Happy Valentine’s Day !! 新商品情報/鼓童オンラインストア

 


Happy Valentine’s Day★

鼓童オンラインストアから新商品情報をお届け!!

Kodo Heartbeat Radioでお馴染みのキャラクターがグッズとして登場。

ランチバッグやちょっとしたお出かけにぴったりなサイズ感のミニトートバッグです。

環境に優しいリサイクル素材。カラーは、ナチュラルとデニムの2色展開です。

販売価格:各1,200円(税込)


 

 

 

詳細は、鼓童オンラインストア商品ページをご覧ください。

https://store.kodo.or.jp/?pid=179052892


鼓童オンラインストア
Tel. 0259-86-3630
http://store.kodo.or.jp/

新春特別セール2024/鼓童オンラインストア

 

こんにちは、鼓童オンラインストアです。

昨年の同セールに続き、鼓童の10作品を2月1日0:00〜3月31日23:59までの期間限定で特別セールいたします。

回は昨年発売の最新DVD「ミチカケ」がラインナップに新登場!

この機会に是非お求めくださいませ。

 

①DVDミチカケ  4,500円→4000円

②DVD童  4,500円→4,000円

 ③DVD鼓  4,500円→4,000円

④DVD千の舞  4,950円→4,000円

⑤DVD道  4,500円→3,000円

⑥DVD、Blue-ray永遠  4,500円→3,000円

⑦DVD伝説  3,500円→3,000円

⑧DVD焔の火  4,500円→3,000円

⑨DVD打男  4,500円→3,000円

⑩ドキュメンタリー 3,500円→3,000円

 

※セールの準備に伴い、下記期間は対象商品のページを一旦閉じさせて頂きます。
1月31日(水) 15:00~23:59 / 4月1日(月) 0:00~12:00

 

※詳細情報は鼓童オンラインストアでご確認ください。
http://store.kodo.or.jp/?mode=cate&cbid=2392732&csid=0

 

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Tel. 0259-86-3630
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2024年、新年あけましておめでとうございます

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、多くの皆様のご支援を賜り、改めて感謝と御礼を申し上げます。

昨年は、4年ぶりとなる北米、そして中国ツアーにて「童」、国内では「いのちもやして」、「翔走」、「ミチカケ」、「交流学校公演」、坂東玉三郎氏との共演作品「幽玄」、Noismとの共演作品「Noism x 鼓童 『鬼』」、「初音ミク×鼓童」、The Voices of South Africaの皆さんをお迎えした「アース・セレブレーション」や「佐渡宿根木公演」など多種多彩な公演をお届けすることができました。

コロナ禍の中で延期を経て数年越しに実現に至った公演も多く、共演者やお客様との笑顔溢れる再会に、音を直にお届けできる喜びを改めて感じた一年でした。

さて、本年は欧州ツアーを皮切りに、春から「ワン・アースツアー」、「交流学校公演」、浅草公会堂での「とこしえ」、冬には新作公演も控えております。拠点佐渡島での活動も「アース・セレブレーション」や「佐渡宿根木公演」、昨年より始動した「佐渡夏(秋)の公演」とさらに充実させ、この地の魅力をさらに発信する場を増やして参ります。

混迷を極める世界情勢、地球規模での気候変動など先行き不透明な中、
<私たちは、太鼓とともに世界をめぐり、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」を目指します>という活動理念を胸に旅を続けて参ります。

皆様にとって良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
甲辰となる2024年、さらなる成長を目指し精進いたします。
引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

2024年元旦
太鼓芸能集団 鼓童
代表 船橋裕一郎

0onレーベルより新譜デジタルリリース!/住吉佑太

皆さん、寒い日が続いておりますが、お元気ですか?今日から年末の締めくくり、文京シビックホールでの連続公演ですね!

そんな中なんですが、私、住吉佑太が主催する0onレーベルより新譜をデジタルリリースしたのでご報告です!

危うく2023年リリースゼロとなるところでした…笑
本当のゼロ音にならなくてよかったです。

bandcamp内でのみ試聴、購入可能です。
https://0on-tapes.bandcamp.com/

ぜひ!お楽しみください!

住吉佑太、完全宅録ソロアルバム第二弾!

篠笛、マリンバ、アナログドラムマシンの3つによって織り成される
新感覚ポリリズムミニマル。

気持ちの良いアタック感と、拍節が混在する果てしない周期感。

それらを縫うように奏でられる篠笛の旋律。
全5曲収録。デジタルリリースのみ。

佐渡島に向かう船の上、船べりから海を覗き込んだ。
船体が海を切り裂いて、生み出される波紋。
連続性の中に、規則性とランダム性が同居する。
1つ1つのシンプルな繰り返しが何層にも重なって、様々な波紋を作り出す。
そういう音世界を表現してみたいと思った。

「やまいもくん募金」ご協力のお願い

 

鼓童は、寄付文化を日本中で広めるための「寄付月間」という全国キャンペーンに、賛同パートナーとして参加しています。

「寄付月間2023」公式サイト https://giving12.jp/

今年一年も、国内外より本当に多くの方々からのご支援、ご寄付をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。
皆様からのご支援、そして応援のお言葉が、鼓童の活動を続けていく大きな力となっております。

たたこう館では来年3月までの長い冬季休館に入る前に、「たたこう館まつり」を開催しました。

その際に「寄付ブース」を設けて、様々なご支援のメニューをご紹介いたしました。
たたこう館では、原木太鼓「やまいもくん」の太鼓の革の張り替え費用として「やまいもくん募金」のよびかけをさせていただいております。
普段はたたこう館内の募金箱で受付しておりますが、冬季休館中は鼓童サイト「寄付フォーム」からもお申し込みいただけるようにいたしました。

ご寄付くださった方には、たたこう館のサミーちゃん、ヨネ ちゃんからの御礼メッセージと演奏をYouTubeの限定公開動画でお届けいたします。

<ご寄付の方法>

鼓童サイトの「ご支援お申し込みフォーム」で「今回のみのご寄付」と「やまいもくん募金」を選び、任意の金額をご寄付ください。

寄付フォームでの「やまいもくん募金」は、2024年3月4日まで受付いたします。

ぜひ、皆様からのご協力をお願いいたします!

#寄付月間
#12月は寄付月間

たたこう館まつりの「芸能ダイジェスト」動画をインスタグラムでご覧いただけます。

 

 

秋の新商品のお知らせ/鼓童オンラインストア

こんにちは、鼓童オンラインストアから秋の新商品のご案内です。

■鼓童カレンダー2024 【現在好評発売中!】

鼓童 女性初の大太鼓の力強い表紙から始まる2024年のカレンダー。鼓童の1年を通した活動がぎゅっと詰め込まれたものになっております。

 

■鼓童ミニアルバム「鼓童撰集Ⅱ」 【11月23日(木・祝)発売 / 先行予約受付中!】

昨年発売し、ご好評を頂きました「鼓童撰集」シリーズの第2弾!!

いよいよ発売開始致します。

第二弾は「ルビコン」「nat.」「喋々難々」「yellow」 「貝殻節」「祝」の全6曲をお届けします。

★ご購入特典:オリジナルステッカーをプレゼント!!

 

■「鼓童撰集Ⅱ」 & 鼓童カレンダー2024 のお得なセット 【先行予約受付中!】

セットでご購入いただいた場合は11月23日から順次発送させていただきます。

★ご購入特典:オリジナルステッカーをプレゼント!!

 

■「鼓童×岡本太郎」グッズ 【本日発売】

「太陽の塔」の制作で知られる芸術家 岡本太郎氏が揮毫してくださった「鼓童」の文字。「鼓童×岡本太郎」の商品を周年以外でも展開していきます。まずはヴィンテージ感溢れるピグメントボディにデザインされたTシャツ。そしてエコバック、キーホルダーも登場です。「翔走ツアー」公演会場でも販売いたします。

 

■「みらい商店」手ぬぐい 【本日発売】

手ぬぐいデザイナー藤田みらいさんが手がける、佐渡ヶ島をモチーフにしたオリジナル手ぬぐいを鼓童オンラインストアでもお取り扱いできることになりました!

「磯ねぎ」、「やわらぎ」、「おけさ柿」の3種類を入荷。飾っても、使っても楽しい、佐渡の魅力がつまったデザインです。

 

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★鼓童カレンダー2024 価格:1,500円(税込)11/13発売
商品のご購入はこちらから↓↓
https://store.kodo.or.jp/?pid=177582733

★CD「鼓童撰集 Ⅱ 」 価格:2,000円(税込)11/23発売 / 先行予約受付中!
商品のご購入はこちらから↓↓
https://store.kodo.or.jp/?pid=177600577

★CD「鼓童撰集 Ⅱ 」&鼓童カレンダー2024セット 価格:3,000円(税込)11/23発売 / 先行予約受付中!
商品のご購入はこちらから↓↓
https://store.kodo.or.jp/?pid=177600502

★「鼓童×岡本太郎」グッズ 本日発売!
商品のご購入はこちらから↓↓
https://store.kodo.or.jp/?mode=grp&gid=2920960

★「みらい商店」手ぬぐい 本日発売!
商品のご購入はこちらから↓↓
https://store.kodo.or.jp/?mode=grp&gid=2921194

 

鼓童オンラインストア
Tel. 0259-86-3630
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「鼓童撰集Ⅱ」発売決定!/住吉佑太

昨年から始まった鼓童撰集シリーズですが、今年もお約束通り、鼓童撰集Ⅱを発売いたします!

今年1年を彩る、旬な楽曲たちを中心に選曲した、全6曲入りのミニアルバムとなっております。

「いのちもやして」のオープニング曲でもある「ルビコン」(作曲/池永レオ遼太郎)

2019年のECで生まれ、ここまで様々な公演を経てアップデートされ続けてきた「nat.」(作曲/前田順康)

今年、還暦を迎える齊藤栄一が2006年に作曲した「喋々喃々」
音源化されていなかったこちらの楽曲を、この度リアレンジしまして、「喋々難々」として記念収録!

Photo: Chie Yamawaki

2023春の宿根木公演で披露された新曲「yellow」(作曲/平田裕貴)
オリジナルキャストの山口幹文の笛も収録されています。

そして、翔走2023でも演奏される「貝殻節」
こちらは40年ほど前に、安達元彦さんが編曲してくださった六重唱ver. を、
藤本吉利、藤本容子、阿部好江、三枝晴太、山脇千栄、中谷憧による6人で収録。

最後は、翔走2023のアンコール曲でもある「祝」(作曲/住吉佑太)で、元気よく締めくくる、そんな充実した内容となっております!

ぜひ、お買い求めくださいませ!

 


「鼓童撰集Ⅱ」 ご購入はこちら↓

https://store.kodo.or.jp/?pid=177600577

祭音ツアーはじまります/中込健太

三宅島芸能同志会との、短いツアーが始まります!八戸、横浜、入間、栃木さくら市お近くの方はぜひいらしてください!

毎回、新曲も生み出しながら、
進化を続けてきている同志会さんとのコラボです!ぜひぜひお越しくださいませ!

研修所同期の津村和宏さんとの二人の演目も春に作りました。

何度かの公演を経て練り込まれてきました。息がバッチリ感覚は本当にかけがえのない友だなあと感じました。

出会ってから約20年にして
こんな形でツアーをできる様になるなんて、、、

想像もつかなかったですがお互いに積み重ねてきた時間と音が、今の表現となっていることが面白いです。

お互い還暦にライブするまで続けたいですね!

伝統を受け継ぎつつ、かざらない今の自分達で表現しつづけている、ぶったたきの祭典を是非目撃してください!

 

 

ツアースケジュール

2023年10月27日(金)鼓童出演「祭音 – MATSURINE 2023 – 」(青森県八戸市)

2023年11月1日(水)鼓童出演「祭音 – MATSURINE 2023 – 」(神奈川県横浜市)

2023年11月4日(土)鼓童出演「祭音 – MATSURINE 2023 – 」(埼玉県入間市)

2023年11月5日(日)鼓童出演「太鼓フェスティバル2023」(栃木県さくら市)

太鼓の学校マスタークラス『大太鼓』2024/見留知弘

皆様こんにちは!
太鼓芸能集団鼓童 特任団員の見留知弘です。
今年の1月から3月に行いましたオンライン講座「太鼓の学校マスタークラス『大太鼓』」が、
2024年の1月から3月の期間で、
第2回目を開催することとなりました!!


講座の進行内容は、4つのフェーズに分かれており、
[フェーズ1]は、伏せ打ちを基礎として行い、
[フェーズ2]ではその応用として大太鼓へと移行し、
さらに[フェーズ3]、[フェーズ4]へと進む中で、
構え方、身体使い、決まり手(フレーズ)を覚えて、
一つの形へと作り上げる内容となっています。


太鼓には色々な演奏方法や流派、美学や考え方がある中で、
鼓童が培ってきた奏法を一つのスタイルとして、知識や刺激を得ていただくこと、
そして私たちも受講される皆さんとの対話から、
新たな気付きをいただきながら、
オンラインならではのコミュニケーションを通じて、
お互いに向上していける機会をお届けできることと思っています。

 


講座の受講の際には、音の問題や、ネットの環境などもあることで、
実際に太鼓を打てる環境でご参加いただかなくても大丈夫です。
レッスンでは、お部屋でマットやクッションをなどを使って、各自の工夫でご参加ください。
一方で講座と講座の間でお出しした課題に対しては、実際に太鼓を叩いた動画を送っていただき、
それに対して私からフィードバックとアドバイスを行います。

 


今年の「アースセレブレーション」には、受講者の方々が佐渡に来島され、
これまで画面を通しての繋がりだけだったのが、実際にお目にかかることができました。
さらには実際に太鼓を使った個別指導も実現するなど、
この講座からの広がりに大きな喜びを感じました。

受講については、太鼓の演奏経験者という条件はありますが、
日本語から英語の通訳もありますので、
国籍、地域や言語を問わず、
オンラインというツールを使って、
世界に太鼓の輪を広げてみませんか?

今回は2024年1月から開始し、全8回で完結する講座です。
11月18日(土)には、
オンラインの説明会も行います!
皆様のご参加、お待ち申し上げております!

鼓童 太鼓の学校|見留知弘の「大太鼓」マスタークラス 2024

初音ミクと鼓童そしてファンが繋いだ舞台「結 -MUSUBI-」までの道のり

初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2023 ~結(MUSUBI)
<特集ブログ>

日本発の文化として、世界中でもライブを重ねてきた初音ミクと鼓童。共演が実現したスペシャルライブは2017年、2018年そしてコロナ禍でのライブ中止を経て2023年6月「結」として大好評の中、幕を閉じました。

今回は、機関誌『鼓童』でおなじみのコーナー「鼓童コラム」のWEB版として、伝えきれなかったライブの裏話や、ファンとの交流をご紹介します。

●聞き手・文:さかもと みき


初音ミク×鼓童のコラボレーションのきっかけ

━━初音ミクと鼓童が共演するきっかけは何だったのですか?

(北前船 代表取締役社長/洲﨑拓郎:以下洲﨑)2020年の東京オリンピックに向けて、日本のコンテンツを世界に紹介していこうという流れがありました。その中でNHKプロモーションさんより共演のお話を頂き、鼓童としても大変面白いと感じ、初音ミクを展開するクリプトンの方に、お話を持っていきました。

そうしたら意外なことに「やりましょう」とすぐお返事をいただけたんです。

初音ミクも鼓童も、お互い日本の文化を築きながら、海外でもいろいろ活動してるもの同士。なるべくして叶ったコラボレーションだったのかなとも思います。

━━2023年6月、満を持して3回目の公演が叶いましたね。

(洲﨑)オリンピックに向けて3回と決まっていて、2020年に「結」をやる予定でした。しかし、コロナの影響があり、中止せざるを得ませんでした。

でも、鼓童も主催者も、3回目をなんとかやらなければという気持ちを強くもっていたんです。そんな中で今回、開催半年程前に話が改めて立ち上がり、ライブが実現しました。

Photo: Takashi Okamoto

━━初音ミクとのコラボ自体、鼓童にとっても斬新なチャレンジ企画だったんじゃないですか?

(洲﨑)昔から鼓童を応援してくださる方たちにもポジティブに受け止めてもらいながらも「何というコラボレーションだ!」と、驚かれましたね。

音楽的には、鼓童はアース・セレブレーションで本当にいろんなアーティストの方々と共演させていただいてきています。いわゆるロックやポップミュージックとのコラボレーションとも経験がないわけではなかったので、初回の時も「いけるだろう」と思えたんです。

━━2017年、2018年、そして2023年、初音ミクと鼓童のライブで変化はありましたか?

Photo: Takashi Okamoto(鼓童メンバー/平田裕貴:以下平田)僕はその1回目から、鼓童で唯一の皆勤賞で3回とも出させていただきました。しかも、1回目の舞台は僕が鼓童に来て、準メンバーになってからの初舞台だったんです。なかなかできない体験で、本当に印象的な初舞台でした。

舞台では、初音ミクの曲に鼓童が入り、鼓童の曲に初音ミクが入るという形式で曲が展開されます。そこは変わらないんですが、僕が一番感じる変化は、コラボのあり方です。

 

1回目のときは、意外な組み合わせで混ざらなそうなものが、そんなに混ざっていないけどでも意外とあうじゃん!みたいな。その混ざりきってないのがコラボという感じでオモシロイと感じました。

2回目のときは、お互いに勝手知ったる部分があり、音楽的にもパフォーマンス的にも、こういう感じで来るだろうと想像しながら準備していけたので、1回目よりも混ざってきているコラボの面白さがありましたね。

今回3回目をやって思ったのは、コラボなんですけど、もはや「初音ミク×鼓童」というひとつのチームというか、作品になっているのを感じました。

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

━━太鼓をたたく 初音ミクに変化はありましたか?

(平田)1回目の公演の時、ミクさんは『千本桜』と『SHAKE』で太鼓をたたいていました。千本桜のモーションでは平胴太鼓を打っていたんです。

今回のテーマ曲『NEPPUU~熱風~』で平胴太鼓を打ってもらいました。ミクさんは6年前はちょっと素人感があったんですが、今回新たに作ったモーションで比べてみると太鼓が上手になっているのも面白かったですね。

『NEPPUU~熱風~』のMVに鼓童モチーフも登場~

━━鼓童がモチーフとして初音ミクの世界に登場していますね。

(平田)MV(ミュージックビデオ)を作るときに、最初のたたき台から「こんな感じになります」と、イラストでの動きを見せていただきました。「要望があれば教えてください」と言っていただいたので、細かいところまで相談させてもらっています。

例えば、鼓童として大事にしている鼓童の半纏の柄、他にも太鼓のロープの締め方も「こっちの方が太鼓をやってる人は共感してもらえると思います」と、僕のマニアックな視点も含め伝えました。そんなわがままを全部反映していただき、鼓童としてもこだわりのMVに仕上がっています。

曲の面では、普段ミクさんの曲ではもう既にバンドで音楽として完成してるものに、さらに太鼓を入れているので、ライブではシンプルに太鼓が聞こえないという課題がありました。でも、『NEPPUU~熱風~』では、作曲者のみきとPさんがそこもいろいろ考えてくれて、バンド、ボーカル、鼓童の太鼓の音もしっかり立つ曲に仕上げてくれています。

━━ライブでも『NEPPUU~熱風~』を筆頭に盛り上がっていましたね

(平田)今回はお互いへの理解がすすんでいるのもあり、演出も、鼓童の見え方も、音響的な鼓童の立ち方も、たくさん配慮していただきました。そういう意味でも、本当に対等にコラボレーションしていただけたと感じています。

初音ミク×鼓童スペシャルライブの一体感

━━会場のお客さんと一体になって盛り上がるライブでは、ノリノリの鼓童メンバーの笑顔が印象的でした。

(平田)すごく愛のある空間ですよね、あの空間。やりながら「これが平和か……」って思いました。

僕らはいつも舞台をお客様と双方向でやってるつもりですが、スタイル的にどうしても客席と舞台を混ぜ過ぎないシーンが多かったりもします。今回改めてミク鼓童をやって、例えば、僕が何かアクションしたらお客様も一緒に踊ってくれる様な一体感を、今後の鼓童の舞台でもできたら面白いなと野望を持ち始めました。

鼓童メンバー内でも初音ミクと鼓童のライブは、「この公演やるなら出たい」のランキングトップだと思います。今回も出たかったけど、他の舞台があったり、2020年に出る予定だったけど、今回出られなくてすごく悔しそうだったメンバーもいたりしましたね。

━━他のインタビューでお話した阿部好江さんも、このライブが終わった後の初音ミクロスがすごかったとおっしゃっていました。

(洲﨑)みんなこの空間がくせになるんですよね。私達も実際にやってみて驚いたのは、音楽的なところじゃない「初音ミクの世界」みたいなところを体感できたことでした。

普段の舞台だと、舞台と客席とわかれているのが、この企画だと舞台がずっと客席の後ろまで続いている様な感覚があります。お客様もみんな出演者なんですよね。

佐渡やNHKホールでのリハーサルで作品の中身はできていくけど、やっぱりこの舞台はお客様が入ってないと完成しないと思います。この企画は他の舞台に比べ、よりそれが強いというか……。

(平田)バーチャルなアーティストって、見ている側は受け取るだけになりそうですが、ミクさんの場合は、お客様が一緒に盛り上げようっていう強い気持ちを感じます。独特の世界観なんです。

Photo: Takashi Okamoto

スペシャルライブで鼓童が工夫したセットリスト

━━ライブのセットリストはどうやって決まったんですか?

(平田)まずセットリストのたたき台を、初音ミク側のプロデューサーの方が、用意してきてくれます。それをベースにしたセットリストの会議が序盤にありました。

「この曲でいこうと思ってるんだけど」、「これかこれどっちかにしようか迷ってる」などを話す中で、「2017、2018ではこういう流れだったので、この曲よりこっちの方がいいんじゃないですか」など、こちらからもリクエストを出すこともありました。

僕たちの意見もすごい柔軟に入れてくれて、会議の段階からも一緒に作っていった感がすごく強かったです。

今回僕としては、いかに鼓童を「壊していけるか」を考えて挑んでいました。鼓童ファンにも、ミクファンにも「ここにそれをもってくるの!?」って思ってもらいたいなという気持ちがあったんです。

Photo: Takashi Okamoto

例えば『祭りだヘイカモン』は、結構混沌とした曲なので、ビジュアルをもっとカオスにしたいと思って、バチを投げる弓ヶ浜の太鼓をもとにしたものを取り入れました。

「まだまだ行けるだろう」と思う反面、鼓童のブランドもあるので、ちょっとビビリながら、時々拓郎さん(洲﨑)に「大丈夫ですかね」って相談して……。結果、すごく好き勝手やらせていただきました。

━━テンションのあがる見せ方でしたね。初音ミクの曲でも、鼓童の曲でもお客さんの振りやノリが曲にピッタリ合っていて驚きました。

(平田)『巴』でも『三宅』でも、ライブを経るごとにお客様の曲に合わせる手拍子がだんだん上手くなっていったんです。曲に対してこういった手拍子がおきることは普段の舞台ではあまりないのですごく面白いですよね。一緒にフレーズを覚えてくれるし「そこでそうくる!?」みたいな面白さもあります。

今回、感動したのが1回目2回目で『巴』をやっていて、3回目も『巴』の予定だったんですけど、リクエストもあり急遽3回目最後の公演に『三宅』をやったんです。でもきっとお客さんたちはすごく復習してきてくれているから、『巴』の手拍子の準備をしているだろうなと思っていました。

想定していない曲になっているから「合わせづらくて大変だろうな」と思ったのですが、ふたを開けたらもう……見事にパパっと三宅の方に合わせてくれて……。2018年を覚えててくれた方がたくさんいたのだなと感じ、胸が熱くなりました。

(洲﨑)他にも私が今回一番好きだなと思ったのが、『LION』という獅子躍の感想です。曲を見たお客様が、SNSで踊り手が背負っている「ささら」を「ソフトあたりめ」って書いていた人がいたんです。こちらが予想もしない、そのすごい発想力が大好きでしたね。

(平田)今回は絶対に獅子躍をやりたかったんです!というのも、ミクファンの人たちに見たことないものを見て欲しくて。

特に今回工夫したのは、『LION』という曲に、獅子躍のオリジナルの要素も入れたことでした。あれが出てきた瞬間の客席の皆さんの表情を見て「それを見たかったの!!!」と思いました。

(洲﨑)SNSでも「あれは何だ」って結構話題になっていましたね。

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

(平田)あれはやってくれた2人のいろんな工夫のおかげです。実は舞台のスペース的にやめといた方がいいんじゃないかっていう意見もありました。

でも、昨年のEC(アース・セレブレーション)でギタリストのMIYAVIさんとご一緒したときに、MIYAVIさんを囲って3人で獅子躍をガンガンやるという舞台を既にやっていたので「いける」と思えました。いろんな出会いと舞台経験が繋がっていきますね。実は今回、担いでやる太鼓のステージングや動き方も、1回、2回目よりも充実させたいという思いがあったんです。そうしたら偶然、その前にMIYAVIさんとご一緒する機会がありました。MIYAVIさんはステージングでかなり走り回ってさまざまなことをやるタイプの方だったので、その経験も今回の公演にすごい活きたなと僕は思ってます。

あと電子和太鼓「TAIKO-1」も今回、バリバリ活躍してくれました。ローランドのデザインの方が直々にミク色の太鼓案を作ってくださったんです。

その太鼓は電子で直接データとして音を出せるものなので、それを利用して、後ろで僕がドンとやった後、その音がトリガーとなりリアルタイムで巴の紋が出せるように映像担当の方が作ってくださって……。

Photo: Takashi Okamoto

実はそういう、細かい部分でも、いろいろチャレンジしながら作っていったライブでした。ディレクターをする側としては、やりたいことや想いが溢れそうな舞台だからこそ、取り乱しすぎないバランスをとるのが大変でした。

抑えると面白くない、でも取り乱してもダメ。ちょっとこの加減というか、伝え方、コミュニケーションはすごく難しかったですけど、楽しかったです。

Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto

初音ミクファンとの舞台以外での交流

━━ 一体感がすごいライブですが、ライブ以外での交流もあるんですか?

(洲﨑)ミクファンの方が鼓童を応援してくれたり、SNS上での交流があったりします。

今回のライブの後にあった浅草公演でも、ロビーでミクファンの方に「NHKホール本当に良かったです」と、声をかけてもらいました。

SNSで「鼓童ヤバい」ってつぶやいてくれた方がいて、それを見て「これは行かないと」と、浅草公演に足を運んでくださった方もいました。そういう繋がりができるのは本当にありがたいですね。

(平田)多かったですね。何でわかるのかというと、アンコールの時だけ客席に緑のあかりがついてるんです。

ミクファンの皆さん、本当に総じて心配りがすごいんです。舞台本編のときは世界観もあるので派手に主張するということはせず、アンコールの時だけミク色のペンライトの明かりを胸の前にこっそりと出してくれていたんです。

━━心遣いを感じますね!

(平田)舞台を見に来てくれるだけじゃなくて、鼓童の単体の公演にお花を贈ってくださったこともありました。

他にも17年のライブの時は、二人のファンの方から手作りの鼓童の半纏を着せたミクさんのぬいぐるみをプレゼントしていただいたこともあります。

しかもその話には続きがあるんです!なんと今回ミクさんぬいぐるみに着せる「パッチと腹掛けを作りました」って持ってきてくださっていました。

━━舞台が進化すると共に、交流も更に深まっているんですね!

(洲﨑)初音ミクのお客様の面白いところは、作り手と、聞き手とがはっきり分かれてないところですよね。音楽を創る人たちが、他のクリエイターの人の音楽も楽しんでいる。

音楽だけじゃなくて、ぬいぐるみをはじめ、絵師、コスプレイヤーを含めたさまざまな聴き手であり、作り手の方がいて、垣根がはっきりわかれてない様なファンたちが集っているという面白さもあるなと感じます。

━━鼓童のハートビートラジオでも、ライブに向けて発信していましたね。

(平田)ライブ前日に公開したんですけど、それもミクファンの方々が瞬く間に聞いてくださいました。今までのハートビートラジオの中でも多くの方に聴いていただけた回になりましたね。

━━ファンとの交流で一番心に残っているのは何ですか?

(平田)ラジオでもお話しした個人的な話になるんですけど、初回に地元鹿児島から僕の初舞台を見におばあちゃんがNHKホールまで見に来てくれました。

で、いざ始まったら熱気もノリもすごくて「もうこれはもう最後まで見れるかな」って思っていたらしいんです。けど、隣の席の人が、ミクファンの方だったらしく「この曲ではペンライトをこういうふうに振ったらいいよ」とか「この曲は落ち着いて見ても大丈夫」とか、「このキャラだったらこの色だよ」みたいなのを教えてくれたおかげで最後まですごく楽しめたっていう話をしてくれたんです。

Photo: Takashi Okamoto Photo: Takashi Okamoto

(洲﨑)舞台上で作品としてコラボしてますけど、客席の中でも、鼓童ファン、ミクファンの交流がすごいたくさん生まれているのをSNSで見られたのもすごい印象に残っていますね。

また、ミクファンの皆さんはうちの様な舞台は見たことない人が多かったと思うんです。だから1回目の公演が始まったあと、SNSでワーッとお客様の反応をリアルタイムで見られるのが面白かったです。

「この演奏はなんだ」「なんだあの楽器は」と、劇場以外のところでコミュニケーションが生まれました。2017年にライブをやってみて、普段では感じられないそんな交流がありうる事を知れたのも、ちょっと新しい経験でした。

(平田)僕は鼓童のX(旧 Twitter)の担当もしてるんですけど、ミクさんファンの皆さんはXユーザーがすごく多いのもあり、今回のライブ前は特に、今までで一番熱い数か月間でした。

この5年間、公演が中止になってしまった後もXのリプライで「予定ないんだと思いますけど、僕ら待ってます」ってくださっている方がいたんです。でも、だんだん期間も空いてしまったし、そのうちこなくなるなと思っていました。

でも……本当にずっと、この5年間、結局絶えることなくそのリクエストがあり続けてくれました。

そして、この間のライブが終わってからも「結びと言わずに、来月でもやってくださいよ」と、メッセージをくれたりしていて、嬉しかったですね。


ライブ発表後、最中、そして終わった後も続いてきた様々な交流。初音ミクと鼓童そしてファンたちは、「またいつか」の思いをもち、今も繋がっています。

 

📢再放送決定!
初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2023

再放送が決まりました
9月23日(土) BSプレミアムで放送です!

あの感動をもう一度、画面の前で🔥 ぜひご覧ください!

2023年9月23日(土) 23:30~ NHK BSP 📺