鼓童若手連中⑦『見えたい』背景/三浦康暉
パリに来て早や5日が経ち、初日に向け稽古も大詰めです。
稽古終わりには太陽劇団の方々と一緒にワールドカップ観戦をしたり、セッションなどして、スポーツや音楽のボーダレスを再認識しております。
前回は稽古日もほほ無く、勢いだけと言っても過言ではない舞台でした。
ただ熱量は凄まじかった。
しかし、今後の鼓童の舞台を担っていくにはそれだけでは足りません。
今回の若手連中では鼓童演奏者のとしての覚悟、これからの鼓童を担っていくという決意のようなものが演奏者の背景に感じられるようなそんな舞台であり、自分自身もそうで在りたい思っています。
「見えたい」背景。
自分の太鼓に対する思いなのか、滲み出てくる人となりか、はたまた見えてくるのは佐渡の風景なのかもしれません。
太鼓、笛、鳴り物を演奏してるだけで、いや立っているだけ背景が見えてくるそんな舞台であり、演奏者でありたいと思います。
先ずは200%でぶつかってきます!