小島千絵子 鼓童名誉団員
プロフィール
1976年「佐渡の國鬼太鼓座」に入座。1981年「鼓童」創設メンバーで、太鼓中心の舞台の中で独自の舞踊の世界を切り拓いている。鼓童の舞台と同時に女性3人のユニット「花結」を立ち上げ、さらに新たな出会いを求め、ソロ・パフォーマンス「ゆきあひ」などを展開。国内外のアーティスト、太鼓グループとの共同制作を繰り広げている。2006年「アマテラス」で初代アメノウズメを演じ、鮮烈な印象を残した。2012年、鼓童名誉団員に選定。同年、文化庁文化交流使としてヨーロッパをまわる。2012年より4年間「鼓童佐渡特別公演」の演出を務める。2021年鼓童40周年特別公演「刻の結ひ音」演出。また道成寺物語をもとに太鼓と舞の舞台作品を作り、2015年には初の写真集『襲の清姫物語り』を発表した。近年は長年培ってきた日本文化に根ざした舞や踊り、自身の代表演目「花八丈」を題材に各地でワークショップを展開、女性ならではのしなやかな太鼓表現をテーマに力を注ぐ。
2019年、芸歴40周年記念公演「鼓童 千の舞」を開催、一期一会の舞台をDVDに残し発売した。
[参考リンク]鼓童オンラインストア「芸歴40周年記念公演「鼓童 千の舞」」
略歴
- 1998年
- ソロのパフォーマンス・シリーズ「ゆきあひ」をスタート。
- 1996年
- 伊藤多喜雄氏の北海道ツアーに参加、以後ジァンジァン、野毛大道芸フェスティバル他の会場で多数共演。
- 1992年
- 女性3人の唄と踊りのユニット「花結(はなゆい)」結成。出演の他、演出構成を担当。
- 1990年
- 津軽手踊り大会にて「審査員特別賞」を受賞。
- 1988年
- 初めてのソロ公演「花まつり」を東京・六本木のアトリエ・フォンテーヌで行う。
- 1986年
- インドネシア・バリ島の舞踊を習うために一人旅。
- 1981年
- 鼓童結成に参加、舞台の中心メンバーとして踊り、衣裳を担当。