【ゆめのうつつリレー】チーム容子/草 洋介
前回のタニくん(中谷憧)と同じく「〜ゆめのうつつ〜ミニコンサート」に出演いたしました、草洋介です。
コンサートの前に、CD収録の際にも少しだけお手伝いできたのですが、その現場ではじっくりと時間をかけて丁寧に作品が練られていました。
唄の持つ意味と音が絶妙にリンクされていく、、そんな作業が日々繰り返されていました。
そして収録に関わるメンバーたちの雰囲気は「チーム容子」と呼べるような一体感がありました。
そんな中、自分もコンサートの出演が決まりました。
憧れの「チーム容子」の一員になれるような気がして、とても嬉しかったのを覚えています。
今回、容子さんが唄う姿を見ていてとても印象に残ったことがありました。
それは稽古の時からずっと感じていたことなのですが、、「目」です。
「花の寿」や「忘れな草」を唄う時の視線は遠く、はるか先の地平線に声を届けるような郷愁がありました。
かたや「ねんねん猫の・・・」や「椎谷の観音さま」を唄う時には、お客さんと視線を合わせて、一緒に唄を楽しむ姿がありました。
そんな姿を見ていると、容子さんは「唄い手」でもありながら、やはり「舞台人」でもあるのだなと感じました。
CDでこだわり抜いた音と声、そして「チーム容子」の結成を成せる唄への想いの強さを持って、これからもお客さんの前でも唄い続けていただきたいなと思います。
そんな藤本容子のコンサートに行く前には必ず「佐渡もの語り〜ゆめのうつつ〜」での予習もお忘れなく!
次回は、三浦友恵です。
お楽しみに!
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