鼓童オリジナル楽器「韻-Hibiki-」/鼓童オンラインストア(&健太メッセージ)

いつもご利用いただきありがとうございます。鼓童オンラインストアです。

ただいま全国各地を巡演中の「巡-MEGURU-」公演。

その公演の中で何度も目にするのが、鼓童オリジナル楽器「韻-Hibiki-」。

低音の音色がベースやソロ演奏などに幅広く活用できる太鼓です。

今回こちらの太鼓について「巡-MEGURU-」公演出演メンバーの中込健太が熱い想いを語ってくれました!

中込健太より

韻の魅力はもちろんその豊かな低音です。

私はこの太鼓を叩く事が多いのでなんというか、相棒のような、一緒にふざけあえる仲のいい友達みたいな存在ですね!かわいい頼りになるやつです。

鼓童の様々な楽曲を支える欠かせない太鼓です。一見ソロをとる太鼓脇にいる事が多い太鼓ですが曲のグルーヴを生み出すとても大事な役割を担っています。

今回、巡公演では
嬉しいことにこの韻がかなり使われています。こんなに韻の様々なノリやユニークなビートが楽しめる公演は珍しいんじゃないかなと個人的には思っています。

単体でビートを出すこともできますし
太鼓セットの一つとして組み込まれて使われている事もあります。

そういった意味でも、ただベースを担うという役割だけではなくて、この響きを生かす楽曲や、奏法はこれからどんどん新しく生まれていくんだろうなと感じています。

夏のアース・セレブレーションには電子桶太鼓に対抗した原始桶太鼓として韻のドンツンのノリを基本に、ガラクタや、割れたシンバルを加えてみんなを踊らすハチャメチャサウンドを生み出してみたりしました。

太鼓と遊びながら韻の可能性を面白がって広げていきたいですね!

「韻-Hibiki-」についてのお問い合わせはこちらからどうぞ!
http://store.kodo.or.jp/?pid=129329794

また「巡-MEGURU-」オリジナルグッズも公演会場、またオンラインストアにて販売しております。
お気軽にお問い合わせください。
http://store.kodo.or.jp/

三宅/中込健太

「大太鼓」はもちろん思い入れが強いけど

「三宅」もまた自分にとって大事な太鼓だなと改めて思いました。

Photo: Erica Ueda

新人の頃なんとかツアーについて舞台に上がるきっかけをもらったのは「三宅」という演目だったし、他の稽古全然しないで三宅ばっかり叩いてて他の曲に全然入れない時期もあった。

三宅のソロをやる中で自分を爆発させる、野生化させる事に目覚めたのかもしれない。

(見留)知弘さんや(小田)洋介さんがこの演目を通じてなんもできない新人の自分を目覚めさせた。

Photo: Erica Ueda

挫折感を味わって、なんもできないとき、研修生同期で三宅島芸能同志会のカズが『一緒に三宅叩こうぜ』と誘ってくれて、津村さん一家にお世話になり叩きまくる中で自分が再生していった。

彼らの炸裂する音にまた目を覚まされた。

身体の調子が悪い時は「三宅」叩いてると治る。

Photo: Erica Ueda

何かがはじまろうとしているときには「三宅」を叩く機会がどこからともなくやってくる。

佑太が新しく、演出をすることになり、一緒にやろうと言ってくれたとき、その演出のなかで「三宅」をまた新たにアレンジして叩いてほしいと頼まれ今回「祭宴」というタイトルで自分たちなりの三宅を作った。

Photo: Takashi Okamoto

これまでふりかえれば太鼓が自分を鍛えあげ、導いてきた。

Photo: Takashi Okamoto

今回新たな気持ちで巡という作品に向かっていますが

また「三宅」が、自分の肉体と精神を侵食しはじめています。

Photo: Heday Masuda

Photos: Takashi Okamoto, Heday Masuda, Erika Ueda


中込健太

Kenta Nakagome

2004年研修所入所、2007年よりメンバーとして活動。舞台では主に太鼓を担当。「大太鼓」や「屋台囃子」など力強い太鼓を得意とし、パワフルでエネルギー漲る演奏が魅力。心優しく、幅広いお客様に慕われている正統派の太鼓打ち。2015年「アース・セレブレーション」ではイラストレーターの黒田征太郎氏、ドラマーの中村達也氏とライブペインティング「炎」を開催、2016年「鼓童村コンサート」の演出を務めた。
2017年、「道」「交流公演」「初音ミク×鼓童スペシャルライブ」出演。「アース・セレブレーション」でBRAHMAN、梶原徹也氏、EIJI SUZUKI氏と共演。「幽玄」「坂東玉三郎がいざなう鼓童の世界」で玉三郎氏と共演。2018年「Evolution」ヨーロッパツアー参加。若手メンバー指導にも力を注ぎ、作曲も行う。

中込健太プロフィール
https://www.kodo.or.jp/meguru/member/kenta

いよいよ「道」国内ツアー/井関直美

Photo: Erika Ueda
Photo: Erika Ueda
ただ今、京都府中丹文化会館でゲネプロ中。じっくりと稽古を重ね、熟成させてきた今回の「道」。各地の会場でお待ちしております。

Photo: Naomi Iseki

鼓童特別公演2018「道」全国ツアー

 

公演スケジュール

10月7日三鷹で「交流公演」開催します/中込健太

10月7日(土)三鷹市公会堂での「鼓童交流公演」はゲストに明星学園和太鼓部の皆さんをお迎えします。今回の出演者の中込健太も卒業生の一人です。健太からのメッセージが到着しました▼▼▼


気がついたら卒業して13年がたっていました。

昔の自分はどんな気分で叩いていたのかなとふりかえってみたり。
太鼓が叩きたくて明星に入り、
やはり太鼓が叩きたくて佐渡にわたりました。

今の和太鼓部の音はどんな音がするのか、
ぼくらの太鼓は、かれらにどんなふうにひびくのか。

なつかしい土地で叩けることがうれしい。
この日限りの、みんなの気分の音を楽しんでいただけたらと思います。

楽しみです。

中込健太

「交流公演2017」〜ゲスト出演 明星学園和太鼓部〜2017年10月7日(土)東京都三鷹市 三鷹市公会堂

奇才、中込健太/住吉佑太

彼は演奏者でありながら、作曲家である。
その独自の音楽性と魂は、
多くの人を魅了してやまない。

彼の楽譜は常に斬新で、前衛的である。

例えば、この強弱記号。

「おとこっしも(漢ッシモ)」

通常は「ff フォルテシモ(最も強く)」という音楽記号が用いられるが

その数百倍の音量と魂をもって、
演奏してもらいたい。

そんなときに用いられるのが、
♂(オス)の形を使った記号
「おとこっしも」である。

これは音響学的な音量だけでなく、
精神面や太鼓との向き合い方を考えさせられる
そんな記号なのかもしれない。

最終的にはこんな感じになる。

おとこっししししししも!

単純計算でも
何億倍、何兆倍もの音量を!ということなのだが
これまた、音響学的な問題ではなく
精神性を問われているのだ。

真摯に太鼓と向き合い
全身全霊で
死ぬ気で打ってほしい。

メゾピアノからの音量レンジの幅は計り知れない。

もう1つ
彼の楽譜における最大の特徴を挙げてみよう。

例えばこの譜面。

まさかの、休符にまで「アクセント」が
ついているのだ。

彼曰く「能のコミという概念から着想を得た」
とのことだ。

「コミ(込み)」というのは
能において、次の演奏や動きに移るときに、
気を込めて取る、沈黙の間や呼吸
ある種の「タメ」のようなもので、
「コミをとる」というふうに用いられる。

このアクセントがつけられた休符は、
ただの休みではない。
ドンドン ウン!
ここで強く、この休符に気を込めてほしい。

音と音の間に音楽がある。

そのことを痛感させられる楽譜表現である。

ちなみに彼の曲は
ほぼすべての拍にアクセントがついている。

アクセント記号を書く手間1つにしても
楽譜からすでに彼の魂が感じられるのだ。

彼の楽譜には
様々な挿絵が用いられている。

楽譜をめくるのが楽しくなるような
ストイックで強烈な曲調とは、
いい意味で関係のない挿絵たちは
演奏者の気持ちを和らげてくれるだろう。

ちなみにこの犬は
ほぼすべての楽譜に登場している。

かなり思い入れのあるキャラクター
なのかもしれない。

そんな奇才、中込健太の曲が
今年の夏もECで披露されます!

ぜひ、夏は佐渡へ!
お待ちしてます!!

 

アース・セレブレーション
https://www.earthcelebration.jp/

ほかイベント盛りだくさん!