研修生・琉球舞踊「群星」集中稽古/阿部好江
研修生2年目の6月は、琉球舞踊「群星」の集中稽古期間です。
歴代研修生に20年以上ご指導してくださるのは、琉球舞踊家・太圭流華の会師範の金城光枝先生です。
稽古の中で一番出てくる言葉は「腹(丹田)」。
腹で座り、腹で足を上げ、腹で押す、、、。そこから生まれる動きや型には、力強く、勇ましく、揺るがないものが見えます。
しかし、研修生にとって簡単なことではありません。必死で食らいつき、見えないものをわかろうと努力しなければ、得られるものは少ないでしょう。
厳しい修行を積んで来られた先生の言葉に嘘偽りはなく、研修生の心に日々問いかけています。この稽古期間を通して、本当にわかってもらいたいことは何か。。。
、、、彼らは今、何を学んでいるのでしょう。
稽古も終盤、もう直ぐ発表会を迎えます。
「群星」という名のように彼ら一人一人はまだ小さな星のような存在で、お互いが競い合うライバルでもありますが、
だからこそ、一丸となった時の強さを見せて欲しい。
頑張れ、研修生。
鼓童文化財団研修所について:
【間もなく募集開始!】2018年7月6日(金)〜2018年11月9日(金) ※必着
【募集要項】https://www.kodo.or.jp/apr/research_students