いま、ひとつの地球を、想像したい。

長年愛されてきた演目から各地の芸能、そして新曲からなる構成の中に、出演者一人一人がもつ個性が織りなされ、紡ぎ出される舞台。時代や国境を超える普遍的なものに、それぞれのアプローチで挑む鼓童の最新作を2025年春より全国でお届けします。この出演メンバーでしか生み出せない音と姿をぜひ劇場でご覧ください。

宣伝美術：大槗 修（thumb M）／写真：岡本隆史

 

多様化が進む一方で、分断が加速する世界
その中で、音楽は、芸能は、芸術は、商業として消費されることに留まるものなのだろうか
コミュニケーションが生まれ、他者を知り、その先に自己を知るための役割を失ったのだろうか

太鼓が、音楽が生む共感共同体
人種 国籍 言語 宗教 それらを超えて人類に共通するものを 信じてみたい

そして、地球は人類だけのものではない
動物も 植物も その営みは地球のリズムとなり 時に同期し 鮮やかに色彩を奏でる

人間本位の未来に「ひとつの地球」はないのだと思う

これからも この地球で 共に生きてゆく

人類の想像力を止めないために、太鼓を叩き続ける
ここに ひとつの地球を、みんなで想像したい

演出：前田順康

 

演出：前田順康

出演者：太鼓芸能集団 鼓童
【9,10月】
小松崎正吾、三浦康暉、鶴見龍馬、三枝晴太、平田裕貴、渡辺ちひろ、定成啓、新山萌、廣嵜一馬、小川蓮菜、勝部しずく（準メンバー）、田中大成（準メンバー）
※出演者が一部、変更になりました（7/14）

予定演目：族、三宅、千里馬、屋台囃子、大太鼓 他