みんなの声/小野田太陽

Photo: Eri uchida

2019北米「Evolution」ツアーの第2、第3公演は、僕にとって馴染みの深いバークレーで行いました。

Photo: Yui Kamiya

地元サンフランシスコも大学も近いこともあり、本当にたくさんの方が応援に来て下さいました。2公演ともカーテンコールでは予想もしない大きな声援を頂き、不覚にもうるっと来てしまいました。

Photo: Takashi Okamoto

11月の公演の時もそうでしたが、知人の前で演奏するのが一番緊張します。昔の自分を知っている人の前ほど、成長したところを見せなきゃと気負ってしまいます。ただ今回は下手な事は考えず、素でいれました。成長しているだろうと信じて、いつも通りを目指しました。

Photo: Takashi Okamoto

ツアーも序盤で、課題はまだまだいっぱい出てきますが、全部受け止めて、クリアして、前へ前へと向かいます。

頑張ります!

そのためのエネルギーは、みんなの声援に乗って届いて来ましたので、、!

Photo: Takashi Okamoto

Photo: Yui Kamiya

サンフランシスコ太鼓道場さん、サンノゼ太鼓さん、太陽のご家族と。

「鼓童ワン・アース・ツアー2019〜Evolution」北米ツアー(Kodo One Earth Tour 2019 Evolution)


「Evolution」北米ツアーがはじまります!/西田太郎

鼓童の演奏者は33名。年齢も21歳から68歳までと、さながらひとつの大家族といった趣です。
この面々がその時の舞台にあわせて、都度都度いろいろな顔ぶれで舞台をつとめています。

だからきっとそれぞれに関係性とか距離みたいなものがあるんだろう。じゃあ、鼓童公演のご感想でしばしばいただく、「一糸乱れぬ」「息の合った…」「チームワーク」などといったものは、いったいどこから生まれてくるんだろう?

今日は2ヶ月続く北米公演の、現地でのはじめての作業の日。

Photo: Takashi Okamoto

 

まだ新しいラスベガスの劇場は、お馴染みの歓楽街から少し離れた再開発地区に建てられたアール・デコ様式の建物。クラシックやジャズ、ロックの世界的なアーティストが出演する本格的な劇場です。

 

Photo: Takashi Okamoto
Photo: Takashi Okamoto

時差ボケと闘いつつ、ツアーメンバー総掛かりで日本から届いた楽器の荷ほどきに始まり、長旅のあとの太鼓のコンディションのチェックと、初日の舞台の仕込み(と、あとは書きだすとキリがない、こまごまとした長いツアーのための準備を)を行いました。

 

Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto

重い楽器を持ち上げたり、太鼓の革を締め上げてチューニングしたり、本番での楽器の位置を決めたり。そんな作業や、打ち合わせや確認作業の合間の何気ないやりとりの中で、たがいの呼吸を感じあい、探りあっているのが伝わってきます。これも大切な、ツアー初めの作業だったのですね。

Photo: Takashi Okamoto

「鼓童ワン・アース・ツアー2019: Evolution」北米ツアー初日、幕は間もなくあがります。
鼓童でもこの顔ぶれだけが生みだせるグルーヴ、どうぞ確かめにいらしてください。

 

Photo: Takashi Okamoto
Photo: Takashi Okamoto
Photos: Takashi Okamoto

「鼓童ワン・アース・ツアー2019〜Evolution」北米ツアー(Kodo One Earth Tour 2019 Evolution)




北米「螺旋」ツアー出発!/内田依利

Photo: Eri Uchida

出発前日から急に真冬の景色となった佐渡を脱出し、カラッと澄み渡る青空の東京へ。

いよいよ私にとっては1年ぶりの長いツアー、そして最後のツアーに出発します。

「螺旋Evolution 」は2年前の35周年サントリーホールでの初演を皮切りに、国内、ヨーロッパとツアーをしてきて3度目の再演です。

その中で毎回少しずつメンバーも変わり、その度に1つ1つの曲の理解や解釈を話し合い、試行錯誤して深めてきました。

Photo: Koji Miyagi

今回も稽古に入ってから、メンバーそれぞれ巡、交流公演、道、研修所など、それぞれの場所で一年培ってきた音をだしていました。

同じ曲で作品だからこそ、新たな発見があり、深みが増していくとはこういうことなのかもと思わされました。

初演の時はあまり意識していませんでしたが、「螺旋」とは、鼓童のあり方のような気も勝手にしています。

基本を大切に初心に戻りながら、新たなことに挑戦し、また同じだと思うところに戻ってきたと思ったら螺旋状に一段上の階にいるような。

この一年研修所に行っていて、みんなと久しぶりに音を出すからこそ、自分にはそれをはっきり感じられたような気がしました。

この二ヶ月のツアー、またどんな出会いがあるのか楽しみです。

初日はラスベガスから!

毎公演新鮮な気持ちで、その場所でベストの音を届けてまいります。

See you soon!

Photo: Eri Uchida

「鼓童ワン・アース・ツアー2019〜Evolution」北米ツアー(Kodo One Earth Tour 2019 Evolution)

欧州 Evolution ツアー千秋楽!/高城テシュネみお

9週間に及ぶ欧州Evolutionツアーの千秋楽をロシアのモスクワで無事迎えることができました。

Photo: Mio Teycheney-Takashiro

2,500名を超す大勢のお客様に「ブラボー」のお声がけを頂きながらツアーを締めくくることができ、大変幸せでした。ヨーロッパ各地で公演にお越しくださった皆様ありがとうございました! また2年後にお会いしましょう!

制作スタッフ:高城テシュネみお

 

ツアーメンバーは、
石塚充中込健太内田依利蓑輪真弥小松崎正吾住吉佑太地代純鶴見龍馬渡辺健吾池永レオ遼太郎大塚勇渡三浦友恵木村佑太平田裕貴渡辺ちひろ

交流公演とワン・アース・ツアーと/平田裕貴

Photo: Yuki Hirata

只今「ワン・アース・ツアー」でヨーロッパ各国を巡っています。

昨年一年間の僕は「交流公演」ツアーで、
小中学校や高校をまわって演奏していました。

そして今回、初めての「ワン・アース・ツアー」。

そこにあったのはあの時と同じ感覚。

Photo: Mayumi Hirata

リハーサル後、開場を待つホールは
演奏者のエネルギーで満ちている。

開場して、そこにお客様が様々なエネルギーを
持ってやってくる。

そのエネルギーに満ちた空間で
僕たちは音を鳴らす。

演奏者が投げたエネルギーのボールを、
お客様は拍手や歓声で投げ返してくれる。

それを受けて、さらに僕たちが
次のボールを投げる。

Photo: Mayumi Hirata

舞台と客席とのキャッチボールの繰り返し。

あれっ、これって、
体育館で子どもたちと感じていた、
あの感じと同じ…!

Photo: Takashi Okamoto

ワン・アース・ツアーと、交流公演。

2000人の大劇場と、学校の体育館。

スタイリッシュな白い衣装と、
馴染みの濃紺の半纏。

チケットを買って劇場に
足を運んでくださるお客様と、

なんだかよくわからないけど
突然やって来た太鼓のお兄さんお姉さんたちの
演奏を観る児童・生徒の皆さん。

かっこよくライティングされる舞台上と、
数台の照明があてられるだけの
シンプルな体育館。

Photo: Mayumi Hirata / Takashi Okamoto

パッとみた感じ、いろいろな違いがある
それぞれの空間。

でもそこにあるのは、私たち演奏者と
観てくださるお客様の
エネルギーのキャッチボールの繰り返し。

それが渦巻いて、さらに大きな大きなエネルギーが
生まれる、あの感じ。
そこには違いも、特別なことも何もない。

どんなスタイルの舞台でも変わらないものを
大切にして、今日も音を鳴らします。

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