鼓童若手連中(15)「これから」/池永レオ遼太郎
何から書いたら良いのか。
太陽劇団で過ごした二週間は言葉に出来ないほど濃密な時間でした。
旅をしながら演奏を続けるツアーとは異なり、一つの劇場に住み込みで舞台を作る事は滅多にありません。ましてや、若手の演奏者のみでこの様な試みは近年中々ない事です。
本気で悔しくて、本気で楽しい時間でした。
私も含め、それぞれが自分と改めて向き合える時間となったと願っています。
舞台人としてだけでなく、人間として私たちはどれだけ成長できたのでしょうか。
まだ、うまく言葉にまとめられません。
前回の投稿でも書きましたが、一つ確かな事は、私たちが舞台に立てているのは本当に色々な方々のご支援と応援があるからです。
家族の様に迎え入れて頂いたアリアンヌさんと、太陽劇団の人たち。
連日ご来場頂いた沢山のパリのお客様。
そして、私たちを支えてくれる家族、スタッフ、そしてファンの皆様。
改めて、皆様からの多大なご支援、ご協力、心より感謝致します。
良い音をお届けできる様、若手連中一同、精進致します。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。