【ゆめのうつつリレー】時代を超えて/鶴見龍馬

一人間として、一太鼓打ちとして、そして一鼓童メンバーとして容子さんのこの記念すべきCDの収録に関われたことは本当に嬉しく思います。

レコーディングと「清水寺畑から」の編曲で関わらせて頂きました鶴見龍馬です。

Photo: Yoko Fujimoto

レコーディングでは太鼓以外にも、シンバルやマリンバ、ウッドブロック、波籠などなど楽曲を彩る細かな楽器達を色々担当させて頂きました。

Photo: Yoko Fujimoto

僕が産まれるより前から舞台活動の中で、日々の生活の中で容子さんが紡いできた唄がいっぱい詰まったアルバム「ゆめのうつつ」です。

完成したCDをあたらめて聴いてみると、一曲一曲がとても生き生きしています。

そしてどの曲も本当に容子さんらしいなと感じます。

人との繋がりや優しさを感じられたり、底抜けに明るかったり、時には少し思い悩むような雰囲気があったり。

Photo: Yoko Fujimoto

収録はとても和やかな雰囲気で行われました。

僕が空き時間にホワイトボードに落書きしちゃうくらいに。

Photo: Ryoma Tsurumi

流行りの音楽は中々時代を超えることが出来ないけれど、この唄達はきっと長く長く愛される唄になっていくのではないでしょうか。

そんな素敵なCD!皆様も是非お手に取って、日々の生活の片隅に置いてみてください。

次回は、阿部好江です。
お楽しみに!

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【ゆめのうつつリレー】容子さんのうた/中込健太

Photo: Takashi Okamoto

中込健太
藤本容子さんのうたが
好きだ。

心の深い深いところから響いてくるうた。

涙がでそうなうた。

佐渡の自然や小さな生き物がでてくるうた。

みんなで一緒に歌えるうた

ヤンチャな、いたずらなうた。

今日をがんばるためのうた。

Photo: Takashi Okamoto

色んな【うた】があって
あー。これも【うた】だし、
あれも【うた】なんだなあ。
と、容子さんの、広い懐のなかで自由に遊ぶことができて、楽しい。

Photo:中川晃輔

容子さんがうたうように
色んな気持ちで
太鼓を打てるようになりたい。

レコーディングは
めちゃくちゃ楽しませていただきました。

Photo: Yuka KusaPhoto:藤本容子

また容子さんと、
楽しい楽しいライブも
できる日を楽しみにしています。

いや、絶対またやらないと!
素敵なCDが出来上がりました。

みなさまお楽しみください!

Photo:洲﨑拓郎

次回「ゆめのうつつ」ブログリレーは、鶴見龍馬です。

お楽しみに!

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CD『ゆめのうつつ』リレートーク その前に/藤本容子

冬の訪れをますます感じるこの頃となってまいりました。皆様のところは、いかがでしょうか。

念願の鼓童との共演によるCD

藤本容子×鼓童
「〜佐渡もの語り〜ゆめのうつつ」

このコロナ禍の中で製作、完成、発売に至りましたこと、感無量です。

Photo:中川晃輔3月からの半年間、参加プレイヤー、スタッフと共に心を込めて作ってきた、それはまさに夢のようなまこと「ゆめのうつつ」の日々でありました。

ゲストの木村俊介さん、菊武粧子さんの演奏をいただき、より素晴らしく豊かな世界となりましたことはありがたく、感謝でいっぱいです。

45周年という歳月の上に、鼓童の次代へ手渡しできる、「私ならではのものは何か」と考えましたときに、これまで作りためてきた、佐渡にあっての出会いと感動から生まれた唄、そして、鼓童村発の唄が、優しく温かく混じり合うCDをと思い至りました。

そして、ブックレットで一曲ごとの「もの語り」をお伝えしたいと願いました。

佐渡への感謝と鼓童への尽きせぬ思いの詰まった音の玉手箱。

このCDが、これからの佐渡と鼓童の親密で創造的な関わりへの小さな介在として働けますようにと願います。

また、日本の、世界のあちこちで聞いてくださる皆様に、佐渡と鼓童をより親しく身近に感じていただき、佐渡へ、鼓童へ行ってみたいなと思っていただけたら幸せです。

最後に、鼓童を愛し応援し続けてきてくださった皆様には、一曲ごとの鼓童の多様性を、面白く楽しんでいただけますように。

Photo: Akiko Umegaki

吉利はじめ鼓童のみんなの声が、あちこちに入っています。人肌の温もりと共に、鼓童が一人一人の人間の集まりであることを、改めて親しく感じていただけたら幸せです。

ジャケットは、書家の今澤雨虹さんの絵に、デジタルアートの緒形昭弘さんの色彩の妙が加わり、日本の美を深く感じる作品となっています。

このようなジャケットでCDを出す太鼓グループは、他にないでしょうね。そういう意味でも、鼓童の唯一無二を表す作品となりましたこと。皆様に一緒に喜んでいただけましたら、嬉しいです!

聴いて、見て、読んで、

楽しんでいただけましたなら、嬉しく幸せです。

そして、
発売から1ヶ月が経ちましたのを機に、これより、CD製作と発売記念コンサートの参加メンバーによるリレートークをお届けしてまいります。

「ゆめのうつつ」の魅力、また、製作秘話や、それぞれの心にある佐渡への想いなど、これから迎える寒さを温めてくれる、一人一人のもの語りとなることでしょう。

トップバッターは…

中込健太です!

ケンタ☆よろしく!!

みなさま、お楽しみに!!

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蝶の灯火/中込健太

蝶の灯火

中込健太

鼓童35周年の際に【浮島神楽】というオーケストラとの音楽を作曲していただいた作曲家の伊左治直さんからお声がけいただき、この度、佐渡の民話を題材にした、音と映像の作品の制作に参加させていただきました。

この作品は
【爪の沢の蝶ねえ】というお話を題材にしています。

今年は沢山の公演が中止となり
なかなか悶々とした日々をおくっていたのですが
伊左治さんからお声がけいただき
思いがけず自分の音と向き合う時間となりました。

私が制作した楽器ひとつひとつに
音楽を作っていただき、
伊左治さんから送られてきた
譜面から一音一音を紡いでいくと
そこからイメージが
喚起されていく過程はとても刺激的でした。

伊左治さんは作曲の際に物語をとても大事にされているそうです。

僕も言葉から刺激を受けることが多いのでとても共感いたしました。

今回は
新美桂子さんの言葉、詩、テキストにかなり触発されながら音を、出しました。

この作品には世界的に活躍されている女優の梶芽衣子さんが
朗読で参加されています。

梶さんの危険な香り漂う妖しい声の響き
は音楽のひとつとして聴こえてきます。

梶さんの声色には
人の奥底から響いてくるような
響きが聴こえてくる気がして
第一声を聴いた瞬間に、
そこから世界が始まるような感動がありました。

一音の響きから想像力が飛躍する面白さを感じることのできた、とても貴重な体験でした。

沢山の方々にこの作品を楽しんで頂けたら嬉しいです。

▼合わせてご覧ください▼梶芽衣子ぶっち斬りトーク(和太鼓奏者・中込健太(鼓童)を迎えて)

「花八丈〜WTC バージョン〜」の楽曲投稿と共演動画の募集!/小島千絵子

花八丈: ∞プロジェクト
~太鼓のリズムで世界をつなぐ花バトン~
「花八丈〜WTC バージョン〜」の楽曲投稿と共演動画の募集!
【投稿締め切り:2020年11月9日まで】

今年、World Taiko Conference(世界太鼓大会)の開催にあたり、昨年20周年となった「花八丈」を楽曲投稿しました。

「花八丈」を持って、これまで世界を旅し、出会ったたくさんの方たち一人ひとりが自分の花を太鼓に咲かせられるようにと願い、種まきをして参りました。

日本で行われる初のWTCを記念して、「花八丈」の花のバトンで、世界中のあなたの「花」を繋いでいきたいと思います。

もしよろしければ、投稿した「花八丈」の2種類の動画(クリック音なし、クリック音入り)を見本に、演奏動画を送ってください。

皆さんからの動画を一本に編集し、みんなで打つ「花八丈」のコラボレーション映像を製作します。そして、新潟県文化祭参加作品として出展し、たくさんの方々に観て頂きたいと計画しています。また、その後WTCや鼓童、私のSNSなどでシェアさせていただきます。

皆様からのたくさんの「花バトン」、お待ちしております!

※コラボレーション映像は、新潟県文化祭「新潟ステージチャンネル(YouTube)」にて11月18日頃から公開予定です。

https://n-story.jp/bunkasai/

WTCウエブページ(日本語):
https://www.wtctokyo.com/songsubmissions