[クラウドファンディング]「いのちもやして、たたけよ。」英語版出版プロジェクト/船橋裕一郎

2023年1月、同じ新潟県を拠点とする劇場専属舞踊団Noism Company Nigata の芸術総監督で舞踊家の金森穣さんによる初めての著書「闘う舞踊団」をご恵贈いただき、とても興味深く拝読しました。そして、先月はNoismの新作舞台「Der Wanderer-さすらい人」を拝見して参りました。金森さんの演出は毎回刺激的ですが、今回は特に舞踊家井関佐和子さんを筆頭にそれぞれの身体性を前面に出しながら集団としての統一感もさらに感じさせる素晴らしい舞台でした。著書を読んだ直後ということもあり、この作品はより一層の彩りと奥行きのあるものとして私の心に残り、また同時に言葉に書き記すことの大切さを改めて感じる時間にもなりました。

今回、鼓童の英語翻訳スタッフ、メラニー テイラーさんが2011年に鼓童が出版した「いのちもやして、たたけよ。」を世界中の方々に読んでいただけるよう英訳プロジェクトを立ち上げております。鼓童の歴史を様々な視点から端的に記されているこの本は私自身が、事あるごとに読み返す大切な一冊でもあります。

メラニーさんは長年鼓童の舞台を見続け、私が発する一つ一つの言葉の真意を背景も汲み取りながら、丁寧に言葉を紡ぎ出してくれます。私の信頼すべき友人でもある彼女が、翻訳するこの本の完成を心から楽しみにしております。そしてさらに多くの方々に鼓童の舞台がより深みのあるものとして(一層の彩りと奥行きを)感じていただけたらとても嬉しく思います。

出版されて早10年以上の歳月が経ち、続編出版に向けて準備をしなければならないとの思いも強くなりました。まずは翻訳本完成に向けメラニーさんがプロジェクトを始動してくれたことに感謝し、多くの皆様のご支援ご協力を賜われましたら幸いです。

余談…
私のプロフィールに趣味は読書、プロレス、落語、宝塚とありますが、私の本棚にはそれら関連書籍が多く並んでいます。それぞれの団体や個々の歴史や背景を調べて様々な知識を得ると思い入れもさらに増して楽しさ倍増です。

2023.3月 鼓童代表 船橋裕一郎


「いのちもやして、たたけよ。」英語版出版プロジェクト、クラウドファンディングサイト
https://www.pledgeme.co.nz/projects/7438-kodo-book-english-translation-drum-your-heart-out
このサイトの通貨はニュージーランドドルです。

「いのちもやして、たたけよ。」英語版出版プロジェクトのご紹介映像

映像の日本語と英語の字幕があります。出ない場合、YouTubeで設定をクリックしてオンにしてください。


東日本大震災より14年/船橋裕一郎

東日本大震災から14年の月日が経ちました。
震災により犠牲になられた全ての方々に心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域の復興と皆様の御平安を祈念いたします。
日本各地での自然災害、今なお続く世界各地での理不尽な紛争に心を痛める日々が続きます。それでもなお、私たちは音楽や芸能の持つ、人々にもたらす癒しや活力を信じ、佐渡から各地へと旅を続けてまいります。
2025年3月11日
午後2時46分 黙祷を捧げます。

鼓童代表・船橋裕一郎

東日本大震災より13年/船橋裕一郎

 

東日本大震災から13年の月日が経ちました。
また、2024年元日に発生した能登半島地震においても多くの犠牲者、被災者が出ました。
震災により犠牲になられた全ての方々に心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域の復興と皆様の御平安を祈念いたします。
混迷を極める世界情勢、地球規模での気候変動など先行き不透明な中、
<私たちは、太鼓とともに世界をめぐり、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」を目指します>という活動理念を胸に太鼓とともに佐渡から旅を続け、音を届け続けてまいります。
2024年3月11日
午後2時46分 黙祷を捧げます。

 

鼓童代表・船橋裕一郎

東日本大震災から12年/船橋裕一郎

 

東日本大震災から12年の月日が経ちました。
また、先月発生したトルコ・シリア国境での大地震においても多くの犠牲者、被災者が出ました。
震災により犠牲になられた全ての方々に心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域の復興と皆様の御平安を祈念いたします。
かけがえのない命の大切さを常に心に思い、
人類が力を合わせ数多ある困難を乗り越えられることをを願い、太鼓とともに佐渡から旅を続け、音を届け続けてまいります。

2023年3月11日
午後2時46分 黙祷を捧げます。

鼓童代表・船橋裕一郎

東日本大震災から11年/船橋裕一郎

東日本大震災から11年の月日が経ちました。

震災により犠牲になられた全ての方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された地域の復興と皆様の御平安を祈念いたします。

何気ない日常の尊さを
考えさせられる日々が続きます。

私たちは今日という日を忘れることなく
人間の困難を乗り越える力を信じ、
太鼓の響きが
少しでも皆さまの活力の一助となり得るよう
佐渡から旅を続け、
音を届け続けてまいります。

午後2時46分 黙祷を捧げます。

2022年3月11日
鼓童代表・船橋裕一郎