつ、朝夕が涼しく感じられるようになってきました。アツい夏も、もうすぐ終わりですね。鼓童はすでに、新たな作品や舞台に向かって進み始めています。

鼓童提供楽曲の第一弾「春風」が配信されてから、約1ヶ月が経ちました。

予想以上の反響に、私たちも驚いています。本当にありがとうございます。

今日は、この「春風」という曲について、私たちが大切にしていることを、音楽的な解説も踏まえながら、少しお伝えできればと思っています。

まず、この曲を作るときに心がけたのは、「誰もがやりたい!そして、できそう!」と思えるキャッチーなものでありながら、尚且つやってみると意外と難しくて、やりがいを感じられる曲にすることです。

この曲を難しいと思うかどうか、それがアンサンブルの質を左右する、大きなターニングポイントになるかと思います。リズムやメロディーを追って演奏できるようになる、そこがスタート地点です。

この曲の基本のノリは、三つ打ち、ドンドコと呼ばれるもので、いかにも和太鼓らしいリズムでもあります。

ドンドコとドンツンだけで聴かせられるようになって一人前
by 今海一樹(元プレイヤー 現舞台監督) ※ドンツンというのは、この曲の韻パートがやっているような、4分音符の強拍を打ちながら、8分音符の裏間に弱打を入れるフレーズのこと。

という言葉があるように 笑

ドンドコのノリには、とても奥深いものがあります。

地域によっても、いろいろなニュアンスがありますし、世界中の民族音楽の中にも、ドンドコに似たリズムがたくさんあります。

では「春風」の場合、どういうドンドコを打つべきなのか。
それは打ち手のセンスに任せられているわけですが 笑

まず、担ぎ桶以外のリズムをよく聴いてみましょう。

韻パートのドンツン、それから締太鼓のツクテケ、そこに大間のキメが入ってきます。

音像としては、ドンツンの方が前にあって、ツクテケが軽やかにバックに流れている中で、低音のキメが入ってくる感じですね。

それを包括したドンドコのニュアンスにしていく必要があります。

意外と大切なのが、ドンドコの間に入ってくるドンドンという8分音符です。

ドンドコ ドンドコ ドンドコ ドンドン
というフレーズが続きますね。

このドンドンの裏拍のニュアンスが軽くなりすぎると、曲としても滑っていってしまうし、キメのリズムとも馴染みが悪くなってしまいます。

この裏拍を、しっかり重めに入れていくことが、この曲の推進力に繋がります。

私たちはよく「重めに入れる」という言い方をします。それは「遅めに入れる」のとは違います。太鼓というのは、『ドン』の組み合わせでしかありません。

その一音にどれだけの情報を詰められるか、ということが演奏の充実に繋がっていくわけですが、『ドン』の情報というのは、意外にもその音が出てくる以前のプロセスや、音と音の間にあったりします。

表拍にくる『ドン』と、裏拍にくる『ドン』をしっかり打ち分けるためには、どうすればいいか。

口唱歌で書くならば
『ドン』『スットン』となりますね。

ここで大切になってくるのが、「重心」と「踏み」です。

自分の重心が、重力方向に対して下がっていく途中にアタックのタイミングがあるのか、上がっていく途中にあるのか、それによって「音の向き」が決まってきます。

表拍に『ドン』とくるときは、重心が下がっていく途中にアタックがあると言えます。(厳密には違うんですけど、文字だとそこまでお伝えできないので、そういう書き方をさせて頂きます。詳しくは実際にお会いできるときに!笑)

裏拍に『スットン』とくるときは、逆に重心が上がっていく途中にアタックがあることになります。

この『スッ』の部分は「踏み」になるわけです。この「踏み」をしっかりとることで、音を「重めに入れる」ことができます。キメのリズムは、まさにそのことが大切になってきます。

ドン ウン ウン スットン スットン ウン ウン ト ドン
と続いていくわけですが、この休符の部分にこそ、音を充実させていく秘密が隠れています。

この一音一音の「音の向き」と質感について考えてみると、また新しい価値観が見えてくるかもしれません。

アンサンブルを揃えるというのは、音が出ている部分だけを揃えることではありません。そうすれば自ずと、それぞれのリズムのニュアンスが見えてきます。

例えば、[A2]の担ぎ桶の4拍目の裏、
ドンドコ ドンドコ ドンドコ ドンドン

キメのリズムの4拍目の裏
ドン ウン ウン スットン

同じタイミングで鳴っています。

よっぽどの事情がない限り、そこの「音の向き」は揃えたいですね。そういうふうにして、アンサンブルの質を高めていきます。それに加えて、どういった表現をするか、ということも大切になってきます。

目線は?意識のベクトルは?

今このシーンは誰を見せたいのか?

体の中心の開き具合や、胸の角度を少し変えるだけでも、見えてくる印象が大きく変わります。

前に出てくるときに、体の中心(眉間や胸)を開きながら出てくると、実際の距離以上に前に出てきた感を出せます。逆にバッキングにいるときは、いい意味で背景としてそこに存在できれば、見た目の奥行きにも繋がります。

そうすると、フォーカスがはっきりしてきますね。

全体的にぼやっと伝えるのではなく、シーンの切り替わりをはっきりさせることで、メリハリのある演奏になっていきます。

他にも、私たちが大切にしていることはたくさんあるのですが、文字でお伝えするのも難しいので、今日はこのへんで…

引き続き「春風」を、楽しみながら深めて頂けると嬉しいです。

私たちも、毎日深めていく稽古ばかりです。

「これでできた!」ということはありません。

だから、いつまでもやり続けられるのかもしれませんね!

今日お伝えしたのは、あくまで私の価値観です。

絶対にこの通りやった方がいい!というわけではありません。
正解や不正解という話ではなく、太鼓を通じて、お互いの価値観や感覚をすり合わせていくことが大切だと思っています。

そのとき、皆が共有できる話題やきっかけに「春風」が為り変われたなら…
それ以上に嬉しいことはありません!!

また皆さんと、太鼓の話ができる日を心待ちにしています!

プレイリスト|春風

 

<メイン動画>
春風 Shunpuu(正面)https://youtu.be/ojhbnndvkBI
春風 Shunpuu(アングル色々 ver.)https://youtu.be/JnuYwpJUY7w

↓ぜひ演奏の仕方など研究してください🎵
春風 全パートMIX: https://youtu.be/RDZsrXYmA78
春風 平胴太鼓・締太鼓 https://youtu.be/gyFiQIuZdwA
春風 篠笛 https://youtu.be/AfKe7fZJi_U
春風 長胴太鼓 https://youtu.be/RNIPtl6rsWE
春風 担ぎ桶・ジャンガラ https://youtu.be/SsAgjwaF8BY

鼓童提供楽曲とは

鼓童提供楽曲、始めます

ケンタタクユウタタク2019/住吉佑太

ケンタタクユウタタク2019

Photo: Erika Ueda

「タタク」という行為

ただそれだけをむき出しにしたようなパフォーマンス

何を「タタク」か、という外的要因に捉われず、
「タタク」行為そのものにおける内的要因
自分たちの魂の震えを表現することだけを目的とした

完全即興演奏

自分たちが何を「タタク」か分からない

https://www.kodo.or.jp/cms/wp-content/uploads/2019/08/IMG_0536.mov

そして、それをただ面白がる

無邪気で粗暴でありながらも
家族への愛を忘れない、2人のパパたちによる音楽…笑

Photo: Erika Ueda

ケンタタクユウタタク2019
遊びに来てください!!
踊っていいよ!!

 

特別フリンジ「ケンタタクユウタタク2019」