アルバム「KODO TOGETHER」パート3は「鼓」公演からの選抜曲を掲載!

これまでイギリスのクリエイティブエージェンシー「Pitch & Sync」と鼓童が共同でキュレーションを行ってきたデジタルアルバム「KODO TOGETHER」。この度、パート3として待望の「つづみ」公演の楽曲が音源リリースされました!

現在「鼓」公演は欧州ツアー真っ最中。国内外で公演を見ていただいたお客様にも、まだ見ていただいていないお客様にもお楽しみいただける内容です。

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Pitch&Syncより:

鼓童「TOGETHER」アルバム3部作にして最終作。リズムの可能性をさらに広げる作品となりました。前2作では、多彩な共演者とともに鼓童のリズムの探求を紹介しましたが、今作では鼓童がこれまで磨き上げてきた作品を紹介することができました。
全楽曲は本拠地である佐渡島で録音したもので、彼らの原点、そして新たな章の始まりを見事に表現しています。「大太鼓」「屋台囃子」など、鼓童の柱となる名曲が中心です。また、新しい要素を盛り込んだ新曲が、このアルバムをさらに魅力的にしています。そして、石井眞木氏の代表作「モノクローム」をSuspended Disbeliefが再構築したものが、このレコードの最後を飾ります。シンプル且つ瞑想的でありながら豊かな表現力のあるこの楽曲で、偉大な作曲家と鼓童への尊敬を形にしたアレンジとなっております。どうぞお楽しみください。

「鼓」公演パンフレットより一部抜粋:

「鼓」公演は私たちの本拠地〈佐渡〉をテーマに、太鼓の響きに魅せられ集う人々を浮かび上がらせ、前身の〈佐渡の國鬼太鼓座〉から約半世紀を経て、自らの歴史を振り返り、この先の未来へ繋げられたらとの思いを持ち、準備を進めておりました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、私たちは3月にヨーロッパツアーを中断、その後国内外の公演が軒並み中止となり、佐渡での稽古含め主たる活動を一時中断いたしました。私の頭の中は不測の事態の連続に混乱しましたが、静かな稽古場に圧倒的な存在感を放つ大太鼓は、音を出さずとも美しく鎮座していました。樹齢数百年の巨木と牛の命を頂き、熟練の職人の技術によりできた太鼓があり、耳を澄ませば様々な命の音が聞こてくる佐渡の稽古場は、私の心を落ち着かせてくれたように思います。

皆が鼓童の活動を継続させようと今できることを少しずつはじめ、音を奏で、表現を模索し、再び稽古場には太鼓や様々な楽器の音が響き出しました。全体での稽古を再開した際の音はエネルギーに満ち、また、これまでの約半世紀という月日があったからこそ、この音が生まれてきていると感動しました。

演出 太鼓芸能集団 鼓童代表 船橋裕一郎(2020年11月)

 

 

「Kodo Together」Part 3 TSUZUMI トラック

  1. この峰の 作詞・作曲:藤本容子(2003年)
  2. ヒトヒ 作曲:前田順康(2019年)
  3. 作曲:池永レオ遼太郎(2020年)
  4. 有頂天 作曲:平田裕貴(2019年)
  5. 作曲:住吉佑太(2020年)
  6. 出雲楽 編曲:鼓童
  7. 大太鼓 編曲:鼓童、石塚充
  8. 屋台囃子 編曲:鼓童
  9. また明日 作曲:石塚充(2011年)
  10. Monochrome (Free your mind and your heart will follow) 作曲:石井眞木(1976年)アレンジ:Suspended Disbelief

 


「KODO TOGETHER」パート1とパート2では世界中のアーティストと奇跡のコラボレーションを果たしました。

 

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Kodo Together Part 3: TSUZUMIを視聴