【”千の舞”への道】笛の音色とバックグラウンド/木村佑太

「千の舞」にはスペシャルゲストとして木村俊介さんをお迎えしており、木村さんご自身は笛と三味線を演奏されていて、更に木村さんの楽曲も演奏させていただいております。

Photo: koji

学生の頃から木村さんのCDなどを聞いていて、苗字も”木村”で同じなので勝手に親近感を覚えていて一方的に僕が知っているだけだと思っていたら、母と弟が木村さんのコンサートに何度も行っている事もあり、「あの木村さんだよね〜」とまさかまさか僕の事を知ってくださっていました。色んな所にご縁があるんだなと実感しました。木村という苗字にも感謝(笑)

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鼓童で笛を吹くにはまず太鼓に負けないような力強い音が求められます。僕はひたすら力強く、音はデカく。この二つをかなり意識して稽古しております。ただ、木村俊介さんの音色は力強くも澄んだ音で「すぅーーー」と耳の中に入ってくる感じがします。高い音を近距離で聞いても耳に馴染んでくる感じで、同じ篠笛という楽器を使っていても、根本的な性格やその人のバックグラウンドから音色が変わってくるのだなと感じました。

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千絵子さんの舞にも圧倒されますが、是非木村俊介さんの笛や三味線にも注目して見て頂けると楽しさ倍増です!もちろん鼓童の木村の笛にも少しだけご注目頂けたら幸いです!
見返すと木村って文字がたくさんありますね(笑)

木村佑太


2019年12月23日(月)
鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)

鼓童「千の舞」 〜小島千絵子芸歴40周年記念公演(東京都文京区)