2年越しのリベンジ/木村佑太

2月1日にモスクワにて初日を終え、本格的にヨーロッパツアーがスタートしました!
2年ぶりに再開する人や風景、食事などを楽しみながら行きたいと思います。

前回のヨーロッパツアーについていた頃はまだ僕は準メンバーでした。その時はここでは書けないような失敗をしたりして沢山の迷惑をかけてしまっていました。怒られては凹んで、また怒られてetc. 必死に食らいついていた日々は今では良い思い出ですがあまり思い出したくないですね。笑

 

タイトルにもあるようにこのヨーロッパツアーは僕にとってはリベンジの場だとも思っています。2年前の苦しかった時期を忘れた事は一度もありません。
だからこそ「この2年間、遊んでた訳じゃないんだぞ」と。苦い経験はその土地で!!! 結局忘れられはしないと思うのですが・・・

 

海外は良いですよ〜。拙い英語で会話して伝わった時とか些細なことで楽しめます。
こんなに海外に来るのであれば、英語の授業をもっと真面目にやっておけば良かったと後悔しているきむくんでした。

 

 

 

 

 

今日の劇場はこちら (2020年2月4日)

鼓童ワン・アース・ツアー2020「Legacy」ヨーロッパツアー

 

研修所出発、それぞれの道へ/石原泰彦

1月22日。1年生が進級選考、2年生が準メンバー選考を経て、それぞれの道へ向かって研修所を出発しました。

朝のバスで、研修所を離れるメンバーが出発。
地元の皆さんも見送りに。

目指してきたのはプロの道。

とことんまで力を尽くしても、「思い叶わず」という研修生のほうが多いのが現実。覚悟してきた道ではあっても、その結果を受け止めることは、決してたやすいことではないと思います。

研修所での日々は、舞台という夢に届かなかった人にとっては、どういう意味を持つのか?研修生を送り出すこの時期に、いつも自問します。

研修所の日々

 

 

私自身の話になってしまいますが、遡ること20数年。やはり舞台を目指して佐渡に渡ったものの、準メンバーに届かず、研修生をもう1年。何とか準メンバーになり、しかし正メンバーへの壁は高く… 。そして今、研修所で研修生に向かい合う日々。

悔しさは、いまも身体が覚えています。一方で、こうして人が育つ場に身を置いて太鼓に関われることへのありがたさが、長い葛藤を経て、今は心を満たしてくれています。

石原の研修生時代

舞台という夢には届かなかったけれど、あの日々の意味は「今、この自分がいること」なのだと思っています。

 

 

 

研修所を離れた研修生。今、それぞれ懸命に次の道をつかもうとしていると思います。

悔しさ。それは、夢にありったけを注ぎ込んだ証。

そしてそれは、次の一歩を踏み出す、大きなエネルギー。

12月の発表会で

12月の発表会で

 

その悔しさは消えないかもしれないけれど、いつか人生を歩む中で、その悔しさをもっと大きな気持ちが包み込んでくれる日が来るかもしれません。

 

研修生の日直が書く日誌。日々の思いが綴られます。

 

今は、自分が力の限り夢を追った日々を誇りとして、また、力を尽くしたからこそ消えないその悔しさをしっかりと胸に、次の一歩を踏み出してほしいと願っています。

 

37-38期研修生、全員集合

 

佐渡は、雪が少ないまま立春を迎えそうです。春になると、また祭りが賑やかになります。

 

2019年春、柿野浦の祭りで地域の皆さんと

 

佐渡の皆さんは、ここにいます。研修所もいつもここにあります。

いつか気持ちがここに向いた時は、またいつでも足を運んでください。

 

旧岩首中学校の校舎。鼓童研修所として使わせていただいて、今年で25年目を迎えます。

 

 

 

修了生の声

研修所紹介ムービー

ミラクルハットでラジオ出演/藤本容子

【ラジオ】ゆめのたね放送局「As Myself」藤本容子出演
2020年2月1日(土)18時〜18時30分

ゆめのたね放送局「As Myself」はアーティスト、ミュージシャン、お坊さん、、etc、パーソナリティの谷島純子やじますみこさんのアンテナがピピンとキャッチした夢追い人をゲストに招いて、紹介、応援、トークで遊ぶ番組です。谷島さんは、古くからの鼓童のファンでいらして、私のワークショップ「Voice Circle」にも参加してくれています。

また、この日、私が話の内容に合わせてかぶって行ったミラクルハットは本当にミラクルで、何とこのラジオ局の東日本の責任者さんが挨拶に出て来てくださるなり「わあー!!」と興奮されて、ご自分のミラクルハットをいくつも持って戻ってこられて、番組が始まる前から一気に盛り上がってしまったのでした。もちろん、最後にはみんなでかぶって記念撮影:びっくりハート:

ミラクルハットはネットワークハット。愛をつなぎます。さて、お話の内容は、ただ今、感動しまくっている科学情報『細胞は音を発している』から始まりました。

私が求めてやまない、『うたの生まれてきた場所』が、魂にズドンと打ち込まれて、光が見えたようです。

だから、世界の民族の古い古い唄たちは、その細胞の音と共鳴して、私たちに時空を超えた懐かしさと励ましを与えてくれるんだなあ。

そんな、民族の唄の中から、ガーナの「テュエテュエ・ソング」を純子さんとの輪唱で唄って紹介しました。純子さんのワークショップの記憶は身体にしっかり刻まれていたのね。これも、細胞の働きだあ。

そして、ただ今制作中の鼓童企画制作によるCDのことも。

佐渡に渡って45年、今日に至るまで、佐渡からもらったさまざまな感動が、唄として生まれてきました。江戸の俗謡のような曲から、民謡、演歌、フォーク調と色彩豊かな内容となった特集です。私の3枚目にして初めての、鼓童のみなと力を合わせてのものづくりです。言葉に尽くせぬ幸せと共に、このCDが、鼓童と佐渡を柔らかくつなぐ、そんな存在になってくれますようにと願います。鼓童のツアーでも販売されますので、皆様どうぞお楽しみに!

また、私は2月8日の同番組でも再登場しまして、この時は、ミラクルハットをダライ・ラマさまにかぶってもらったミラクルレディ=エンゼルくみちゃんと一緒の出演です。細胞エネルギー全開に燃え上がる30分となることでしょう。

お楽しみください。

ラジオ詳細↓

【ラジオ】ゆめのたね放送局「As Myself」藤本容子出演/2020年2月1日(土)18時〜18時30分

二本の柱/三枝晴太

道ツアー、初日間近です。
私自身は今回で3度目の道ツアー、
ヨーロッパツアーは、初めてとなります。

演奏もそうですが、
生活や食のこと、時差や体調のことが、ドキドキです。
稽古場の通りのコンディションに持っていき、演奏することを約三カ月、踏ん張って乗り切りたい…という心持ちです。

 

今回の道の稽古期間を経て、考えさせられたのは
私たちは、パーカッショニストであるということ。

もう一つ
私たちは、鼓童であるということ。
太鼓の音を出すだけではない。

では決定的な「鼓童」とは、何か。
何が、鼓童である僕らを鼓童たらしめるのか、僕たちにしかできないことは何か。
それを、考え、追う稽古期間でした。

 

そこに、「道」という作品の力もあります。
鼓童が半世紀近く演奏してきた演目を、今の僕たちが改めて解釈して、体に刷り込んで、稽古して、
今まで積み上げているものの頂点だと胸を張って佐渡を出る。
その過程を、鼓童村では、歩んでいました。

 

まずは、ロシアで初日を迎えます、欧州ツアーLegacyはどのような舞台になるのか、
そして、終わって佐渡へ帰って来る頃には、僕たちはどうなっているのか。
さらなる、高みを目指して参ります。

 

 

 

鼓童ワン・アース・ツアー2020「Legacy」ヨーロッパツアー

 

最後の夜/渡辺健吾

僕が研修所に通うことになってからたったの1週間で、研修生はそれぞれの道へ歩む日が訪れました。

Photo: Yasuhiko Ishihara

皆で食べる最後の夕食

Photo: Yasuhiko Ishihara

道が分かれてそれぞれの思いを抱えつつも
互いにしっかり向き合って、大切な時間を過ごす

たったの1週間ですが僕が感じた研修生1人1人の思いは、自分の想像を遥かに超えた濃さでした。

喜びや悔しさ、悲しさ、苦しさ。

Photo: Yasuhiko Ishihara

1年生の太鼓で元気爆発!

たくさんの思いを胸に、それでもどうにか前に前に進んでいこうという力。

研修生とほんの少し一緒に居ただけなのに本当に大きなエネルギーを感じました。

Photo: Yasuhiko Ishihara

1年間研修生をみてきた小松崎とバトンを引き継ぐ渡辺が
唄で思いを伝える

これから僕はそんな研修生達に何をしてあげられるのか、何を伝えることができるのか…。

Photo: Yasuhiko Ishihara

研修所のどんど焼き

Photo: Yasuhiko Ishihara

皆で思いを語り合いながらバチ供養

37期と38期の思いを胸に、もっともっと研修生とコミュニケーションをとって、これからの鼓童にしっかりと繋いでいきたいと思います。

Photo: Yasuhiko Ishihara

1年生から手書きのデザインTシャツのプレゼント

 

研修生時代の渡辺(一番右)

 

研修所紹介ムービー

鼓童文化財団研修所

37期研修生修了式/小松崎正吾

 

お天気にも恵まれて、鼓童文化財団研修所第37期生の修了式が行われました。

Photo: Tomohiro Yonetani

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

言葉にならず泣き崩れても、言いたかった事を緊張で忘れちゃっても、

大丈夫。充分に伝わっていますよ。と、優しく見守る講師陣と、外部講師の皆様、演奏者、スタッフが暖かく見守ります。

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

佐渡の四季を怒涛の日々と共に越えてきた1人1人の顔、声、音は清々しく、真っ直ぐ心に届いてきます。

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

そんな音や在り方こそが、研修所が鼓童の根幹であり続け、何処にいても世代を越えて繋がり続けているものなのではないかなと思います。

舞台表現も勿論ですが、同じかそれ以上に鼓童が大切に繋いできて、

次の、そのまた次の世代まで繋いで行かなければならないものだなと感じながら、彼等の姿と音を心に焼き付けておりました。

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

Photo: Tomohiro Yonetani

 

修了生の皆さん

数々の素晴らしい瞬間に立ち会わせてくれて有難う。

数有る選択肢の中からここを選んでくれて有難う。

そして、送り出し、支え続けてくださったご家族の皆様、修了式では皆、家族への思いを口にしておりました。本当に有難うございました。

これからどの様な道に進んでも、

此処で得た言葉では到底形容し難いそれを大切に大切に。

 

いよいよ、はじまりのはじまりだ。

 

Photo: Tomohiro Yonetani

Photo: Tomohiro Yonetani

Photo: Tomohiro Yonetani

 

 

鼓童文化財団研修所

新年あけましておめでとうございます

 

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は、皆様のご支援、ご理解をいただき、充実した活動をできましたこと、改めて感謝申し上げます。また各地での台風や大雨の災害のために、今も厳しい生活を続けておられる方々へは心よりお見舞い申し上げます。

昨年、私たちは『Evolution』北米ツアーを皮切りに、19年振りとなる中国公演も実現し、国内では『道』や『交流公演』の全国ツアーを行いました。

浅草特別公演『粋』では浅草の皆様のご協力の元、お神輿を舞台に上げていただくという、夢の様な場面をお届けすることができました。

またラグビーW杯開会式や新国立競技場お披露目イベントなどを通して、多くの皆様に鼓童の音をお届けすることができました。

そして、一年の締めくくりとなった、小島千絵子芸歴40周年記念公演『千の舞』では、鼓童名誉団員・小島千絵子が、若手のメンバーとともに、壮大で美しい世界を創り上げ、多くのお客様と一体となる喜び溢れる作品となりました。

 

本年は欧州にて『Legacy(道)』を皮切りに、『交流公演』、そして待望の新作、ロベール・ルパージュ氏演出の〈NOVA〉を満を持して全国の皆様へお届けいたします。

また、吉利さん、千絵子さんに続き、私たちの現在の活動の礎を作っていただいた先輩の周年作品も引き続き企画しております。

もちろん、拠点となる佐渡でのアース・セレブレーション、宿根木公演などの活動をさらに充実させ、多くの皆様に佐渡という素晴らしい地で作られる鼓童の多彩な音を、演奏者一同、そしてグループ一丸となり各地へお届けしていきたいと思います。

本年も皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げますとともに、変わらぬご支援とご鞭撻のほどお願い申し上げます。

               2020年元旦

太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

大井キヨ子が「東京2020オリンピック聖火ランナー」に内定!/本間康子

キヨ子さんが、聖火ランナーとして佐渡を走ります!

新潟県内の聖火リレーは、6月5日・6日の二日。糸魚川市大規模火災からの復興が進む糸魚川市から出発し、佐渡では金山から北沢浮遊選鉱場までがコースとして設定されています。

新潟県ホームページ

「新潟県の聖火ランナー公募があると知ったとき、日本女子マラソンのパイオニアとして是非走りたい。応募して走りたいと胸が高鳴りました。41年前1978年ボストンで6位入賞し2時間52分34秒で入賞したときも扱いは小さかった。1979年2月に日本記録を出したときも男子と一緒に走って出した記録だから参考記録という扱いだった。女子の真のちからを信じてもらえない。今回、内定をいただいたとき『パイオニアとしてようやく認めてもらえたんだ。』と、確信できたことはものすごく嬉しかったです。」(大井キヨ子)

走ることへの特別な思いをずっと持ち続けてきたキヨ子さん。
佐渡にも聖火がやってくると知り、絶対にキヨ子さんに走ってほしい!と思っていた私は、キヨ子さんから「内定した!」と知らせていただいた時、自分のことのように嬉しく思いました。

下の写真は2011年、鼓童結成30周年を記念して、鼓童メンバー・スタッフ全員で行った「鼓童結成30周年記念・南佐渡一周駅伝」のアンカーとして走るキヨ子さん。
この駅伝もキヨ子さんの発案によるものでした。

大井キヨ子(旧姓:小幡)略歴

1957年  新潟県広神村に生まれる。高校で陸上部に所属。
1975年 鼓童の前身「佐渡の國鬼太鼓座」にランナーとしてスカウトされ入座。舞台稽古と共に、ランニングのトレーニングを積む。ボストンマラソンに同行し、前年優勝者のゴーマン美智子氏に出会う。
1976年 ボストンマラソンに初参加。以後毎年、計5回参加。
1978年  ボストンマラソン女子の部6位入賞。
1979年  別府大分毎日マラソンに女子として初めて参加し、女子マラソンの最初の日本記録(2時間48分52秒)を樹立。

1979年別府大分毎日マラソン

1980年 女子マラソンの功績を認められて、「森田たまパイオニア賞」を受賞。
1981年 「鼓童」結成に参加、「双蓮華(そうれんげ)」などの演目で鼓童初公演に参加。

双蓮華

1982年 舞台メンバー(当時)の大井良明と結婚、独身者ばかりのグループの中で初めて家庭を築いた。舞台活動を離れてスタッフ業務に取り組む傍ら、3人の子供を育てる。

鼓童の本拠地だった真野町大小にて (撮影:太田順一)

2007年頃より 地元の民謡団体「小木さざ波会」に所属。「佐渡おけさ」「小木おけさ」「相川音頭」など佐渡民謡の踊り手となる。近年は地元の小中学校の生徒への踊りの指導も行っている。

小木小学校にて

佐渡で防寒用の着物などにほどこされた「刺し子」に出会い、長年にわたり巾着などの小物をはじめ、のれん、タペストリーや舞台衣装など様々な刺し子作品を制作。佐渡島内の愛好者を対象として、定期的に刺し子教室を開催している。
2009年 「佐渡が育んだ木綿文化の海外交流事業」としてイギリスで刺し子の展示や、キルト研究者との交流を行う。
2012年 山口県周防大島で刺し子のワークショップと講演を行う。
2019年 第44回日本手工芸美術展覧会にて「雪女(ゆきめ)」と題した刺し子作品2点が入賞。

こちらもぜひお読みください

機関誌『季刊鼓童』2019年11月秋号より、Free Talk『継続は力なり』大井キヨ子

まもなく千の舞!/住吉佑太

まもなく「千の舞」公演です!

Photo: koji

この公演を、千絵子さんの周年をみんなで祝うだけの
ほんわかゆるゆるイベントだと思い込んでいる、そこのあなた!!(笑)
それは違います!!

Photo: koji

もちろん千絵子さんの周年を記念しながらも
鼓童にとってもまったく新しい
バキバキに尖った斬新な舞台になっております!

Photo: koji

音楽監督の遼太郎の音楽に加え
ゲストの木村俊介さんの音楽
そこに今の鼓童の音を重ねながら
試行錯誤を繰り返し、作り込んできました。

Photo: koji

そして、それに呼応する千絵子さんの
素晴らしい踊りと表現力。

稽古なのにセッション。

これは僕がこの稽古期間に一番強く感じたことです。

稽古なのにセッション。

今回の作品は
音楽も踊りも
即興パートがたくさんあります。

Photo: koji

Photo: koji

その時々で違う音になり、それが踊りに現れる。
私たちの普段の舞台では
「全部即興で!」
みたいなことは少ないのですが
今回は、ゲストの木村俊介さんのお力添えも頂きながらの
大即興大会です!笑

Photo: koji

面白すぎ!

一夜限りの舞台
お見逃しなく〜!!

 

 


2019年12月23日(月)19:00開幕!
鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)

鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)

【”千の舞”への道】高まる期待/阿部好江

一夜限りの「千の舞」、まもなく本番を迎えます。

Photo: koji

千絵子さんの想像力と世界観、それを実現させるためのエネルギーにはいつも驚かされます。そして、その日のために皆んなで準備をしてきました。全員で集まれる日はごくわずか、それでもゆっくりじっくりと温めてきました。

時間をかけ、それぞれの呼吸を合わせていく一体感。一夜ではもったいないですね。
木村俊介さんの楽曲も素晴らしく、是非皆さんに聞いていただきたいです。

Photo: koji

切なくうっとりするメロディーから、土着感のあるリズムや笛の音色、そこから情熱的に展開していく力強い音楽が、物語全体に躍動感を与えてくださっています。

その他にも、鼓童メンバーの新曲で初お披露目のものがたくさんあります。普段のツアーではできないような曲もありますので、この機会にどうぞお見逃しなく。

Photo: koji

私はその中で、声を担当しています。時に音楽の一部として、時に千絵子さんの心情を表します。

表現の振り幅が大きくて難しいところもありますが、とてもやりがいのあるチャレンジに感謝しています。

Photo: koji

文京シビックに行くのも何年ぶりかな。いや、何年どころではありませんね。随分ご無沙汰しております。

初めてお目にかかる方も多いかと思いますが、是非文京シビックホールでお会いしましょう。「千の舞」、乞うご期待です。


2019年12月23日(月)19:00開幕!
鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)

鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)