鼓童ラヂオ始めます!/小松崎正吾・池永レオ遼太郎

これまで動画配信などをお届けして参りましたが、新しい取り組みとしてラヂオチャンネルを立ち上げました。(鼓童YouTubeチャンネルで配信予定)
皆さんと繋がれる時間が少なくなっている中で、家事をしながら、作業をしながら、ワークアウトしながら…鼓童の音や声で繋がって行けたら嬉しいなと思っております!

普段聞けない楽曲誕生秘話や、舞台への想い、色々なメンバーの声をお届けしたり、皆さんからの企画リクエストや、質問にお答えしたりと、様々な内容でお届けしていければと思っています。
皆さんと一緒に作っていく鼓童ラヂオに沢山の声をお寄せください!

【応募方法】

メール、鼓童インスタストーリーズ、で質問やリクエストを募集しております。
<メールはこちら> radio@kodo.or.jp
<鼓童インスタグラム・ストーリーズで投稿>配信後24時間以内のみ
https://www.instagram.com/kodoheartbeat/

【ラヂオ配信先】鼓童YouTube

https://www.youtube.com/user/KodoHeartbeat

鼓童へのご支援をお願いいたします(2020年6月1日)/太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

4月に発信いたしました鼓童緊急支援のお願いに際し、多くの方々、地域よりご支援そして応援のお言葉を賜り、心より感謝申し上げます。

引き続き先の見えない中、厳しい状況が続いておりますが、この先も皆様に太鼓の響きと音楽を届け続けられるよう、グループ一丸となり頑張ってまいります。

医療や介護の最前線におられる方々、物流やインフラを守る全ての方々への感謝と敬意を捧げます。
鼓童グループは活動を大幅に抑えておりましたが、緊急事態宣言の解除にともない、6月からの活動に向けて、準備や稽古を少しづつ再開いたしました。

日本のみならず世界中にて混乱状態となり大変な思いをされておられる方も多い中、我々のこれまでの活動の中でお届けできることは限られる現状ですが、少しでも皆様の心のご平安を祈り、これからも映像、音源、ラジオ、文章などでの発信を続けてまいります。

そして本格的な活動再開に向け、これまでの活動をしっかりと振り返り、また改めて太鼓の音を届けられるよう、前を向いてまいります。

引き続き、多くの皆さまからのご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月1日
太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

 

鼓童へのご支援をお願いいたします/太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

日頃、鼓童をご支援頂いている皆様へ、深く感謝申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大や、それに伴う様々な影響により、不安な毎日をお過ごしのことと思います。

私たちもこの冬からの出来事に大きな影響を受けております。ヨーロッパツアー10公演の中止から始まり、3年かけて準備してきた〈NOVA〉公演を中止するという大変苦しい判断をいたしました。

現在なお、今後の活動に対して厳しい予定変更が続いておりますが、鼓童グループは、今まで以上に一丸となり、この危機的な状況を何としても乗り越え、活動を継続していきたいと考えております。

是非、皆さまのご支援、ご協力をお願いする次第です。

→緊急支援のお願い
https://www.kodo.or.jp/total_support

佐渡での生活、創作、稽古、日本各地の芸能や文化を学び、旅を続け、太鼓の音を日本各地、世界各地へと届ける。

鼓童にとっての「日常」は、あっという間に失われ、様々な制約の中で、稽古や生活を続けています。

我々のような芸能を生業にする者は、こんな時に何ができるのか…
主たる活動の場であった、各地での公演の多くが無くなってしまった今、我々にできうることは何なのか。多くのメンバーが様々なアイディアを出し合い、話し合い、動き出しつつあります。

鼓童の歴史は広く深い繋がりの中で、まもなく前身の「佐渡の國鬼太鼓座」から半世紀を迎えます。各世代にわたる多くの先輩方、メンバーそして家族。また、毎年4月には鼓童の舞台を夢見て、自ら厳しい生活へと身を置くべく決心し、各地から新研修生たちが集まり、その歴史は続いてきました。

『私たちは、
太鼓とともに世界をめぐり、
多様な文化や生き方が響き合う
「ひとつの地球」を目指します』

この、<ONE EARTH TOUR>という理念の歩みが止まらぬよう多くの方々の生活が落ち着きを取り戻して鼓童の生の音にまた触れたいと思って頂けた時、すぐに音を届けられるよう、また、太鼓の響き、音楽が人の心を豊かにする一助となりますよう、グループ一丸となり、頑張ってまいります。

何卒、皆様からのお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2020年4月13日
太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

中止・延期となった公演、事業等(2020年4月13日現在)

【海外公演】
  • 3月 ヨーロッパ『Legacy』ツアー:イタリア、ポーランド、ドイツ 10公演
【国内の公演・イベント・ワークショップ等】
  • 3月「出張!たたこう館」(新潟県内)
  • 5月『鼓童佐渡宿根木公演』(佐渡・宿根木での連続公演)
  • 5月〜9月〈NOVA〉(国内9都市)
  • 交流公演、各種イベント出演
  • 県内外で予定されていた交流学校公演
  • エクサドン体験および合宿企画(埼玉県内等)
【佐渡島内】
  • 3〜7月 たたこう館での太鼓体験(国内外からの団体・個人、GW特別企画、修学旅行など)
  • 3〜7月 深浦学舎での海外からの長期滞在・合宿(フランス、アメリカ)
  • 4〜9月 海外からのクルーズ船佐渡寄港に伴う鼓童公演およびワークショップ
  • 4〜9月 エクサドン体験および合宿企画

引き続き鼓童へのご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げます(2020年10月1日)/太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

4月に発信いたしました鼓童緊急支援のお願いに際し、多くの方々、広範な地域よりご支援と応援のお言葉を賜り、心より感謝申し上げます。

私たちは感染対策を徹底しながら、少しずつではありますが公演活動を再開しております。まだまだ事態の収束や今後の予測もつきにくい状況ですが、生の音を直に届けられることの喜びを噛み締め、お客様に少しでも喜んでいただけるよう頑張って参ります。

さて、佐渡の多くの田んぼは、稲刈りを終え、風に揺れるススキの穂や色づき始めた柿の実に秋の深まりを感じます。鼓童研修生たちが育てた田んぼの稲刈りは、一足遅れてこれからとなります。

Photo: Erika

20年前、米つくりと言えば、田植えや稲刈りくらいの想像しかなかった私には、稲を植える以前の準備、何度抜いてもすぐに生えてくる草との格闘、水や畦の管理などなど、それは大変な日々だったと記憶しています。それでも仲間とともに育てた稲穂を刈り取り、ハザに掛けた日の喜び、そしてようやく食べることができた嬉しさは格別なものでした。同時に、やはりプロが作る田んぼの美しさ、収穫量、米の美味しさを再認識させられた思い出があります。 

本年は鼓童の活動自体もさることながら、研修所も1年生の入所延期に始まり、外部講師の方々の講義や出演も伴う場となる佐渡宿根木公演中止など、多くのカリキュラムやイベントの変更を余儀なくされました。そのような中でも稲はしっかりと成長し、まもなく収穫の時を迎えます。食欲旺盛な18人1年分の収穫量には到底足りませんが、きっとその味は格別であり、その収穫までの過程と実りの喜びを体感した彼らの太鼓の音、唄、踊りはそれまでとはまた違うものとなると思います。

Photo: Yasuhiko Ishihara

私は、鼓童の舞台という一つの目標に向かい、ライバルでもある仲間との2年間の共同生活の中で、悩み苦しみ自らと向き合いながら、少しずつそれでも着実に成長していく彼らの姿に感動いたします。そして、鼓童の舞台の根幹となるこの研修所をこの先も守り、支えて行きたいと思う力になります。

引き続き、多くの皆さまからのご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げるとともに、是非研修生も応援していただけましたら幸いです。

2020年10月1日
太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

引き続き鼓童へのご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げます(2020年9月1日)/太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

4月に発信いたしました鼓童緊急支援のお願いに際し、多くの方々、広範な地域よりご支援と応援のお言葉を賜り、心より感謝申し上げます。

そして、33回目を迎えたアース・セレブレーションは、現在の社会状況を鑑み、オンライン配信、クラウドファンディングによる投げ銭にてご支援を募る形で開催致しました。こちらにも多くのご支援を賜り、重ねて感謝申し上げます。おかげさまでグループ一丸となり多彩な配信プログラムに取り組み、佐渡という場の持つ力、お客様と分かち合う時間の素晴らしさを再認識し、実り多き時間となりました。佐渡にまた多くの皆さまをお迎えして開催できることを今から楽しみにしております。

さて、私たちは3月の欧州ツアーの中断以来、ほぼ全ての公演が中止、延期となりましたが、この9月より交流学校公演班が、感染症対策に細心の注意を払いながら、活動を再開いたします。多くの学校行事も中止となる中、生の太鼓の音が少しでも生徒さんの心に響いてもらえたらと思います。

Photo: Takashi Okamoto

私自身、20年前の初めてのツアーは、新潟県内の中学校を巡る交流学校公演でした。感情を表面にはなかなか出さず、それでも一番多感な中学生を前にして、初ツアーの私は、彼らの反応を感じながら、日々の公演を楽しむ余裕はありませんでした。ただ後年、大人となった当時の生徒さんに新潟の様々な公演会場で出会い「今でも忘れられない時間でした」といった言葉をかけてもらう機会が時にあります。その言葉に交流学校公演が積み重ねた歴史を感じ、当時の私が、なかなか感じられなかった喜びを二重に味わうことができます。

この度の活動自粛期間からアース・セレブレーションにかけての新たな試み、そして交流学校公演という積み重ねにより得られたものは、どちらも鼓童の大切な財産です。引き続き困難な状況は続きますが、活動継続に向け、一人一人の力を合わせ頑張って参ります。多くの皆様が少しでも太鼓の響きによって心癒され、活力の一助となるよう日々精進致します。

引き続き、多くの皆さまからのご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。

2020年9月1日
太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎