鼓童 創立40周年記念公演企画
Kodo 40th Anniversary Concert Series

━2021年、鼓童は創立40周年を迎えます━

 

2020年11月より約1年半をかけて国内外を巡る「創立40周年記念公演企画」がいよいよ始動します。鼓童の<過去、現在、未来>を、太鼓の響き、音楽の力、生身の舞台を通じて全国各地、世界各地へとお届けしてまいります。

これからの50年、そして鼓童100年に向け、皆様からのご声援、そしてご来場をお待ちしております。

鼓童は、この度の新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う様々な影響により、大きな影響を受け、冬の欧州ツアーの中断に始まり、多くの公演を中止するなど苦しい判断を致しました。今なお、今後の活動に対してこれまでに経験したことのない厳しい状況が続いております。

しかし、公演ができない期間は拠点である佐渡に腰を据え、改めて自分たちの暮らしを見つめ直す機会にもなりました。それぞれが学び、思考し、この地で創作に向き合えたことは今後の鼓童グループの活動に向けた大きな糧になっていると確信しております。

2021年、鼓童は創立40周年を迎えます。前身の「佐渡の國鬼太鼓座」を含めるとその歴史は半世紀に及び、日本全国、世界各地へと旅をしながら演奏活動を行って参りました。現在、2020年11月より約1年半をかけて全国を巡る、「創立40周年記念公演企画」を準備しております。

この期間で得た力とともに、何としてもこの危機的な状況を乗り越え、広く深い繋がりで得た、鼓童の財産を次代に継承し、活動を継続して参ります。

「創立40周年記念公演企画」では、鼓童の<過去、現在、未来>を太鼓の響き、音楽の力、生身の舞台を通じて全国各地、世界各地へとお届けして参りたいと考えております。

太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎

鼓童 創立40周年プログラム

鼓童の新作5作品を国内・海外で上演します。

各公演詳細

第一弾 鼓童ワン・アース・ツアー2020-2021〜つづみ

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、延期や中止を余儀なくされ、厳しい状況が続いておりましたが、いよいよ11月の京都・春秋座を皮切りに2020年は全国8都府県9都市14公演を行います 。

また2021年5月〜7月にかけて、関東・北海道・東北・関西などでの春の「鼓」ツアーを行います。

私たちの原点「佐渡」をテーマに、新たな領域への礎となる舞台。佐渡だからこそ生まれ、育まれた音を劇場にてどうぞ体感ください。

2020年11月〜12月 日本ツアー
2021年5〜7月 日本ツアー

第二弾 鼓童×東京交響楽団「いのち」

2021年10月30日(土)神奈川県川崎市 ミューザ川崎シンフォニーホール

第二弾企画は、5年ぶりのオーケストラとの共演が実現 ! 池永レオ遼太郎が自身初となるオーケストラとの新曲「いのち」を書き下ろし、世界初演となる舞台。その他に、「モノクローム」とともに作られたオーケストラとの共演曲「モノプリズム」を40周年の節目に次世代の若いメンバーに継承し、新たな創作の糧へと繋げます。

また、池永レオ遼太郎がオーケストラとの新曲「いのち」を書き下ろし、世界初演となる舞台。鼓童ミュージックアドバイザーであり、日本を代表する指揮者下野竜也氏と東京交響楽団の皆様との命の響きをどうぞお楽しみに。

「いのち」公演詳細

第三弾 鼓童ワン・アース・ツアー2021-2022〜わらべ

佐渡をテーマに、「鼓」は太鼓を、「童」は人を際立たせる2連作。クラシカルな演目、演出を基調に、身体と太鼓の音のみシンプルな表現と多様な音の響きが融合する舞台となります。2021年11月から翌年にかけての国内ツアーを予定しています。

2021年11月〜12月 日本ツアー

2022年5月〜9月 日本ツアー

特別企画 鼓童浅草公演「あゆみ※完売御礼

2021年6月24日(木)ー27日(日)東京都台東区 浅草花劇場(花やしき)

一打神韻、連打震天。

鼓童創立40周年特別企画として、日本最古の遊園地「浅草花やしき」内「浅草花劇場」での4日間計7回の連続公演が実現。2020年、鼓童在籍30年を迎えた見留知弘を筆頭に、鼓童精鋭メンバーが贈る疾走感、見応え溢れる60分。鼓童の次世代を牽引する住吉佑太が、鼓童のこれまでとこれからの歩みを紡ぎます。

浅草で行う記念すべき特別な瞬間。どうぞお立ち会いください。

→「歩」公演詳細

特別企画 鼓童創立40周年記念公演

2021年11月25日(木)ー28日(日)東京都渋谷区 オーチャードホール

2017年坂東玉三郎氏の演出、共演作品「幽玄」以来4年ぶりとなるオーチャードホールでの公演。代表の船橋裕一郎が演出を担当。

40周年ツアー2連作「鼓」「童」、昨年浅草でお披露目予定だった「巴」の3作をお届けする創立40周年を象徴するかのような特別な4日間。さらには「鼓」「童」には鼓童創立メンバー4名が加わり、オーチャードホールにふさわしい重厚で豪華な演出にてお届けします。

たゆみなく芸の高みへと挑みつづける鼓童の心・技・体を、どうぞご堪能ください。

→「鼓童創立40周年記念公演」公演詳細

特別企画 鼓童 とき

2021年12月19日(日)新潟県佐渡市 金井能楽堂


ともに時を刻んできた鼓童名誉団員と次代を担う鼓童メンバーが琉球舞踊の金城光枝を迎え、長年にわたり鼓童を育て、応援いただいた皆さまへ感謝を込めてお贈りする、結ひの舞台。

→刻の結ひ音 公演詳細

鼓童創立40周年ロゴマークについて


この「40周年ロゴマーク」は、鼓童のロゴマークのシンボリックな部分を配しています。鼓童のロゴも私たちとともに歩んできました。その積み重ねが40周年となり、未来への一歩を生み出す。そんな意図を込めた「40周年ロゴマーク」です。