安藤明子より退団の御挨拶

8月末日で退団のお知らせをしておりました安藤明子より、ご挨拶を差し上げます。

安藤明子より退団の御挨拶

「一期一会を大切に」という父の言葉を胸に、「人の記憶に残る人間になる」ことをモットーにして、佐渡に渡り7年、今年のアース・セレブレーションが最後の舞台となります。

高校を卒業してすぐ、まだ社会の常識も知ら無かった私ですが、鼓童の皆さん、鼓童を通して出会ったたくさんの方に育てられ、今の私があります。たくさん失敗もしましたし、ご迷惑もお掛けしましたが、その分たくさん学び、成長させていただきました。「秋田のお米が食べたい」と言えばすぐにあきたこまちを送ってくれる母や家族。秋田の友達、佐渡の友達。そして、客席からいつも温かく、熱く応援して下さっている皆様に支えられここまで来れました。心から感謝しております。鼓童の安藤明子として皆様に少しでも覚えていただけていればそれが私がここで生きてきた証となります。少しでも多くの方の記憶に残っていられたら嬉しいです。

太鼓、唄、笛、踊り…

私の好きな、この日常から離れてしまうのは少し寂しいですが、これからは大阪を拠点に演奏活動も続けていくつもりですので、またどこかで皆様とお会い出来ることを願っています。

約7年、本当にありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

さあ、佐渡ではアース・セレブレーションが始まります!
最高のメンバーと一緒に最高の舞台をお届けいたします!
思いっきり笑って、時に泣いて、思いっきり楽しみましょう!

2017年8月18日 安藤明子