太鼓の学校「エクサドンファシリテーター養成講座」/宮﨑正美

 1月22日から始まりました「エクサドンファシリテーター養成講座2022冬」ですが、3月12日までの全8回の講義を終え、15名の方が修了されました。

 毎週土曜日の朝、皆さんとお顔を合わせ、「さあやるぞ!」と気合を入れてきたこの8週でした。(アメリカからは金曜の夕方、夜というお疲れの中の受講、本当にありがとうございました!)

 太鼓グループに所属している方、介護施設にお勤めの方、音楽療法士、教育機関にお勤めの方、太鼓未経験の方もいて、様々な方がそれぞれの想いで、受講してくださいました。受講生の方々の考えや、それぞれの方のこれまでの経験を共有することで、お互い学び合う事ができ、とても有意義な講座になりました。

 

 目標は、この講座を修了したら「エクサドンファシリテーターとして、ご自身の作成したプログラムで太鼓のワークショップ(エクサドン)を行うこと」です。

まず、エクサドンファシリテーターの心得、エクサドンプログラムの構成についての講義。次に、分かりやすい表現の仕方、姿勢、ネタを学ぶ中で、どういうことに気を付ける必要があるかなど、サマリー動画をもとに詳しくお伝えしました。

 講義後半では、班分けをして、受講生同士で話し合い、模擬的にプログラム作成を行ってもらいました。お互いの意見を聴き合う時間です。最終的には、受講生それぞれの方が実際行うであろう対象者を思い浮かべて、自分なりのプログラムを作成していただきました。最終回ではお互いの考えたプログラムを共有し、質問や課題を皆さんと話し合いました。

 真剣に講義を聴き、他の受講生の話に耳を傾け、お忙しい中、一生懸命タスクに取り組んでくださる姿から、周囲の人々を太鼓で幸せにしたいというヤル気、本気が伝わってきました。

 

 このコロナ禍で、実際、大勢の人たちを集めて一緒に太鼓をたたくことは難しいかもしれませんが、世の中は常に動いています。時間は止まりません。今を幸せに生きたい、幸せに生きてもらいたい。そんな想いのいっぱい詰まったエクサドン。

 

 今回繋がったご縁を大切に、今後もエクサドンを進化させていきたいと考えております。

 

 太鼓の学校「エクサドンファシリテーター養成講座2022」は今秋(10月頃~)2回目が開催されます。7月頃からの募集開始予定です。是非、志をともにする仲間と一緒に学びませんか。