一期一笑/大塚勇渡
公演前日、タリンでの休日。中世の街並みがそのまま残るとても可愛い街。
凝ったディテールが各所に見られました。
レストランでも、細やかな気遣いが。
身も心もお腹いっぱいです。
公演も、たくさんのお客さんに喜んで頂けました。
スイスでの連続公演から、今回のエストニアでの公演を経て、フィンランドへ向かう今日、旅は本当に一期一会だと痛感している所です。
古くからお世話になっているエージェントの方を始めとして、
多くの素晴らしいサポーターの方々と共に公演が出来ている事、
熱狂的な反応で歓迎して下さるお客様、
劇場の持ってる空気と歴史、
国の土地柄と時代背景、
演奏者と太鼓、
そして紡ぎ出される音色。
まずここで息をしてる事も、
当たり前な事は何一つなく、
舞台にはその場限りでしか出会えない、
キラキラした化学反応が生まれます。
時には必然性を感じる事さえもありますが、
どの舞台にも必ず新鮮さと驚きがあります。
だからこそ、一瞬の価値を噛み締めて、
その時間をこれからも感じていきたいです。
そして、それはそこにいる
みんなが笑顔になれる時間でもあります。