39期生二年次スタートしました!/三浦友恵

研修生日誌より:
雪と超風、寒波また来ています。
「当たり前の基準を上げよう」という目標。ちょっとだけ上がったと思うところは曲が始まると、“しっかりスイッチが入るようになってきた“というところです。今の基準は「曲が始まると」なので、次は「稽古が始まると」。そして一番は「1日が始まると」ですよね。それができたら『まぎれもなく最高の期』になれると思います。39期グッと上がっていけるようにがんばります。

修了式、進級を経て、1月下旬から新たに新2年生12人でのスタートとなりました。いよいよ激動の “冬期間” です。
先輩や同期との別れを経験し、自分の夢へ向かって心を新たにスタート。

今まで以上に必要になる同期とのコミュニケーション。お互いに助け合い、鼓舞し合い。楽しいことも辛いことも嬉しいことも一緒に体感することで得るものがたくさんあります。

何が何でも全力で走り抜けなければいけません。
(問答無用だ!!!!by藤本吉利)

これから2ヶ月の間に心身共に成長していきます。自分、同期、太鼓、と正面から向き合う。

この研修所で勝負の時です。

この期間を乗り越えた時、外には色とりどりの花々が咲き、お祭りがあり、佐渡に春がやってきます。厳しい期間を乗り越えた研修生へのご褒美でしょうか。

さぁまずはこの“冬期間“、精一杯やりきろう!

鼓童文化財団研修所

 

【ゆめのうつつリレー】緊張したけど・・・!/三浦友恵

みなさん、こんにちは。2020年も早いもので最後の月となりました。いかがお過ごしでしょうか?

10月に佐渡島にある「御宿 花の木」さんで、~ゆめのうつつ~ミニコンサートに参加させていただきました。

容子さんと鼓童が作ったCD”佐渡もの語り~ゆめのうつつ~“をミニコンサート出演という形で応援することができ、とても嬉しかったです。

コンサート当日はお天気にも恵まれて、佐渡の自然もCD発売を喜んでいるかのようでした。

今回のコンサートでは琴・太鼓・鳴り物を担当し、その中でも『この峰の』の琴が好きでずーっと稽古していました。(CDでは菊武粧子さんが演奏されています。)好きでもうまく演奏することができず苦戦しました。笑

コンサート本番で緊張して手が震えたのですが、容子さんの歌声と笑顔が素敵で緊張が少し和らいだのを覚えています。とてもとても楽しいコンサートでした。あのコンサートの場所にいれたことを幸せに思います。
容子さん、関係者のみなさまありがとうござました、お疲れさまでした!

きっと!みなさまに幸せを運んでくれるCDです。容子さんの佐渡愛、鼓童愛、みなさまへの愛が溢れでているCDとなっています。ぜひたくさんの方に聴いていただきたい!!

Photo: Yuka Kusa

次回は、住吉佑太です。
お楽しみに! 

📀CDのご購入はこちらから↓↓

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「花八丈〜WTC バージョン〜」の楽曲投稿と共演動画の募集!/小島千絵子

花八丈: ∞プロジェクト
~太鼓のリズムで世界をつなぐ花バトン~
「花八丈〜WTC バージョン〜」の楽曲投稿と共演動画の募集!
【投稿締め切り:2020年11月9日まで】

今年、World Taiko Conference(世界太鼓大会)の開催にあたり、昨年20周年となった「花八丈」を楽曲投稿しました。

「花八丈」を持って、これまで世界を旅し、出会ったたくさんの方たち一人ひとりが自分の花を太鼓に咲かせられるようにと願い、種まきをして参りました。

日本で行われる初のWTCを記念して、「花八丈」の花のバトンで、世界中のあなたの「花」を繋いでいきたいと思います。

もしよろしければ、投稿した「花八丈」の2種類の動画(クリック音なし、クリック音入り)を見本に、演奏動画を送ってください。

皆さんからの動画を一本に編集し、みんなで打つ「花八丈」のコラボレーション映像を製作します。そして、新潟県文化祭参加作品として出展し、たくさんの方々に観て頂きたいと計画しています。また、その後WTCや鼓童、私のSNSなどでシェアさせていただきます。

皆様からのたくさんの「花バトン」、お待ちしております!

※コラボレーション映像は、新潟県文化祭「新潟ステージチャンネル(YouTube)」にて11月18日頃から公開予定です。

https://n-story.jp/bunkasai/

WTCウエブページ(日本語):
https://www.wtctokyo.com/songsubmissions

おすすめ!私の一枚(12)三浦友恵 / CD『TATAKU BEST OF KODOⅡ 1994-1999』

わたしの好きなCDは『TATAKU BEST OF KODO Ⅱ 1994-1999』です。小学生の時に買ってもらったCDです。家族でドライブに行く時に、車の中でよく流れていました。その中でも《いつかまた》と《宇宙の歌》と《蒼き風》と《虹のなごり》が好きで、リピートをして何度も何度も繰り返し聞いていました。

《いつかまた》は前に入っている《SHAKE》を飛ばして聞いたり(決して嫌いではないです)、《虹のなごり》では容子さんが唄っているのを一緒に大声で歌ったりして、このCDには私の楽しい思い出がたくさん詰まっています。

鼓童のメンバーになり、《蒼き風》を演奏する機会が何度もありました。
しかし思うように演奏できず、今でも自分の思うように演奏はできません。
悔しい・・・。そんな簡単にできる訳もないですね。がんばります。

90年代の素敵な曲が厳選されているアルバムです。ぜひ、聞いてみてください!!

 

CD『TATAKU BEST OF KODOⅡ 1994-1999』

↓試聴はこちら
https://www.kodo.or.jp/discography/sicc1066_ja.html

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【”千の舞”への道】鼓童の舞手/三浦友恵

この度は芸歴40周年、花八丈20周年おめでとうございます。

鼓童で憧れの先輩である小島千絵子のお祝いの舞台に一緒に立たせていただけることを嬉しく思います。

初めてお会いしたのは鼓童研修所の試験でしょうか。まさか自分が鼓童の踊りに惹かれることになるとは思いもよりませんでした。初めに惹かれたのは扇子と傘をグルグルと回すところ。(踊りではないかもしれませんね…笑)

Photo: koji

私もあんな風に回したい!って思ったんです。それから本格的に踊りに没頭していきました。

メンバーに上がり、様々な踊りをさせていただきました。笠の向き、手の捌き、足捌き、着付け。初めはゆっくり歩くことさえもまともにできませんでした。一緒に稽古場を歩いて稽古付けてもらったり、、、千絵子さんの芸を盗むことの大変さ。スケジュールが合った時に数日だけ鞄持ちもしました。何度やっても千絵子さんと比べられることの苦しさや歯痒さ。背中は遠いところにあります。

Photo: koji

それ程、鼓童で千絵子さんが残してきたものの大きさがあります。しかし千絵子さん自身も、太鼓の集団の中で踊りをやってきた苦悩は計り知れないものがあり、楽しいよりも苦しい時期がほとんどだったのではないでしょうか。

だからこそ今の小島千絵子があると思いますし、多くの人の心を動かす舞を舞うのです。今は必死に追いかけていますが、いつかは肩を並べられるくらいの人になりたい!笑

Photo: koji

文京の大きな花舞台。千絵子さんにとって集大成?いやいや、通過点です‼︎

千の舞はだんだんと蕾が割れ12月末には大きな大きな花を咲かせます!

また一つ鼓童の舞手に大きな功績を残しますよ!皆さまどうぞお楽しみに!


2019年12月23日(月)19:00開演
鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)

鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)