「道」ブログリレー20: PPPP テケテケ/三枝晴太

PPPP テケテケ

Photo: Takashi Okamoto

テケテケテケテケテケ…………今作品の演目の一つである『モノクローム』という曲は、強弱記号P(ピアノ/弱く)が4つ重ねられた状態 PPPP (ピアニシシシモ/ごくごくごく弱く)から始まります。

1500人を超えるお客様がいらしても、ピンと張りつめた空気に、水を打ったような静けさが劇場を包みます。

ごまかしの利かないシンプルなテケテケの世界です。

みなさまが息を飲んで観る中、演奏している私も、心を静めることが大事です。

Photo: Takashi Okamoto

一人、また一人と、音が加わっていく中、自分が加わる直前は、シーンとした空気に鼓動が隣の人に聞こえるのではと思います。

そうして積み上げていくテンション100%の緊張感を、お楽しみいただければと思います。

Photo: Takashi Okamoto

神奈川県出身!晴太の地元公演はこちら↓

Photo: Takashi Okamoto

公演詳細:

https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/16691

9月以降のスケジュール

待望の新作DVD発売中!

Photo: Erika Ueda

この日を楽しみにしてくださっていた方も、「え‼そうなの!?知らなかった!」という方も、ぜひ1枚。見応えある94分、ノーカットライブ収録です。

発売日:2019年5月24日(金)
価格:4,950円(税込)

商品の詳細はこちらから。
http://store.kodo.or.jp/?pid=141745460

公演会場、鼓童オンラインストアにて販売中

二本の柱/三枝晴太

道ツアー、初日間近です。
私自身は今回で3度目の道ツアー、
ヨーロッパツアーは、初めてとなります。

演奏もそうですが、
生活や食のこと、時差や体調のことが、ドキドキです。
稽古場の通りのコンディションに持っていき、演奏することを約三カ月、踏ん張って乗り切りたい…という心持ちです。

 

今回の道の稽古期間を経て、考えさせられたのは
私たちは、パーカッショニストであるということ。

もう一つ
私たちは、鼓童であるということ。
太鼓の音を出すだけではない。

では決定的な「鼓童」とは、何か。
何が、鼓童である僕らを鼓童たらしめるのか、僕たちにしかできないことは何か。
それを、考え、追う稽古期間でした。

 

そこに、「道」という作品の力もあります。
鼓童が半世紀近く演奏してきた演目を、今の僕たちが改めて解釈して、体に刷り込んで、稽古して、
今まで積み上げているものの頂点だと胸を張って佐渡を出る。
その過程を、鼓童村では、歩んでいました。

 

まずは、ロシアで初日を迎えます、欧州ツアーLegacyはどのような舞台になるのか、
そして、終わって佐渡へ帰って来る頃には、僕たちはどうなっているのか。
さらなる、高みを目指して参ります。

 

 

 

鼓童ワン・アース・ツアー2020「Legacy」ヨーロッパツアー