石川さゆりさんの「45周年記念リサイタル」に出演します/石塚充

この度、ご縁があって、石川さゆりさん45周年記念リサイタルに出演させていただくことになりました。素晴らしい機会をいただき、心より感謝申し上げます。長年日本を代表する歌手でありながら、常に今よりもっと良い歌を、もっともっと良い音楽を、と追求されている石川さんの真摯な姿勢を目の当たりにし、そしてそれを支える超一流のサポートアーティストの皆さんに囲まれ、感激すると共に大変身の引き締まる思いでおります。

私たち鼓童もしっかりと華を添えられるよう、精一杯努めさせていただきます。お楽しみいただければ幸いです。

石川さゆり「45周年記念リサイタル」に鼓童、和楽器演奏で出演決定!(名古屋、大阪、東京)

石川さゆり「45周年記念リサイタル」

《名古屋公演》2017年10月7日(土) 昼の部開演13:00 / 夜の部開演17:00
会 場:    愛知県芸術劇場
お問い合わせ: 鵜飼興業 ☎052-221-1166
鼓童出演者:  山口幹文、見留知弘、船橋裕一郎、石塚充、草洋介、三浦友恵、山脇千栄

《大阪公演》2017年11月3日(金・祝) 昼の部開演13:00 / 夜の部開演17:00
会 場:    フェスティバルホール
お問い合わせ: キョードーインフォメーション ☎0570-200-888(10:00〜18:00)
鼓童出演者:  見留知弘、船橋裕一郎、石塚充、草洋介、三浦友恵、渡辺ちひろ

《東京公演》2017年11月16日(木) 昼の部 開演12:00 / 夜の部開演17:00
会 場:    昭和女子大学人見記念講堂
お問い合わせ: サンライズプロモーション東京 ☎0570-00-3337(10:00〜18:00)
鼓童出演者:  山口幹文、見留知弘、船橋裕一郎、石塚充、草洋介、三浦友恵、渡辺ちひろ

蛇舞/草洋介

この度の「幽玄」で、道成寺のシーンに登場する蛇を演じています。

これは玉三郎さんが演じる白拍子の化身になって登場する役、、ということで出番前は毎回緊張と興奮が入り混じった感情の中で鐘が上がるのを待っています。

もともとは石見神楽という芸能の八岐大蛇で使われる蛇の頭と胴を使用していますが、できるだけ石見神楽の動きにとらわれずに動けたらと思い、実際の蛇を観察して動きの参考にしました。(動物園にも行きましたが、佐渡の蛇も沢山見ました)

ただ伸ばすと17メートルある大蛇の胴は、舞台の床の状態や自分の体調によって毎回位置が変わり、自分が思ったように動いてくれるとは限りません。

何となく尻尾の位置などをイメージしながら動きますが、想像と違うことの方が多いです。。毎日が綱渡りです。。 公演回数も残りわずかですが、最後まで蛇になりきって演じていきます。

「鬼剣舞&大太鼓ワークショップ」開催します!/藤本吉利

京都・和知の実家は稲刈りが終わりました。もうすぐ栗が落ちてくるので、栗の木の下の草刈りを汗びっしょりになって頑張りました。皆様、いかがお過ごしですか。

さて、藤本吉利「鬼剣舞&大太鼓ワークショップ」を群馬県榛東村の「多目的スタジオ月兎園」で行います。

主催者の岡村竜司さんと2012年の佐渡・アースセレブレーションにて

皆様の参加を主催者の岡村竜司さんと共にお待ちしています。

2017年9月30日(土)
19:00~懇親会(いろんなことを語り合いましょう。)参加費¥3000

10月1日(日)
9:00~12:00 鬼剣舞 参加費¥6000
13:00~16:00 大太鼓 参加費¥6000
※ WS両方参加の場合は¥11000

※ 懇親会・WS両日参加の場合は¥18000(宿泊・食事付き)

定員15名
会場住所 〒370-3502 群馬県北群馬郡榛東村山子田2089-1
問い合わせ・お申し込み Tel. 050-3551-8107(岡村屋本舗)

▼詳細はこちら
https://www.kodo.or.jp/performance/performance_ws/5391

参考に写真をごらんください。

京都・和知での大太鼓WS。太鼓に向かうときは全身全霊!!


佐渡・小木港祭りでの鬼剣舞、〜毎年参加して踊っています。

東京・響和館での鬼剣舞WS参加メンバーと、 〜きつい踊りですが、このきつさがたまりません。あなたも挑戦してみませんか?楽しいですよ。

獅子奮迅/吉田航大

▲吉田航大

暑さもようやく峠を越え、朝夕は涼しさを感じる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。現在、博多座で連続上演中の「幽玄」にて、「獅子」を務めさせていただいております。

「獅子」をやるという話を初めて伺ったのは、研修所を修了して1ヶ月後すぐについた海外ツアーの途中でした。初めてのツアーで、天手古舞な日々の最中、「来年の作品の為」と代表、スタッフから話があり、帰国後何もわからず「かつら合わせ」に出向いたのを覚えております。

▲玉三郎さんとのお稽古

▲花柳壽輔さん/獅子のお稽古の様子(佐渡・鼓童村)

最初は、もちろん思うように毛を振ることができず苦戦しておりました。途中、玉三郎さんから「獅子をやるならば二幕は一切太鼓叩けないよ?」と心配もして頂きましたが、中途半端で終わりたくはなく、最後まで自分の役を全うしようと決めました。

そして今年の4月からは、花柳流家元 花柳壽輔さんをはじめ、花柳流舞踊家の方々に御指導して頂き、このように「獅子」として舞台を踏むことができました。

▲吉田航大/毛振り

「連獅子」とは、仔獅子(弟子)が親獅子(師)の試練に立ち向かうという物語から、古典の世界では襲名披露などで演ぜられる大曲です。今作「幽玄」の「獅子」にも、15年以上に渡って玉三郎さんからのあらゆる試練に立ち向かい成長してきた、ある意味では「鼓童の襲名披露」という思いが含まれていると、私は感じております。そのような歴史を背負うという使命感に奮い立たされながら、日々舞台に向かっております。

皆様、どうか最後まで宜しくお願い致します。

稽古・舞台写真撮影:岡本隆史

▲花柳壽輔さん(中央)、鼓童・渡辺健吾(右)、鼓童・吉田航大(左)、名古屋公演にて。

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」