研修生、メンバーとの合同稽古/内田依利
今回の研修生との合同稽古は若手メンバーがたくさん参加してくれました。
ほぼマンツーマンで研修生一人一人に丁寧にアドバイス。
それぞれのメンバーが「道」、「鼓童若手連中」や各公演で自ら感じ、悩み、必死に稽古してきたものを、研修生に受け渡してくれています。
「気持ちは感じるが、それが音として伝わらない」
「”なんとなくできている” が一番まずい」
「鼓童に入って何がしたいのか」
厳しい言葉の根本にあるのは、一緒に楽しく太鼓を叩いて世界を回ろうということです。
楽しいのはお客様が喜んでくださるから。
喜んでくださるのは、魂のこもった音が届くから。
ここで何をしたいのか、太鼓で何を届けたいのか。
具体的なものではないかもしれません。
しかし日々打ち込んで、太鼓が響いて届く音を研究し、限界に挑んでいく中で、みんなの魂がむき出しになって音になっていくのかもしれない。ズンズン成長し研修生に伝えてくれている頼もしい若手を見て、そんなことを感じました。
必死に食らいついて、頑張れ研修生!
鼓童文化財団研修所について:
【研修生募集中!】2018年7月6日(金)〜2018年11月9日(金) ※必着
【募集要項】https://www.kodo.or.jp/apr/research_students