研修所講師ご紹介 〜ボディワーク 京矢彩希 先生〜『自分の体へこだわりを持って…』/ 赤澤 京

ボディトレーナー 京矢彩希 先生 

2019年より研修所講師。

〈プロフィール〉
北海道出身。

18歳の時昭和音楽大学短期大学部に入学、卒業後は芝居のみを学び直すために、UPSアカデミーに入学。

その後は日本舞踊の舞踊団に約10年所属しながら、ミュージカル、ストレートプレイの舞台に立つ。

ヴォイストレーナー野上結美先生のご紹介で、研修生や鼓童メンバーへの指導を行う。

 

「自身の怪我をきっかけにピラティスの資格を取り、身体のトレーニングを学び指導者としても活動しています。」

 

『研修生への指導の内容は?』

 

ピラティスやグランドムーヴメントで身体の使えていないところや感覚のないところ、歪み、左右差などを本人たちに気づかせながら、それらをトレーニングを通して自分の力で整えていくトレーニングを組み立てています。

そこから最後は腰をしっかり落とせる強い下半身を作るためスクワット、ジャンプトレーニングまで!!

骨盤の位置をトレーニングによって正しい位置に矯正中

 

『最初に指導に来られた時の印象や記憶に残っていることはありますか?』

 

過酷な環境だなと思いました。

日々便利になっていく都会の生活に逆行するかのような生活を送る研修生を見て、私には到底真似できないと思いました。

足を地面に押し返して、揺れない下半身を作るためのジャンプトレーニング

 

『研修生へ指導を通して思うこと、伝えたいことは?』

 

太鼓を打つにも、民族舞踊を踊るにも、歌を歌うにも、まずは自分の体のベースの土台が育っていないと、いつか技術を身につけていく途中で行き詰まりが必ず出ます。

そして怪我をして悔しい思いをします。

そんな時、体の使い方の根本を見直し立て直すトレーニングが必要となります。

今の若いうちから自分の体へこだわりを持ってしっかり自分の体と向き合ってください。

それが長く好きな太鼓を打ち続けていけるカギとなります。

 

また、舞台でお客様を感動させられるプロとしての身体を仕上げてください。

骨や筋肉の位置や動きを意識しながら、芯のある身体づくりを目指します

ここまで3名の研修所外部講師の方々をご紹介して参りました。

鼓童研修所では太鼓のみならず芸能や舞台で必要なスキルを養うためのカリキュラムがあります。
詳細はこちらをご覧ください。

〈研修所カリキュラム紹介ページ〉

研修所のカリキュラム(研修内容)