11月23日(木)特別企画「しんちゃんせんせいと太鼓体験」/本間康子

今月末で、たたこう館の太鼓体験講師を「卒業」するしんちゃんせんせい。
たたこう館の開館以来10年にわたって、訪れる皆さんに太鼓の楽しさを伝えてくれました。
今日はファイナル!


しんちゃんせんせいの太鼓体験をたっぷり味わっていただこうという90分バージョン、特別企画の太鼓体験です。

聞き慣れた「しーんちゃーんせーんせーい!!!」の雄叫びからスタート。これを聞くのも最後かもしれないと思うと、感慨深いです。バチの扱い方などの諸注意事項も、しんちゃんせんせいが話すと、何だか楽しい話に聞こえるから不思議です。

初めて会った人達が、太鼓を使ったゲームなどをするうちに、どんどん気持ちが一つにまとまっていきます。

あいにくの雨模様でしたが、心も身体も暖まって、笑い声の絶えない90分間でした。

島内外から老若男女28名の皆さんにご参加いただき、大賑わいの一日となりました。


花束やプレゼントもいただき、ありがとうございました!

鼓童村の食卓(11月)/高津万理

〜鼓童村の食卓より〜

【11/17(金)】ごはん/煮込み豆腐ハンバーグ/ピーマンのお浸し(鼓童村で収穫したピーマンを冷凍保存しておきました)/みそ汁(わかめとじゃがいも)

11月の後半メニューのテーマは「腸内環境を整えよう」です。ほとんど毎日のようにわかめが食卓に上がります。決してわかめが大量にあるからではありません。。わかめには「フコイダン」という栄養成分が含まれており、胃の粘膜を守ってくれ、腸内の乳酸菌を増やして便秘を解消し、肌荒れも防ぎます。また、「ミネラル」もたくさん含まれていますので、美肌や美髪を保ちたい方は意識して摂りたい食材です。

【11/21(火)】ごはん/鱈の煮付け 長ネギとわかめ添え/さつまいも(鼓童村産)のサラダ/みそ汁(なめこと長ネギ)

みそ汁の具材として定番のなめこですが、ぬるぬるしているのは「ムチン」という成分です。このぬめりが胃の粘膜を保護し、胃炎や胃潰瘍を予防します。

鼓童村産なめこ

粘膜が保護される事で、アレルギー症状の予防や改善効果も期待されます。また、「コンドロイチン」という成分も含まれており、潤いとハリのある肌を保つ作用があります。わかめとなめこを食べて、身体の中も外も美しくなりましょう!

鼓童の献立係: 高津万理

鼓童村の干し柿作り/宮﨑正美


11月14日、大井キヨ子の呼びかけで鼓童村の玄関にて、みんなで干し柿作り。作った人は心置きなく干し柿をいただけるということで、一生懸命。

ツアー班が帰ってくるころにはおいしい干し柿ができているかしら。こうご期待!

鼓童村のみんなも元気です!

研修所「収穫祭」20周年!/渡辺南風

研修所「収穫祭」20周年!

「彩」で20周年を賑やかに盛り上げました

研修生が普段お世話になっている地域の方々をお迎えしておもてなしする「収穫祭」を、今年も柿野浦集落の鼓童文化財団研修所で開催しました。

一打一打思いを込めて打ち込んだ「屋台囃子」

研修生の発案で始まった収穫祭も、今回で20年目を迎えました。今年は「祝20周年 大!大!!収穫祭」と題し、自分たちが育てた米や野菜などを使って食事を用意し、お茶席を設けたり、演奏をしたりと、例年以上の内容で皆さんをおもてなし。約160名、稽古場いっぱいの皆さまにお集まりいただきました。

今年は、柿野浦だけでなく、北田野浦集落や大小集落に研修所があった頃まで遡り、約30年間の元研修生からも有志が大集合。

元研修生による「三宅」の回し打ち

元研修生によるスペシャルコーナーでは、全員で三宅の回し打ちを行い、懐かしい面々に現役の鼓童メンバーも加わり大いに盛り上がりました。年齢も、すでに上は50代。久々に太鼓を打つメンバーもいれば、ソロで活躍しているメンバーも。それでもやはり「太鼓が好き!」という一点で繋がり、みな夢中でたたいていました。
とても楽しく、熱く、そして和やかな雰囲気となりました。

オープニングを飾った「一閃」。1、2年生合同で賑やかに演奏しました

収穫祭では、テーマづくりや、当日の内容、チラシづくりやお声かけなども全て研修生が自分たちで考えて行動します。ひとつのイベントを成り立たせるのに必要な準備や心遣いを、この収穫祭を通じて学びます。

長野県の民謡「ざんざ節」を元に研修生が案を出し合って作った「20周年ソング」

地域の皆さんにあたたかく見守られて、20回の節目を迎えることができた収穫祭。この日の思いを胸に、研修生たちはこれからも夢に向かって全力を尽くし進んでいきます。

鼓童文化財団研修所