2024年 浅草公会堂で初演を迎えた新作「とこしえ」より6曲を収録しました。
“音が生まれる瞬間、音が音楽になる瞬間にフォーカスをし、音楽や構成を作りました。
佐渡や鼓童村の稽古場、そして旅で訪れる各地が、わたしたちを音で包み、音楽を作らせ、太鼓に向かわせてくれます。
その音楽が、絶え間ない自然の営みの中に立ち上がり、そしてまたしじまに還るように、私たちの存在も、いまいるこの場だけが、生きているこの瞬間だけが独立して存在するのではなく、意識できないほど、長く大きな流れの中にあり、さらに続いていくのだと感じています。”
前田順康(鼓童/「とこしえ」演出)