鼓童若手連中

2018.7.15 / 最終更新日 : 2018.7.15 erika スタッフブログフランス, 篠健太郎, 鼓童若手連中

鼓童若手連中⑤「初めてだらけ」／篠健太郎

皆さまはじめまして、鼓童新人スタッフの篠しの健太郎けんたろうと申します。今回は初投稿ということもあり、自己紹介と若手連中への思いを綴りたいと思います。

・まずは自己紹介。
私は4年制の大学を経て、鼓童スタッフが所属する北前船に入社しました。研修所を経てないことで、都会の新卒の学生がいきなりスタッフになるなんて、と。当初は大変驚かれましたが、そのまま異質な存在にならぬよう日々勉強に励んでいます。

・若手連中への思い。
若手連中の演奏を見ていてまず感じさせられることは、演者から伝わるエネルギーの量です。

そのエネルギーにも内容があり、まずは「ハツラツとした元気のよさ」です。

そして私が感動したのは「この世代で一緒に頑張っていこう」という気持ちが伝わってきたことでした。

そんな彼らの為にスタッフとして何ができるのかを懸命に考え、このパリの期間ひとつひとつの行動を大切にしていきたいと考えています。

ご覧いただく全ての方々に快活な演者の姿をご覧いただき、少しでも我々の思いを受け取っていただけたら幸いです。

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）

株式会社北前船、有限会社音大工スタッフ紹介

2018.7.13 / 最終更新日 : 2018.7.14 erika メンバーブログフランス, 大塚勇渡, 移動日, 鼓童若手連中

鼓童若手連中③ 「パリに息づくこと」／大塚勇渡

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爽やかな朝日で木漏れ日が溢れるパリ郊外、ヴァンセンヌの森。

シンプルな暮らしの中に、そこにしか見えない豊かさを感じた昨夜。
今日はリハーサル前、束の間のオフ。皆で街を見てまわりました。

ノスタルジックな街並みですが、確かに伝統が息づいていました。

工学の美しさが細部まで施されている、エッフェル塔。
緑溢れる並木道を抱える、シャンゼリゼ通り。
パリの真ん中を、南北に横断するセーヌ川。
戦勝記念に創られた、雄大な凱旋門。
素晴らしい伝統美に圧倒された、オペラ・ガルニエ。

華やかな中にも職人の技を感じる街でした。
パリの街や自然に、生き方を問われるような気がします。

明日から仕込み、そしてリハーサル。
受けた刺激を創造性に還元して、精進します。

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）

2018.7.14 / 最終更新日 : 2018.7.15 erika メンバーブログフランス, 小平一誠, 鼓童若手連中

鼓童若手連中④「あつく。」／小平一誠

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本日は太陽劇団の劇場に、私達の相棒の太鼓達が無事到着しました。日本から送ったもの、2月からのヨーロッパツアーより続けて来たもの、どちらも無事に来てくれました。

「長旅お疲れ様。共に良い音を届けようね」という思いで、楽器を用意しました。

明日からは本格的に太鼓の音を出していき、初日に向けてまだまだ磨いていきます。

私にとっても、「Kodo Next Generation」は、自分のすべてを懸けてぶつかっていきたいと思っています。今回、太鼓も出番を頂き、チャッパでも使って頂けるという貴重なチャンスを頂きました。

自分を信じて使ってくれている演出の遼太郎さんを絶対に裏切るわけにはいかない。まさに全身全霊で、熱く熱くぶちかましていこうと思います。

私は、手先も器用ではないですし、まだまだ若手の中の若手。でも、せめて気持ちだけは負けたくない。藁だろうがなんでもつかんで、泥臭くてもいいから、諦めずにチャレンジしていきます。

世代の近い先輩、後輩とつくる舞台。本当に充実しています。最高の時間になるよう、あつい気持ちで。

パリに、鼓童の音を響かせます。

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）

2018.7.12 / 最終更新日 : 2018.7.13 erika メンバーブログフランス, 木村佑太, 稽古, 鼓童若手連中

鼓童若手連中② 「やるだけ」／木村佑太

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「明日の若手だけでの稽古、見にいっても良いですか？」

1年前、演出を担当することになっていた遼太郎さんに勇気を出して言ったのが僕の『若手連中』の始まりです。研修生時代に1番僕に声をかけて下さったのが遼太郎さんでした。その人の初演出の作品に内心めちゃくちゃ出たいと思っていました。

稽古終了後に集まった時に「きむを若手連中に入れます」と。嬉しかったな〜

稽古は基本的に普段の稽古の合間を縫ってやりました。本当に限られた時間でしたが、曲作りをみんなでやっている時は子どもの頃の秘密基地を作っている感覚と似た感じがあって、非常にワクワクしていました。

本番前の最後のリハーサル。それはもうボロボロでした。焦りました。これ出来るのか？と本気で思いました。その後のミーティングで言葉は覚えていませんがここまで来たら腹を括ってやろうと言うのを全員で再確認し本番に挑んだのを覚えています。

思いっきり全力でやった昨年の『若手連中』。すごくお客様に喜んで頂きました。今年は一味違うのを、、、と言いたいところですが僕にはまだ大人な味なんて出せません。やれるだけの事をやるだけです！

全力でやってきます！！

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）

2018.6.30 / 最終更新日 : 2018.7.11 erika メンバーブログFUJI ROCK FESTIVAL, アース・セレブレーション, 東京, 浅草, 米山水木, 道, 鼓童若手連中

2018. 鼓童『道』／米山水木

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鼓童村のあじさい

皆様、梅雨の季節に入りジメジメとした日が続いておりますが、いかがお過ごしですか？

私は、6月から鼓童『道』のツアーで全国に参加しておりました。初演は京都府綾部市から始まり、浅草公演も終え、無事に佐渡へと帰って参りました。

浅草期間、地元の皆様には大変お世話になりました。
恒例となりました浅草公会堂での鼓童公演は6年目。私は、2016『若い夏』と2018『道』の2回、出演しました。皆さん本当に心が熱い方達で、顔を合わせると「おかえり。」と言ってくれて。新たな、故郷という感じです。

そして、なんと浅草期間中私の誕生日だったこともあり、浅草の方からプレゼントも頂いたり。本当にありがとうございました。浅草の皆さん！大好きです！！これからも、よろしくお願いします。

私は、今回で『道』への参加は3回目になります。

1回目は準メンバーの時で、『道』が鼓童初舞台でした。
その時も今も変わらず思うのは、「自分が憧れていた舞台に立てる」、「鼓童のDNAを持った大先輩方と音で会話ができる」ということです。

この2つの気持ちの中には、「嬉しさ・興奮・安心・涙・恐怖・怒り」が、私の身体の中でいつも渦を巻くように現れます。常に、もう一人の私と闘っている感じです。

過去・現在・未来、様々な「私」がいますが、次々と現れる壁を離さずむしろ一緒にまとめて、私の太鼓のグルーヴの世界に巻き込む。そんなふうになると、また見える世界も変わって来るのかなっ！って思います。

『道』の舞台は私にとって、「自分超え」の空間です。いつもいつも応援してくださる方々皆様に感謝を込めて、これからも精進して参ります。

7月は、パリでの「若手連中（Kodo Next Generation）」〜「FUJI ROCK FESTIVAL」そして8月は「アース・セブレーション」と、全力疾走で頑張ります！

「道」国内ツアー7-8月

出演（7-8月）

山口幹文、齊藤栄一、見留知弘、中込健太、蓑輪真弥、小松崎正吾、前田順康、吉田航大、三枝晴太、平田裕貴、渡辺ちひろ、小野田太陽、詫間俊
※栃木公演、山形公演につきましては、山口幹文に替わり住吉佑太が出演いたします。

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）

2018年7月29日（日）鼓童出演「FUJI ROCK FESTIVAL’18」（新潟県湯沢町）

2018年8月17日（金）〜19日（日）アース・セレブレーション2018（新潟県佐渡市）

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