自分の音/渡辺健吾
自分の音とは。
自分が12歳で太鼓を始めたばかりの頃は打つという事ばかり考えていて、どんな音を出したいかなんて考えてませんでした。
でも全然それでも良かったと思います。
ただひたすら自分が打ってて楽しかったから。
そんな自分が佐渡に渡って思い知りました。
自己満足ではダメ!!
舞台は見て下さる方々に音を届ける所。
日々稽古を重ね、良い音を出す。
では良い音とは?
何が良くて何が悪いのか。
その曲で表現したい音がそれならそれで良いし、そうじゃないなら悪い。
聞く人の好みもあると思う。
だからこれが良い音でこれが悪い音って断言できる訳ではないんだなーって書きながら思いました。
太鼓の音って難しい!
打つ人が違えば同じ太鼓でも全然違う音になるし、太鼓が変わればもちろん違う。
良く私が言われるのは
音が固いし重たい…
ダメじゃん!
でもそれが健吾らしくて良いって言われる時もある。
これが自分の音なのか?
でもこれが自分の音です!って決めつけたらもう成長できない気がする。
だから結局何が言いたいかというと
とにかくもっともっと気合い入れて稽古せいや自分!!ってことです!!
自分の音を探し続け
日々頑張ります!!