研修生、アミューズメント佐渡デビュー!/本間康子

佐渡島内の小学校22校が集まり、合唱や合奏などを互いに発表する「佐渡市小学校音楽発表会」の特別演奏のゲストとして、鼓童研修生をお招きいただきました。

1年生による「屋台囃子」

アミューズメント佐渡・大ホールの舞台で、大勢のお客様を前に研修生が演奏するというのは、なかなかできることではありません。

ご担当の先生から「例年の特別演奏ではプロの演奏家をお招きしています。研修生の皆さんはまだプロではありませんが、必死に鼓童のメンバーを目指す姿をぜひ生徒たちに見せたいと思いました」と熱い思いを寄せていただき、実現したものです。

マリンバや大太鼓などが所狭しと置いてある舞台袖の一画に、研修生も太鼓や台類を搬入。

ステージにはすでにひな壇やピアノがセットされ、先生方の打ち合わせなども行われていました。

発表会の様子

午前の部が終わり、昼食休憩で生徒さん達はいったん退場。いよいよ研修生のリハーサルの時間になりました。

研修生が準備のために舞台上を使えるのは「40分間」のみ。段取りよく進めなければ、発表会全体の進行にも影響が出てしまいます。

この特別演奏では、小松崎正吾が進行役を担当しました。今年の彼はメンバー講師として、研修生の指導にあたる時間を増やし、研修所にじっくりと関わってくれています。

舞台で挨拶をする小松崎正吾

正吾の指示で研修生が次々と太鼓を運び、場ミリやサウンドチェックを進めていきます。

ぴったり40分で準備完了!

生徒さん達を迎えて、いよいよ「特別演奏」スタートです。

「野火」で元気よく入場!

2年生による「津軽手踊り」の披露

1・2年生で唄の披露

2年生による「三宅」

「研修所での楽しかったことは?」などど曲間での短いインタビュー

正吾の挨拶やMC、研修生の自己紹介をはさみながら、2年生、1年生の日頃の稽古の様子を見ていただきたいと、太鼓だけでなく踊りや唄など、盛りだくさんに詰め込んだ約40分間となりました。

研修生にこのような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

花束をいただきました!

 

 

研修所紹介ムービー

鼓童文化財団研修所