2週間に及ぶ太陽劇団での生活もあっという間に終盤を迎え、無事に千穐楽を終えることができました。

お陰様で連日満員御礼が続きましたが、千穐楽はその中でも一段と多くのお客様が足を運んでくださり、40名以上の方がキャンセル待ちとなり、その方々には通路や客席の隅にベンチを追加して公演をご覧頂きました。

カーテンコールの際には太陽劇団の方も大勢客席の横に集まり、最後の演奏を踊ったり抱き合ったりしながら楽しんでいました。

この様に多くの方々に温かく見守って頂きながらパリ公演を締め括ることができたこと、本当に嬉しく思います。

千秋楽から一夜明けた本日は楽器類のパッキングや片付け、掃除などを行いました。素晴らしい時間を過ごせた事への感謝と共に、もうここでの生活が終わってしまう事を寂しくも感じています。

今回は出演者も制作も若手のチームでしたので、私はサポート役として見守る形で日々を過ごしました。

鼓童の未来を担う彼らからは熱い想い、エネルギー、喜びが溢れ、とても頼もしく感じましたし刺激的で貴重な時間となりました。

太陽劇団という理想郷で過ごした時間を糧にこれからも益々活躍してくれるのを楽しみにしています。

最後に、「KODO NEXT GENERATION」を招聘してくださった太陽劇団のアリアーヌ・ムヌシュキンさんに心からの感謝と敬意を表します。

Merci beaucoup‼︎

制作スタッフ：高城テシュネみお

2018年7月17日（火）〜22日（日）Kodo Next Generation（フランス・パリ）