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心の芯に「芸術的要素」を/坂東玉三郎氏インタビュー


坂東玉三郎氏インタビュー
心の芯に「芸術的要素」を

2016年8月 鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより
文◎伊達なつめ 写真◎岡本隆史

Photo: Takashi Okamoto

──芸術監督就任当初(2012年)は、「和太鼓にはバリエーションが多いわけではないから」と苦労されている様子でしたが、次々と新しい表現が生み出されていますね。

玉三郎 「今日まで出来るだけのことをしてきた」という感じです。正確には「ないもの」を出すというより「ある」ものをそのままではなく展開させて幅を広げる作業になったということでしょうか。『大太鼓』『屋台囃子』『三宅』といった、鼓童のレパートリーを代表する太鼓の曲を沢山聴いていて、今後の為にもさらに新曲があった方がいいのではないかと思い、新しい音楽的なものを模索してきました。私は全てを譜面で伝えていくわけではないので、はじめから「こういうものを創ってほしい」という設計図を示すことはしてきませんでした。鼓童のメンバーが出してきた音を「この音と、この楽器を組み合わせて」やってみては「あ、ぜんぜん合わなかった、こちらの方が良いなあ・・・」などと言いながら、現場で創ってきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

その結果、徐々に新しい音が出て来たのでしょうか。それともうひとつは、これまでなかった新しい楽器の組み合わせや使い方、この楽器を加えたら、あるいはこの太鼓の音を前に出さずに、後ろに持って行ったら、どれだけ融合して聞こえるか、といったことを試してきました。

Photo: Takashi Okamoto

──ワン・アース・ツアー『混沌』(2015年初演)で登場した太鼓奏者によるドラム演奏など、実にユニークでした。

玉三郎 同じ打楽器でも、奏法も音の性質もすべてが異なるドラムを使ってみることで、その後元に戻った時に彼らの耳に聞こえる太鼓の音が違ってきたことが、とてもよかったと思っています。たとえば一度旅に出て戻ってくると、自分が住む場所の違った面が見えてくるでしょう。それと同じことを、彼らも感じられるようになってきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

──「ちょっとドラムに挑戦にしてみた」という次元とは異なり、「プロの太鼓打ちがドラムを演奏するとこうなる」という新たな楽器の解釈を提示していました。

玉三郎 そこまでいかなければ、お客様に失礼ですから。もちろん今回はプロのドラマーのようには出来なくても、鼓童ができる範囲で、最善のものをお見せしなければなりません。そのために、ここに至るまで3年間かけて稽古してきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

──新たに挑戦する楽器の習得に3年をかけ、来年初演の新作の稽古もすでに始まっている。時間の取り方にゆとりと計画性がありますね。

玉三郎 僕自身、俳優として舞台に立つようになってから認めてもらえるまでには、多くの年数がかかりましたし、中国の伝統演劇である昆劇に出演した際も、最低、5、6年は必要でした。フランスの太陽劇団(テアトル・ドゥ・ソレイユ)だって、ひとつの作品を創るのに稽古に2年間もかけているわけです。シルク・ドゥ・ソレイユだって、きっとそうでしょう。本来作品創りというのはそういうものなんです。

──プロの演奏家でありながら、別のジャンルの音楽に挑む姿勢もユニークです。たとえて言えば、チェロの演奏家が胡弓を弾くようなものですよね。

玉三郎 クラシックのチェロの専門家は、人前では胡弓の演奏はしないでしょうけれど、鼓童はとにかく余裕があればやれるところはやってしまわなければならないのです。「やれないでしょう・・・」と言わないで「やれるでしょ?」って最初に言ってしまうんです・・・(笑)。そうするとみんな、だんだん出来るようになっていくんです。そもそも『三宅』(伊豆七島の三宅島)だって『屋台囃子』(埼玉県秩父市)だって、地方の芸能として演奏されているものを、舞台用にアレンジしてきたわけですから。鼓童はそうやって、あらゆる音を自分たちの音色にしてきたのです。ですから今後も、そういうことをして行かなければなりません。

Photo: Takashi Okamoto

──来年初演の新作『幽玄』は、『アマテラス』に次ぐ玉三郎さんと鼓童との共演第2作目、能の世界を鼓童の音色で表現しようという新たな挑戦ですね。

玉三郎 先年打ち手のみんなに、今後はどんなものをやりたいの?・・・と聞いてみたら「日本のものをやりたい」というのです。それじゃあそうしましょう・・・ということになりました。ただ「日本ものはとても難しいよ・・・」とだけは言いました。どこかで古典の専門家の目に触れるでしょうし、様式も技術も、どこまで掴めるかはわからないにしても、「やるんだ」「突き抜けたい」という思い込みだけでは出来ませんからね。お客様にお見せ出来るだけの、練り込む時間がないといけないでしょうね。お能の様式そのものは使えないですから、自分たちが使ってきた楽器で、能や歌舞伎の囃子方では使わない楽器で、稽古をしていかなければなりません。同じ楽器を使ってしまえば、専門家の方が素晴らしいに決まっているわけですから、自分たちの楽器を使って、表現できるように稽古しています。

Photo: Takashi Okamoto

──締太鼓ひとつとっても、能や歌舞伎の大太鼓と似ているようで違うし、違うけど似ているという…

玉三郎 音色が不思議な感じですよね。めずらしさも、新しさも必要ですし、稽古をしていると想像もつかないところにいくんです。それに『幽玄』というからには、謡も入った方がいいかなと思って、ここ5年間くらいやっている発声練習を、謡に活かせるように稽古しています。毎日練習して行けば、確実に声が出て来ますし「なんでもできちゃう」というわけではないですけれど、出来ることはきちんと学んでいきたいと思っています。

──能と歌舞伎と鼓童、と聞いて、アイリッシュダンスと類似点があるタップダンスやフラメンコと競演する『リバーダンス』の一場面を思い出しましたが、そうした広がりも期待できそうですね。

玉三郎 タンゴが酒場のコミュニケーションから生まれてきて、後に芸術的なものに発達したのと同じだと思います。ただ、神社やお寺に集まって演奏するのと、劇場で入場料をいただいてお客様にお越しいただくものとはまた別なことですから、それとは違う線をきちんと引いた状態を保たなければなりません。このようにして、鼓童は各地の芸能に影響を受けてきましたが、デビュー当時から海外公演を多く行う中で、ブルーマン・グループやストンプ(ともにオフ・ブロードウェイを中心に世界各地で公演を続けるパフォーマンス集団)や、シルク・ドゥ・ソレイユのラスベガスのショウの「ミステール」などにも影響を与えているそうです。最近のワン・アース・ツアー『伝説』『神秘』の海外公演では、十分に受け入れられたようですが「影響を受けた海外の打楽器演奏の方が、うまく叩けている」ということにならないように「しっかりとした自覚を持つように」とみんなには話しています。

Photo: Takashi Okamoto

──35周年を迎えた鼓童の今後のことは、どうお考えですか。

玉三郎 具体的には来年(2017年)の春から、「アマテラス」に続く鼓童との共演第2作目の『幽玄』の幕が開きます。9月には、博多座での公演も予定しています。そして秋からは『打男』の日本ツアーが始まります。2009年に創った『打男』が、来年から日本と北米のツアーを回れるようになったことは、演出家としてはとても嬉しいです。佐渡に通うようになってから16年が経ちました。これまで10作近くの作品を創ってきましたが、実は思いのほか大変な作業だったんです。つまり戯曲や筋立て等の全く無いところから、打楽器演奏群の一晩の舞台(コンサート)を構成して行くのですから。自分としては出来るだけ楽しんで創っては来ましたが、お客様がどう思ってくださるかは、また別なことです。特に鼓童の古くからのお客様には、今までとは違う方向性に対する違和感もあったと思います。現在は世界情勢も経済も大変難しい時期を迎えているように思います。そうした状況下で、鼓童のみなさんも「5年後、10年後に自分たちがどうなっていたいのか」・・・ということを真剣に考える時期が来ているのではないでしょうか。

Photo: Takashi Okamoto

鼓童の「和太鼓の曲」は初めから有りましたが、これからは純粋に「打楽器の曲」として考えて行かなければならないこともあるでしょう。また大きな意味で「音楽としての曲創りの捉え方」「舞台人としての有り方」も重要になってくるでしょう。それに加えて心の芯に「芸術的要素」を持って、進んで行ってもらいたいとも考えています。また「舞台裏はお客様には見えている」ということも伝えています。「エンターテインメント」でありながら「品格」も大事なことです。自分も今後の日本の芸術の有り方などを、問い直していきたいと思っているのです。

ー2016年8月 鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより


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坂東玉三郎(ばんどう たまさぶろう)
歌舞伎界の立女形。その深遠な美意識は様々な分野でも発揮され、「ロミオとジュリエット」「海神別荘」などの作品で舞台演出家として高い評価を得る一方、映像作品「外科室」「夢の女」「天守物語」で映画監督としての才能を発揮し、大きな話題となった。2012年4月から4年間、鼓童の芸術監督に就任。2012年9月に、歌舞伎女形として5人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、また2013年にはフランス芸術文化勲章最高章「コマンドゥール」を受章した。


 

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「螺旋」公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html

全国ツアースケジュール
http://www.kodo.or.jp/oet/index_ja.html#schedule26a

12月14日(水)福岡公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161214a_ja.html

12月17日、18日 大阪公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161217-18a_ja.html

12月21日〜25日 東京・文京公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html

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鼓童サイト「幽玄」ページ
http://www.kodo.or.jp/news/20170500yugen_ja.html


年の瀬に…/船橋裕一郎


年の瀬に…

Photo: Erika Ueda

いかがお過ごしでしょうか? 今年も残すところ、ひと月余りとなりました。皆様におかれましては、どのような一年でしたでしょうか。私自身は、創立35周年という節目の年に代表に就任し、就任の挨拶文を先日書いたのでは…と思うほど、あっという間の一年でした。おかげさまで鼓童は、諸先輩や多くの先達の助けを得て、本年も広範な地域に赴き、多彩な活動を行うことができました。改めて感謝申し上げます。

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「ワン・アース・ツアー〜螺旋」も佐渡での新作稽古期間をはさみ、後半がスタートしました。サントリーホールでの初演から約3ヶ月、内容も洗練され、一部のキャスト交代を行いながら、更に充実した舞台になるよう、頑張っております。是非、会場に足を運んで頂き、太鼓の音色を肌で感じ、来る年への活力として頂けたら幸いです。

Photo: Takashi Okamoto

さて、時節柄、部屋やパソコンなど色々と整理整頓をしていた折、今年のはじめに読んだエッセイを抜き書きしたメモを見つけました。

『成長するものは変化する。そして以前より複雑になる。考え方もふるまい方も、より複雑で、重層的で、こまやかで厚みのあるものになる。』

という哲学研究者で武道家でもある内田樹氏の言葉でした。それは日本への憂いからきた言葉でした。日本は逆行していると… 急激な成長や変化には畏れや歪みを伴います。それは国内外の政治や経済状況にも顕著に反映されています。

Photo: Takashi Okamoto

ただ、本年「混沌」や「螺旋」というツアーに参加した私にとって、この言葉は、鼓童が成長し続けようとしているグループだという実感を得る言葉となりました。成長過程ゆえの未熟さはまだまだありますが、坂東玉三郎さんから鼓童に対する未来への使命を与えて頂いた作品だと感じるとともに、お客様にはより一層楽しんで頂ける舞台、音を届けていけるよう最善を尽くしていこうと思いました。

Photo: Takashi Okamoto

11月鼓童村・幽玄稽古風景

来年は「打男」北米ツアー初音ミクとの共演「道」の再演から始まり、春になりますと玉三郎さんとの共演二作目となる「幽玄」など上半期だけでも多彩な活動を予定しております。

来年もまた良い年になりますよう、そして鼓童の音が皆様にとって心の潤い、活力源となれるよう、グループ一同、精進してまいります。

太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

【新作】坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」上演決定!!
http://www.kodo.or.jp/blog/news/20161201_11506.html

「アマテラス」に続く待望の共演第二弾!

2017年5月16日(火)より…

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月30日

【鼓童村より】交流公演メンバー、いってらっしゃい!

先ほど交流公演メンバー、元気に旅立っていきました。12月新潟、愛知、千葉、東京で学校公演や特別出演、WSなどを行います。
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2016年12月11日(日)鼓童特別編成で出演「大叢…

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月6日

【米・Forbesに掲載】鼓童の記事が「Forbes」に掲載されました!

【Forbes】Kodo, Japanese Taiko Drumming Company, To Tour Across United States In…

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月6日

【WEB掲載】「カジスマ」に鼓童「螺旋」の紹介記事が掲載されました。坂本からの一言メッセージもあります。ぜひご覧ください!

カジスマ|たまった1年のモヤモヤもスッキリ!…

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月6日


ロサンゼルスで太鼓三昧!/河本唯


ロサンゼルスで太鼓三昧!

Photo: Yui Kawamoto

アメリカはカリフォルニア州・ロサンゼルスからレポートいたします。海外公演を主に担当する制作スタッフの私はこの暖かい町で育ちました。現在住吉佑太のソロ活動の序盤をサポートする為、故郷に帰ってきております。

Photo: Yui Kawamoto

アメリカ各地では日本の和太鼓の文化が浸透しており、その「アメリカらしい」和太鼓が私は大好きです。

太鼓に関わっているもの同士が一つのコミュニティーで繋がっており、お互いを支え合いながら、意見交換をしたり、新しいアイディアを生み出したりもします。そんなアメリカの和太鼓文化を住吉佑太のこれまでの活動と共に皆さまにご紹介いたします。

Photo: Yui Kawamoto

渡米して早速行ったのが浅野太鼓USAに隣接しているLos Angeles Taiko Instituteでの集中ワークショップ。サンクスギビング(感謝祭)の連休中にも関わらず、5時間の講習を満員で行う事が出来ました!

Photo: Yui Kawamoto

参加者は高校生から社会人まで年齢様々で、太鼓も経験豊富な方から、習いたての方まで多くの方に来て頂きました。住吉にとって今回はアメリカ初のワークショップ。勉強してきた英語で一生懸命指導しました。

Photo: Yui Kawamoto

ここでは複数の太鼓を使った「太鼓セット」のワークショップを行いました。締太鼓と桶太鼓のセットはアメリカでもポピュラーなスタイルでしたが、「音高の近い二つの太鼓でフレーズを奏でる」今回のワークショップでは新しい発見が出来たのではないでしょうか。

そしてアメリカの太鼓コミュニティーで忘れちゃいけないのが若き大学生! 大学の和太鼓サークルは年々増えており、実はカリフォルニア州だけで15組以上のチームが存在します。

Photo: Yui KawamotoUCLAの学食にて

アメリカ最古の大学チームは1990年に創立された私の母校であるUCLAのKyodo Taikoといいます。学生時代に和太鼓との出会いがあったから、現在私は太鼓の仕事をしているのだと思います。恩返しの意味も込めて今回Kyodo Taikoとのワークショップも実現させることが出来ました。

Photo: Yui Kawamoto

場所は大学敷地内の地下駐車場! 様々なサークルが活発に活動しているキャンパスで練習場所を探すのも一苦労。車のアラームを鳴らしながら我武者羅に太鼓の稽古に励んでいた日々を鮮明に思い出させるような時間でした。

Photo: Yui Kawamoto

アメリカに昔から伝わる「ワイン樽太鼓」も渋い音を奏でます。

Photo: Yui Kawamoto

普段日本から来たプロに学ぶ機会がない学生たちも真剣にワークショップを受けてくれて、「太鼓を叩いてこんなに楽しかったのは久しぶり」と声を掛けてもらうだけで本当にうれしい気持ちになりました。

さて、ロサンゼルスを締めくくるのはこちらの公演。満員御礼!

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ジャズやロックのテイストを取り入れながら和太鼓を奏でるOnEnsembleはアメリカの太鼓界で知らない人がいないほど大人気です。

Photo: Yui Kawamoto

OnEnsembleの皆さんとのリハーサル

彼らの演奏に加わるのは元鼓童メンバーでニューヨークを拠点に活動している渡辺薫さんとアーティストのFumi Tanakadateさん、そして鼓童の住吉佑太です。このメンバーの最大の共通点は変拍子で繰り広げる音楽的なグルーヴ。ロス滞在期間中に何度かリハーサルを行い、ついに明日が本番となります!

Photo: Yui Kawamoto渡辺薫さん

住吉佑太のコラボレーションがまだ見たい方は12月5日(月)カリフォルニア州サンディエゴにて、渡辺薫さんの新アルバム「Neo」をフィーチャーする公演も行われますのでどうぞお見逃しなく!

「Kaoru Watanabe Néo ft. Yuta Sumiyoshi」詳細
https://www.eventbrite.com/e/kaoru-watanabe-neo-ft-yuta-sumiyoshi-kodo-tickets-27792765911?aff=es2

2016年11~12月住吉佑太ソロ活動(アメリカ)
http://www.kodo.or.jp/news/20161127yuta_ja.html


「浅野太鼓」訪問/北林玲央


「浅野太鼓」訪問

Photo: Akiko Umegaki

12月に入り、だんだんと冬の寒さを感じるようになってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? こちら、ワン・アース・ツアー「螺旋」のメンバーは昨夜の新潟公演を終え、本日石川県への移動の道中、「浅野太鼓」の皆さんへご挨拶に伺いました。

Photo: Akiko Umegaki

僕は、初めての訪問でしたが、温かく迎えて頂き、特別に工場の中を見学させて頂くこともできました。改めて、動物、植物の命、そして職人さんの命のこもった太鼓を叩かせていただいていることを、実感いたしました。

Photo: Akiko Umegakiimg_6185

僕が初めて浅野太鼓の太鼓を叩いたのは3年前の研修所に入所した時です。2尺2寸というサイズの長胴太鼓だったのですが、その時、自分の精一杯の力がはじき返され、鼓童という世界の厳しさを太鼓を通して感じたのを覚えています。

Photo: Akiko Umegaki

太鼓を通して人と出会い、学び、太鼓に教わり、自分の置かれている環境に感謝です。これからも命いっぱいの音が出せるよう、精進して参ります。鼓童ワン・アース・ツアー「螺旋」は、12月の25日まで続きます。太鼓の音を感じて頂けたらと思います。

Photo: Akiko Umegaki

【螺旋】2016年12月4日(日)14:00
石川県金沢市 石川県立音楽堂コンサートホール

http://www.kodo.or.jp/oet/20161204a_ja.html

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公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html

全国ツアースケジュール
http://www.kodo.or.jp/oet/index_ja.html#schedule26a

12月14日(水)福岡公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161214a_ja.html

12月17日、18日 大阪公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161217-18a_ja.html

12月21日〜25日 東京・文京公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html

【北林玲央&大塚勇渡】ウレぴあ総研|太鼓集団「鼓童」が人を惹きつける理由とは? “イケメン若手コンビ”インタビュー&最新ライブから徹底解剖!

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【新作】坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」上演決定!!


坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」

Photos: Takashi Okamoto撮影:岡本隆史

「アマテラス」に続く待望の共演第二弾!

2017年5月16日(火)よりBunkamuraオーチャードホールでの公演を皮切りに、国内5都市にて新作公演「幽玄」を上演することが決定致しました。本作では、2006年初演の「アマテラス」以来となる、歌舞伎俳優 坂東玉三郎氏との共演を果たします!

佐渡を拠点に世界で活躍する鼓童と玉三郎氏との出会いは2000年。2003年には「鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル」で玉三郎氏の演出を受け、2006 年に「アマテラス」で初共演が実現。当代随一の立女形と、日本を代表する和太鼓グループの共演は、たちまち一大センセーションを巻き起こし、翌年には歌舞伎座で再演。2013年の再々演では東京・福岡・京都で計67公演全てが完売するという伝説の舞台となりました。

15年以上にわたり、その自由自在な発想と類い稀なる審美眼で鼓童の創作活動に大きな変革をもたらしてきた玉三郎氏。今回のテーマは「幽玄」と題し、世阿弥が見た世界を「羽衣」、「道成寺」、「石橋」など能の代表演目を題材にして表現することに挑戦します。

Photo: Takashi Okamoto 撮影:岡本隆史

不世出と評される玉三郎氏の優雅な舞いを、太鼓界を牽引し続けてきた鼓童が斬新な切り口で囃します。そこに花柳壽輔氏はじめ、花柳流舞踊家の出演も決まり、見どころに華を添えます。能の代表的な演目を題材に、玉三郎氏の舞踊が、魂を揺さぶる鼓童の太鼓の響きと、能楽にインスパイアされた妙なる音色と一体になって、奥深くも情感豊かなイマジネーションの新たな地平へといざないます。

演出:坂東玉三郎
出演:坂東玉三郎、鼓童、花柳壽輔、花柳流舞踊家

<公演スケジュール>

鼓童サイト「幽玄」ページ
http://www.kodo.or.jp/news/20170500yugen_ja.html


「やまいもくん募金」ご支援のお願い/本間康子


「やまいもくん募金」ご支援のお願い

鼓童文化財団は「寄付月間2016賛同パートナー」となりました。これは「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に、日本の寄付文化を変えていくための全国的な啓発キャンペーンとして、昨年から始まったものです。
http://giving12.jp/

鼓童を応援してくださる多くの皆様に、この機会に改めて感謝申し上げます。また、この度は「やまいもくん募金」のご案内をさせていただきます。

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「やまいもくん」は、佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)に常設されている原木太鼓のニックネームです。原木太鼓が出来上がるまでには長い物語があるのですが、奇しくも、たたこう館の開館と同じ2007年に誕生しました。以来10年間、「やまいもくん」「ぶたばなちゃん」の2台の原木太鼓は、たたこう館のシンボルとしてお客様をお迎えしてきました。

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原木太鼓について
http://www.sadotaiken.jp/?p=862

そして今、10年間叩かれ続けた「やまいもくん」の革には、両面ともに破れ目ができてしまい、講師のしんちゃんせんせいが小さな皮を貼って応急処置をしながら、なんとか持ちこたえている状態です。

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たたこう館では今年の始めから募金箱を設置して、張り替えのための募金をよびかけさせていただき、今月までに来館者の皆様より総額で約7万円のご支援をお寄せいただきました。

「やまいもくん」の面の直径は最長部分で約140cmあり、張替えの費用はおよそ100万円かかりますが、張替えは来館者の少ない冬の間に行いたいと考えているため、来年1月に決行することにしました!

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「やまいもくん募金」へのご協力を、ネットを通じて広くよびかけさせていただきます。
直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。

一定額以上の募金をいただいた方に差し上げられるよう、お礼のグッズも企画中です。(詳細はもう少しお待ちください。)

ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html

 


近藤克次さんが鼓童村にいらっしゃいました/松田菜瑠美


近藤克次さんが鼓童村にいらっしゃいました

11月22日、鼓童創設メンバーの一人で太鼓奏者の近藤克次さんが、来年太鼓芸能生活40年を記念して開催されるコンサート「苦打楽打」の稽古のために佐渡にいらっしゃいました。午前中は、齊藤栄一としっかりと打ち合わせを、、、とのことで譜面を広げていましたが、ドンドンドコドコ、いつの間にか文字通り机を叩いて「打ち合わせ」になっていました。Photo: Narumi Matsuda

二人とも、真剣ながら楽しそうです。

午後は、稽古場に場所を移して太鼓を使った稽古でした。稽古場に入るなり手際よく太鼓を準備して、最小限の会話で瞬く間に曲の通しが始まりました。鼓童でもお馴染みの曲なのですが、「28年ぶりに合わせました」と克次さん。時間の経過を感じさせない、息のあった段取りに、集中した打ち込み、的確な直し、とても貴重な場に立ち会わせていただきました。

Photo: Narumi Matsuda

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翌日は、佐渡の劇場で行われた「螺旋」公演にもお越しいただきました。ロビーでは、鼓童の演奏者、スタッフ、研修生、そして佐渡の方々が次々と克次さんと再会! 克次さんが、かつて佐渡で過ごした濃い時間の一端を感じ、私も来年のコンサートへの想いがより深くなりました。

Photo: Narumi Matsuda
来年2月のコンサート情報はこちら!チケットは好評発売中です。
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「苦打楽打」近藤克次太鼓芸能生活40周年記念コンサート
2017年2月4日(土)15:30開演
東京都・大田区民プラザ大ホール
鼓童からの出演者:藤本吉利、小島千絵子、齊藤栄一

http://www.kodo.or.jp/news/20170204kudarakuda_ja.html


鼓童と初音ミク、初のコラボレーションが実現!「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ」


鼓童と初音ミク、初のコラボレーションが実現!

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日本を代表する二組のアーティストが交わり、これまでにない新しいステージを

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツのみならず、文化面においても気運を盛り上げ、日本文化の魅力や素晴らしさを国内外へ向けて発信するNHKが、その一環として「This is NIPPON プレミアムシアター」を開催。これは日本を代表する多種多様なコンテンツに様々な演出を加えることで、その魅力を最大限に引き出し、NHKの放送などを通じて国内はもちろん、海外に向けて発信していくものです。

今回は、「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ」と題し、歌声合成ソフトウェアとして誕生し、今やバーチャル・シンガーとして世界へ人気を広げている初音ミクと、世界中に和太鼓の魅力を伝える鼓童との初のコラボレーションを実現。日本が誇る伝統文化と世界を魅了するデジタルなステージ演出の融合によって、新風を巻き起こします。

Photo: Takashi Okamoto

初音ミクは、日本初公開の楽曲も含め、人気の楽曲の数々を披露。また、太鼓の魅力あふれる鼓童の楽曲に初音ミクが参加するなど、日本を代表する二組のアーティストが交わり、これまでにない新しいステージを繰り広げます。

また、本プログラムは東京2020公認プログラムとして実施していきます。

特設サイト:http://kodo-miku.com

This is NIPPON プレミアムシアター 初音ミク × 鼓童 スペシャルライブ

■2017年3月4日(土)、3月5日(日)東京都渋谷区 NHKホール
3月4日(土)18:00開場、19:00開演
3月5日(日)12:00開場、13:00開演

■料金:S席6,900円 / A席5,900円 / B席4,900円(税込、前売・当日共)
※ご観覧者には全員に本ライブ限定の特製オリジナルペンライトを差し上げます。特製オリジナルペンライトは、イベント当日に会場にてお引き換えいたします。チケット購入時に発券される「ペンライト引換券」を必ず会場にご持参ください。

■客席について 全席指定、1歳以上のお子様より有料となります。

■発売日・プレイガイド

先行抽選販売:2016年12月13日(火)11:00〜12月20日(火)11:00
チケットぴあプレリザーブ http://pia.jp/t/kodo-miku/(インターネット・携帯電話)

一般発売:2017年1月14日(土)10:00〜 チケットぴあ
< インターネット・携帯電話 >http://w.pia.jp/t/kodo-miku/
< 音声応答電話予約 > Tel. 0570-02-9999【要Pコード:316-825】無休 ※メンテナンス時間を除く
< チケットぴあ各店舗 > 営業時間 店舗により異なる 「チケットぴあ」店舗検索はこちら
< セブン-イレブン店頭 > マルチコピー機/【要Pコード:316-825】無休 ※毎週火・水2:30~5:30を除く
< サークルK・サンクス店頭 > Kステーション/【要Pコード:316-825】5:30~翌2:30

■お問い合わせ
ハローダイアル Tel. 03-5777-8600(8:00〜22:00無休)

初音ミク

mikuクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。2016年は、全国5都市を巡る日本ツアーを皮切りに、北米3か国10都市でのライブツアーや約4年ぶりの台湾公演を実施。12月には、上海と北京での中国大陸ツアーが予定されており、国際的な活動をしています。
公式サイト : http://piapro.net/


ニューアルバム「カデン」発売決定のお知らせ


ニューアルバム「カデン」発売決定のお知らせ

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12月21日(水)、ニューアルバム「カデン」発売が決定しました。

今回は「伝説」「神秘」「永遠」「混沌」の4作品が創造される過程で生み出された9曲を、改めて最新のハイレゾ環境でレコーディングしています。

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舞台で演奏される中で練り込まれた楽曲を、一曲一曲丁寧に収録しました。スタジオレコーディングならではの、ひとつひとつの楽器が鮮明に浮き立つ音の世界を、ぜひお楽しみ下さい。

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以下にて、全曲試聴頂けます。

鼓童ディスコグラフィー | カデン
http://www.kodo.or.jp/discography/od018_ja.html

お求めは、来月【12月21日】以降の鼓童公演会場ロビー、もしくは鼓童オンラインストアまで。
http://www.kodo.or.jp/store/

カデン Kaden

jacket_front_data坂東玉三郎演出作品「伝説」「神秘」「永遠」「混沌」。様々な創造活動の中から生まれた楽曲より9曲を、最新のハイレゾ・オーディオにてスタジオ収録しました。
オリジナル開発楽器「奏」の演奏から始まり、昼夜の狭間に漂う笛の音、締太鼓が生み出す音の連なり、ドラムセットとの格闘のような競演へと続きます。クライマックスは6名が19分を超えて20台の楽器を奏でる「カデン」。それぞれの楽曲に込められた、精緻な構成の妙が織りなす、あらたな舞台空間の様な音世界です。

【アーティスト名】鼓童

【収録曲】
1. 青天
2. 夕闇
3. 去来
4. ときのま
5. 九界
6. 夜霧~朝焼け雲
7. 綾織
8. カデン
9. 炯炯

【収録】2016年9月 ソニー・ミュージックスタジオにて収録
【発売日】2016年12月21日
【価格】3,240円(税込)
【メディア】CD、ダウンロード、ストリーミング
【製品番号】OD-018
【販売元】音大工


地元愛知でのワークショップ/神谷俊一郎


地元愛知でのワークショップ

Photo: Takashi Okamoto

今年の9月からスタート致しました交流公演も残す所12月のみとなりました。日々、刺激を頂いている交流公演で今回僕が初挑戦した事があります。それは「ワークショップ」です。

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今まで東京都文京区や、くにたち市で「太鼓体験ワークショップ」をさせて頂いたのですが、今回は何と「経験者向けワークショップ」を地元愛知県小牧市の「福厳寺」で、12月10日に開催させて頂く事になりました。まだ3年目という新米にこのような機会を与えて下さった「福厳寺」の皆様には感謝の気持ちしかありません、ありがとうございます。

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このワークショップは「大叢山福厳寺 秋葉大祭」というお祭りの、一つのイベントとして行われます。お祭り自体は12月11日の朝からなのですが、前日10日の17時から一足先にワークショップさせて頂きます。翌日11日の17時過ぎからは鼓童交流公演班で演奏をさせて頂く事にもなっております。火渡り神事に合わせての演奏等、普段の公演とは違った雰囲気になると思います。僕も初めてですので、福厳寺だけでしか感じられない空気を皆様と一緒に体感出来ればと思っております。鼓童の演奏以外にも朝から様々なイベントが行われているので一日楽しめると思います。

Photo: Takashi Okamoto

ワークショップの内容ですが、楽しく、そして難しい事をせず、でも効果を体感出来る90分となるように精一杯務めさせて頂きます。お時間のある方はお友達をお誘いの上是非お申し込み下さい。皆様とお会い出来るのを楽しみにしております。冷えますので、暖かい格好でお越し下さい。愛知でお待ちしております。
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2016年12月10日(土)<福厳寺 秋葉大祭 関連企画>鼓童 福厳寺秋葉大祭太鼓ワークショップ 太鼓経験者向け~一発打ちから早打ちまで~(愛知・小牧市)

2016年12月11日(日)鼓童特別編成で出演「大叢山福厳寺 秋葉大祭」(愛知・小牧市)


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