[研修生]伊藤多喜雄さん稽古を終えて/阿部好江
11月中旬、民謡歌手の伊藤多喜雄さんのご指導のもと、集中稽古期間がありました。
研修所に来るまで、ほとんど民謡を唄うことのなかった若者達。
そんな彼らに対しても、妥協はありません。
体当たりの稽古、感じる稽古、盗む稽古、そして挑戦、、そのような言葉が当てはまるでしょうか。
また唄の背景を学び、多喜雄さんの生の唄を体感することで、
彼ら自身に活気が湧いてくるのが見えたように感じました。
綺麗に歌わなくていい、それぞれが違っていい、迷っていい、泣いてもいい、、
多喜雄さんの想いはそれぞれに響いていました。
彼らの研修所生活は、もちろん唄だけではありません。太鼓や農作業、食事、全てが生活です。
だからこそ、背景は違えど今の彼らにも歌えるはずだと思っています。
伊藤多喜雄さんに心より感謝をこめて〜
来年もご指導お願いいたします。