鶴見龍馬より退団の御挨拶

鶴見龍馬より退団の御挨拶

この度2026年12月をもって鼓童を退団する決断をいたしました。
高校を卒業して佐渡に渡り15年、正メンバーとして舞台に立ち12年の歳月が経ちました。
私がここまで長年活動することが出来たのも、応援してくださる皆様、そして支えてくれた家族や仲間のおかげです。

佐渡に渡った当初は、自分がメンバーになれるなんて思ってもおらず、2年間太鼓や芸能の専門学校に行く様なつもりで研修所に入りました。
それがまさか10年を超えて鼓童のメンバーとして活動することになるとは、誰が想像していたでしょうか。

ここまで鼓童として活動させていただいてきた中で、世界中のいろいろな地域を自分の目で直接見ることができ、多くの人と出会い、素敵な仲間達に恵まれ、鼓童に来ていなければ経験できない様々な経験をさせていただきました。
勿論この10数年は楽しい事ばかりではなく、心の底から苦しい時期もありました。
それでも今となって思い返してみれば、ここで経験したすべての出来事が私にとって人生の宝物になっていると感じます。

そんな経験と想い出を糧に、私は次の道へ進もうと思います。
大好きな太鼓を大好きな仲間たちと演奏しながら世界中を旅するという生き方は自分にはとても合っているなと感じる一方で、
これから一人の人間としてより成長していくために、なによりこれまで私を支えてくれた人達を今度は私がしっかりと支えられる様になる為に、改めて自分の根っこを一から見直さなければいけないと感じたからです。

良くも悪くも太鼓しか本気になってやって来なかった人生。
新しい挑戦にはとても不安があります。
しかし「やらぬ後悔よりやった後悔」「思い立ったが吉日」「迷わず行けよ、行けば分かるさ」
先人たちの言葉に力を借りながら新たな道を突き進んでみたいと思います。

改めて今日まで応援してくださった皆様、そして右も左も分からない未熟な私をここまで育ててくださった鼓童の皆様に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!

年末の十二月公演が最後の舞台になります。
残りの期間、最後まで精一杯打ち込みます!

鶴見龍馬