鼓童メンバー投稿
螺旋/蓑輪真弥
螺旋
創立35周年記念コンサート「螺旋」稽古が始まっています。新曲と昔懐かしい曲とが織り交ざり、見ごたえのある内容となっております。
美しい闇が情景として浮かんでくる「夕闇」は私の好きな曲の一つです。
8月19日、サントリーホールでお待ちしております。そして9月からの「螺旋」全国ツアーで各地の皆さまにお会いできることを楽しみにしています!
鼓童創立35周年記念コンサート
http://www.kodo.or.jp/news/20150917kodo35th_ja.html
2016年8月18日(木)、19日(金)、20日(土)サントリーホール
8月18日(木) 第一夜 〜出逢い〜
出演:鼓童、新日本フィルハーモニー交響楽団/指揮:下野竜也
8月19日(金) 第二夜 〜螺旋〜【S席完売】
演出:坂東玉三郎/出演:鼓童
8月20日(土) 第三夜 〜飛翔〜【完売】
演出:坂東玉三郎/出演:鼓童、ゲスト:BLUE TOKYO、DAZZLE
プレイガイド
・チケットスペース Tel. 03-3234-9999(オペレーター) WEB「チケットスペースオンライン」検索
・サントリーホールチケットセンター Tel. 0570-55-0017
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9999 [Pコード:286-898] http://pia.jp/
・イープラスhttp://eplus.jp/
・ローソンチケット Tel. 0570-000-407(オペレーター 10:00〜20:00)Tel. 0570-084-003 [Lコード:30118] http://l-tike.com/
・セブンチケット http://7ticket.jp/ 全国のセブン-イレブン店頭マルチコピー機
・東京文化会館チケットサービス Tel. 03-5685-0650
2016年9月~12月「鼓童ワン・アース・ツアー2016~螺旋」(日本国内)
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html
ただいま稽古中/中込健太
暑中お見舞い申し上げます
今、佐渡ではサントリーホールでの「鼓童創立35周年記念コンサート」に向けて稽古の真っ只中!!
今年の夏も盛り上げます。
絵:中込健太
鼓童創立35周年記念コンサート
http://www.kodo.or.jp/news/20150917kodo35th_ja.html
2016年8月18日(木)、19日(金)、20日(土)サントリーホール
8月18日(木) 第一夜 〜出逢い〜
出演:鼓童、新日本フィルハーモニー交響楽団/指揮:下野竜也
8月19日(金) 第二夜 〜螺旋〜【S席完売】
演出:坂東玉三郎/出演:鼓童
8月20日(土) 第三夜 〜飛翔〜【完売】
演出:坂東玉三郎/出演:鼓童、ゲスト:BLUE TOKYO、DAZZLE
チケット
・チケットスペース Tel. 03-3234-9999(オペレーター) WEB「チケットスペースオンライン」検索
<鼓童創立35周年記念コンサートは以下の企業のご協賛をいただいています>
2016年8月26日(金)〜28日(日)
アース・セレブレーション2016
(新潟・佐渡市)
息づく思い/船橋裕一郎
息づく思い
いかがお過ごしでしょうか。2ヶ月におよぶツアーを終え、今月はサントリーホール、ECと続きます。
さて、鼓童にとっても大きな存在であった冨田勲氏、永六輔氏のお二方がお亡くなりになりました。私自身は、お二方との接点はごく僅かでしたが、鼓童グループに与えて頂いたもの、精神は計り知れず、それらは今後もグループのなかで息づいていくものだと思っております。
冨田さんとの集合写真(2008年鼓童村稽古期間に撮影)
数年前、小さな会場での公演の際、幕があがると最前列にニコニコと笑顔で座っておられたのが、冨田勲さんでした。公演後、気さくにお話をして頂き、鼓童村でのレコーディングの思い出を楽しそうに語られていました。また、1945年の三河地震で被災され、戦時統制の最中で救援もほぼなく、その後も広く報道されなかったことなど、とどまることなくお話されていたことを思い出します。昨年末、佐渡の鼓童村滞在中に出来た『宇宙の歌』をこの夏に再演することが決まった際には、大変喜んで下さり、前回からの改善点までご指示くださいました。音を通してその思いや音楽性の素晴らしさを再認識しております。
永六輔さん(2003年鼓童村にて)
私が研修生時代に『鼓童で遊ぼう』というタイトルの公演で司会をして頂いたのが永六輔さんでした。リハーサルもそこそこに研修生をも舞台に上げ、鼓童のメンバーも名だたるゲストの皆様も慌ただしく舞台を駆け回り、最終的には客席も巻き込んでそれは楽しい舞台を作り上げてくださったことを覚えています。佐渡にも我々の公演会場にも常に足を運んで下さいました。旅をしていると、鼓童にいなければ決して足を運ばなかったであろうと思う土地に赴きますが、その土地に行って初めて分かる事が多くあると感じます。それは電波の届くところへ赴き、そのことを東京のラジオで伝えなさいという宮本常一先生のお言葉を実践され、その事を私達へ伝えてくださった証しだと思い、ツアーへの思いを改めて思い返しております。
お二方に共通して感じるのは、自分で見て触れたものを信じるという強い信念と、社会に対しては鋭く、人に対しては深い愛情に満ちた眼差しでした。
最後に永さんから鼓童に頂いたお手紙を紹介させて頂きます。
君達の【太鼓】はそこにあるだけで充分に鑑賞に耐える工藝品であり、美術品なのだ。
だから、君達もそこにいるだけで【存在感を示せる人間】であってほしい。
その上で太鼓と向き合うと君達は中途半端な人間であるよりは純粋に”童”であることに
徹することでしか、対応出来ないことに気づく、その時君達は鼓童なのだ。
永六輔
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
[ONKYO×鼓童]創造を伝える音/住吉佑太
鼓童創立35周年記念グッズのご案内
オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社とのコラボレーションにより、ハイレゾ対応インナーイヤーヘッドホンの鼓童モデルが誕生しました。ハウジング部分にレーザーマーカによるロゴ彫刻(右側:巴印、左側:KODOロゴ)が施されています。
ただいま2次予約の受付中です。
予約受付:http://onkyodirect.jp/kodo.html
創造を伝える音/住吉佑太
一聴して感じたのは、ひとつひとつの楽器の位置まで感じ取れる分離の良さでした。また低音から高音まで全体のバランスが抜群で、音楽の細かな変化まで鮮明に聴かせてくれます。様々な音楽ジャンルはもちろん、再生が難しい太鼓の響きもしっかりと伝えてくれました。
細かな変化をあるがままに聴かせてくれるので、日々の創作活動にも使ってみたいと感じています。
e-onkyo musicにて、「永遠」ハイレゾ音源配信中!
http://www.e-onkyo.com/music/album/od015/
水口囃子レクチャー&デモ/内田依利
Earth Celebration 2016
水口囃子レクチャー&デモ
今回「Earth Celebration」で水口囃子のレクチャー&デモを企画しました! せっかく佐渡まではるばる来るこの機会に、もう一歩踏み込んで日本の芸能の奥深さを、滋賀県無形民俗文化財の「水口囃子」を通して学んでみませんか。お話に加えて、鼓童メンバーも混じってのデモ演奏もあり、みなさんに実際に体験してもらう時間もありと盛りだくさんです。英語でのサポートもあります。
ただいまデモ演奏とフリンジに向けて、鼓童メンバーも水口囃子特訓中です! EC2日目午後、ハーバーの目の前の涼し〜いマリンプラザでの「水口囃子レクチャー&デモ」。沢山の皆様のご参加をお待ちしています。
Earth Celebration 2016(新潟・佐渡市)
8月27日(土)14:00〜15:30 水口囃子レクチャー&デモ(@マリンプラザ小木2F)
水口ばやしは、滋賀県甲賀市にある水口神社の例大祭で曳き出される曳山の中で演奏されるお囃子です。全国でも愛好者の大変多いお囃子で、そのメロディはジャズ調あり、マンボ調あり、そしてうねるようなテンポチェンジが特徴です。今回は地元の方が、お祭りの背景も交えながら、そのお囃子に込められた「こだわり」を教えてくれます。息遣いの聞こえる距離での演奏、そして希望者による体験も!そんな贅沢な時間、ぜひ気軽に楽しみに来てください。鼓童の見留知弘も演奏に参加させていただきます!(ナビゲーターは鼓童・内田依利)
【お申し込み】鼓童チケットサービス
- Tel. 0259-86-2330(月~金 9:30~17:00)Fax. 0259-86-3631
- Email: ticket@kodo.or.jp
[ONKYO×鼓童]甦る緊張感/藤本吉利
鼓童創立35周年記念グッズのご案内
オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社とのコラボレーションにより、ハイレゾ対応デジタルオーディオプレイヤーの鼓童モデルが誕生しました。特典として、1985年「鼓童十二月公演」(新宿・シアターアプル)での藤本吉利による大太鼓演奏のアナログ録音を、ハイレゾ音源に変換して収録しています。
ただいま2次予約の受付中です。
予約受付:http://onkyodirect.jp/kodo.html
甦る緊張感/藤本吉利
今回ハイレゾ化していただいた音源を聴き、当時の「一直線に太鼓にのめり込んでいく」感覚を思い出しました。
1985年、当時の大太鼓はまさに「命がけ」です。
最初の一打が鳴り出すまでの張り詰めた空気感、大切にしている打ち込みからの疾走感、クライマックスへの高揚感と荒い息遣いなど、30年前の緊張感が鮮やかに甦ってきます。
今は「太鼓で唄う・太鼓で遊ぶ・全身全霊」というのが私のモットーです。これは今までに大太鼓で共演させて頂いた方々との出会い、長い時間打ち続ける事への挑戦、そして裏打ちなしでの独奏など、様々な試行錯誤を経て出来上がってきたと思っています。
この音源には、そうしたスタイルを作り上げる以前の、一心に太鼓に挑む「格闘」の様な演奏が収録されています。今とは違う30年前ならではのパワフルな演奏を、当時のシアターアプルの空気感と共にお楽しみ頂ければ嬉しいです。
e-onkyo musicにて、「永遠」ハイレゾ音源配信中!
http://www.e-onkyo.com/music/album/od015/
自芯/漆久保晃佑
自芯(じしん)
皆さまいかがお過ごしでしょうか。最近は暑さも厳しくなってきまして早くも蝉が鳴き始めました。私たち「交流学校公演」班は予定されていた学校での公演を終え、私自身残すところ「35周年記念コンサート」と「アース・セレブレーション」のみとなりました。
今回の交流学校公演班は主に熊本県、岩手県、新潟県、兵庫県の学生さんたちに演奏を聴いていただきました。初めて太鼓を見た生徒さん、普段太鼓をやっている生徒さん、太鼓をやりたくなった生徒さん…様々な生徒さんに演奏をすることができました。
次々と近代化をしていく世の中において新しいものだけ、便利なものだけを嗜むのではなく、古典的なものも見た上で様々なものを精査していって欲しい。生徒さんに対しそんな想いで演奏をしておりました。
公演が終わり生徒代表の挨拶をしてくれた子達が「初めて聞いたけれども面白かった」とか「今後は日本の音楽にも目を向けていきたい」と話してくれて本当に嬉しかったです。汗に紛れて目から涙が出た時もあったほどでした…(笑)
さて今回の旅は上記の四県を主に周ったというように書きました。この四県に共通するのは「地震」です。過去に大きな地震を経験した四県でした。地元の方々がお話ししてくださった内容は、とても信じがたく想像もつかないようなものばかりでした。そして太鼓グループの中には、お稽古場が崩れてしまったグループや楽器が破損してしまったグループなど様々…心が痛かったです。
しかし、現地の方々は常に笑顔を絶やさず、中には「俺たちゃ乗り越えられると神様がいってんだな」と仰る方々もいました。そんな方々に演奏をさせていただく機会もあり、演奏後「明日から頑張れるわ」「なんか自信が出てきたな」といってくださる方々もいました。自分にとって最後の交流学校公演は不思議な縁に恵まれて様々な方々とお逢いすることができましたし、私の微力が人の役に立てて嬉しく思います。
一刻も早い復興を心からお祈りしております、また交流学校公演がずっと続いていくように願っています。旅中お世話になった皆さま、ありがとうございました。
打っ叩く/住吉佑太
打っ叩く
「混沌」ツアーも、残すところ3週間ほどとなりました。今回の作品はかなり挑戦的な舞台となっておりまして、賛否両論、様々な感想や意見をお聞きしています。そんな中、今さらではありますが、僕の「混沌」という舞台への想いを改めてお話したいと思います。
玉三郎さんとのプレミアムコンサートの中でも、少しお話する機会がありましたが「ドラムをやることへの抵抗はなかったのか」というお話からさせて頂きます。
正直、とてもありました!(笑)
抵抗という言葉がふさわしいかどうかは別にして「なんで太鼓打ちがドラムなんだ!」という気持ちが最初は常にありました。その気持ちが邪魔をして、ドラムの稽古にも身が入らなかったりこんなことをしてていいのか、なんていう焦燥感のようなものすら感じていました。
ドラムの稽古は、3年くらい前からすでに少しずつ始まっていたのですが「よし!やるぞ!」という気持ちになるまで、なかなか腹をくくれずにいました。
そこから気持ちが大きく変わるきっかけとなったのは、とある日のドラム稽古のことです。ちょうど「混沌」が始まる半年ほど前のことだったかと思います。小田洋介と坂本雅幸と僕、3人並んでひたすらドラムを打っ叩き続けるという時間がありました。梶原さんのアツいカウントが飛び交って「ワン!ツー!スリー!フォー!」僕たちは何度もドラムを打っ叩く。汗が飛び散る。無我夢中で打っ叩く。
そして、その稽古が終わった夕方、稽古場の空気感が、屋台囃子の打ちっ放し(*)の稽古のあとと、同じ空気だと感じたんです。
*屋台囃子をひたすらみんなでまわして打ち続ける稽古。
鼓膜の奥がまだ少し鳴っていて、薄ぼんやりとした熱気と、汗の匂いが残る稽古場。
そのとき、ふと思ったんです。「一緒じゃねえか」と。
何かを打っ叩く行為。それは人間の根底にある「狩猟本能」のようなものなのかもしれません。その証拠に、太鼓と対峙するとき、怒っているわけじゃないのに、「うおー!!」という気持ちが芽生えてきます。
魂の震え。
それと同じ感覚になったんです。ドラムを叩いていて初めて、うおー!!って感じたんです。
西洋だの東洋だの日本だの、そういう文化圏の違いを越えて、というよりも、その奥深くにある感覚。
日本人として、太鼓打ちとして、ということよりももっと深い部分。人類としてのアイデンティティーのようなもの。
まぁどういう言葉で表現するべきかなのかは、まだ全然分かりませんが、直感的にそのようなものを感じました。
「じゃあ、太鼓でやればいいじゃねえか」という話に戻るんですが、僕たちはこれまでもずっと、そういう気持ちで太鼓を叩いてきたはずなんです。
太鼓ってそういうもの。っていう感覚が、みんなどこかに根付いています。それは僕たちだけでなく、お客様の中にも太鼓って言ったらこうでしょ!みたいな感覚はあるはずです。樹齢何百年という木に、動物の皮を張った、たくさんの命と歴史が刻み込まれた楽器。表面的であれどうであれ、先ほどもお話した、打ち手の「うおー!!」という魂の震え。でもそれが当たり前になっているのでこの感覚ってなんだろうなんて、改めて考えることってないんじゃないかなと思います。
そういう意味で今回、和太鼓じゃないものを叩くことでたくさんの気付きがありました。
ドラムにも深い歴史があります。その話はさて置き、
プラスティックの皮を打っ叩いて!
和太鼓の力を借りずに!
僕たちの魂の震えを伝えることができたら…
人形劇と同じようなものになればいいなと思っています。
なんで人形で演技するのか。本物の人間でやる方が、表情も豊かで、動きもなめらかなのに。でもそこには「人形」という、ある種「無機質」なものを通すことで、その奥にある本質そのものを際立たせるという意味があるのではと思っています。
僕たちも和太鼓ではなくドラムを叩くことで逆に「打っ叩く」という魂が、より浮き彫りになっていけばいいなと。
もちろんそれだけではなく(打っ叩いて暴れてればいいというわけではなく…笑)ドラムを練習することで、和太鼓にはない感覚や音楽的、技術的な学びがたくさんありました。
そういった思いの全て、学びの全てをこの「混沌」という舞台に詰め込んでお届けしているつもりです。
明日は佐賀公演。これからもツアーは続きます。ぜひ、劇場に足をお運び頂き生で感じて頂ければと思います。
「朋郎」佐渡ライブで共演します/小島千絵子
皆様、お元気ですか。鼓童の35周年の今年、様々に活動範囲を拡げてきた鼓童の舞台活動。鬼太鼓座時代より太鼓群のなかで踊り手として歩みを進めて来れたのも、佐渡という場の居心地の良さのおかげと思います。そんな佐渡でのステージは掛け替えのない喜びの時です。
お知らせです。「SHAKE」や「七節」「いつかまた」など鼓童に沢山の素晴らしい曲を残していかれた内藤哲郎さんと鼓童研修所卒業生で笛奏者の武田朋子さんのユニット「朋郎」が昨年に続き、佐渡に里帰りライブを行います。在籍当時もその音楽世界で観客を魅了してきた哲郎さん、相変わらず、粋で繊細でドラマチックなライブになることでしょう。
哲郎さんの研修所時代は、相川の北田野浦に研修所がありました。その建物はもう取り壊されていますが、当時からお世話になった北田野浦の皆様が中心になって、凱旋ライブを企画頂きました。
また、佐和田のRyokan浦島では、佐渡の創作料理のディナーとライブの贅沢な夜をお楽しみ頂き、鼓童のある小木では、ECでもお馴染みのカフェ「日和山」にてコンサートを2ステージを、と北から南へ佐渡の縦断ミニツアーです。もちろん! 私も同行し、共演させて頂きます。
朋郎さんの音との再会がとても楽しみです。佐渡の後には、上越の大島地区の飯田邸での「ゆきあひ」もございます。4カ所、4通りのステージ、どうぞお楽しみに。
アラスカ夏至太鼓祭/藤本吉利
2016年アラスカ夏至太鼓祭
6月21日「2016年アラスカ夏至太鼓祭」のコンサートを無事終えることが出来ました。会場は、アンカレッジのアトウッドコンサートホールで 客席数2000程ある、大きくて立派なホールです。大入り満員とはなりませんでしたが、とても素晴らしいコンサートであったと思います。
主催はアンカレッジで活動されている友達太鼓の皆さんで、出演は友達太鼓と東京の調布市で活動されている跳鼓舞(ちょうこま)の皆さん、そして、ゲスト出演としてニューヨークに在住し活躍している元鼓童のメンバー渡辺薫くんと小島千絵子と私が参加させていただきました。友達太鼓と跳鼓舞は10年間交流を続けられているとのこと。師弟関係で、とても親しい絆で結ばれていて、素晴らしいなと思いました。
アトウッドコンサートホールの前でコンサートのポスターをバックにしての記念写真。
出演者は総勢48名。小学生から70歳代までの老若男女が、太鼓を叩いて、踊り、唄い、とってもカラフルで賑やかなコンサートになりました。
大人数での演奏は、太鼓のセッティングなど、転換をスムーズに行えるように大変でしたが、みんな頑張り本番がいちばんスムーズでした。プロではない友達太鼓と跳鼓舞の演奏は、みんな一生懸命で太鼓が大好きで、みんな生き生きとした表情で、本当に心から感動しました。和太鼓の素晴らしさ、日本の芸能の素晴らしさを、改めて思いました。そして、いちばん大事なのは、演奏する人の心であると心に刻んだコンサートでした。
ホームステイ先での朝食風景。私が腕を振るって、出し巻き玉子とオヒョウ(英語名はハリバットという魚)の煮付け、豆腐とワカメとキャベツのみそ汁を作りました。ご飯はインド米を炊きました。
車窓からの美しいアラスカの風景(山と空)
2016年6月21日(火)藤本吉利、小島千絵子 アラスカ公演
「2016年アラスカ夏至太鼓祭」(アメリカ・アラスカ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160616alaska_ja.html