鼓童メンバー投稿
大賀ホール/中込健太
大賀ホール
軽井沢大賀ホールで演奏しました。
ウォーミングアップ中の写真
会場は、五角形の形で響きも計算され、設計されているそうです。とても素敵なホールでした。
太鼓の響きもここちよく、軽井沢の気持ちのよい気候とともに、すっきりとした気分で叩いてきました。
本日は入間公演です。
http://www.kodo.or.jp/oet/20161101a_ja.html
公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html
全国ツアースケジュール
http://www.kodo.or.jp/oet/index_ja.html#schedule26a
12月14日(水)福岡公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161214a_ja.html
12月17日、18日 大阪公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161217-18a_ja.html
12月21日〜25日 東京・文京公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html
知床五湖に行きました/中込健太
知床五湖に行きました
網走公演の前日、知床五湖へ行きました。
大自然のなかで、静寂が心地よかったです。
クマに出会わなくてよかった〜
螺旋・網走公演 大盛況!/吉田航大
螺旋・網走公演 大盛況!
日増しに肌寒くなり、夜長の頃となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。準団員の吉田航大です。10月9日、我々ワン・アース・ツアー班は、ツアーの折り返し地点、北海道・網走市にて公演を行いました。
網走市と言えば、日本最恐の刑務所「網走監獄」で有名ですね。その他にも屯田兵上陸地など、様々な歴史の残る街です。
さて、今回我々がお世話になった「網走市民会館」。この会館は昭和43年からあり、ものすごく趣のある会館でした。(ロビーには開館当時からずっと飾ってある時計も。)
築48年、様々な音を響かせ吸収した会館だけあって、私たちの音もあたたく包み込まれるようでした。
鼓童にとって初めてのOET網走公演でした。そして今回尽力いただいたのは、「鼓童・網走公演実行委員会」の皆さんです。皆さんのお力により、チケットは完売、当日満席という演奏者としても大変嬉しい結果となりました。実行委員会約60名という本当に多くの方々に支えられて本公演を行うことが出来ました。退館後に実行委員会の皆様が開いてくださった交流会では、これまでの事、これからの事など、様々なことを語り合う良い時間となり、「演奏することだけが目的じゃない」と改めて実感できる機会になりました。
今回を糧に、残りのツアーも邁進して参ります。
公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html
全国ツアースケジュール
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実りの秋/船橋裕一郎
実りの秋
いかがお過ごしでしょうか? 佐渡の田んぼも稲刈りがほぼ終わり、はざに稲が干されております。まもなくすると新米を食べることができますが、自分の住まいとする地のお米を食せることは、とても贅沢なことであり、なによりも佐渡のお米は本当に美味しいのです!
さて、螺旋ツアー班、交流公演班はツアー真只中でございます。各地での熱演をどうぞ会場にて体感していただければと思います。若いメンバーの多い両ツアーですが、日々舞台を良くしようと頑張っている姿がとてもまぶしく、さらに逞しくなって佐渡に戻ってきてくれることと思っております。
そのような中、私は佐渡と各地を行ったり来たりしております。先日、小編成にて鼓童としては16年振りの韓国に行ってまいりました。2泊3日という強行スケジュールではありましたが、「日韓交流おまつり」というイベントで金徳洙さんやサムルノリの皆様との久々の再会と共演をしました。日韓から多くのアーティストが参加され多くの刺激を受けたとともに、最後は会場全体がひとつとなり大変に盛り上がりました。
また、この後には鼓童49カ国目となるベトナムでの公演も予定されています。この夏、ECにて共演したベトナムのバックハー、2月に訪問した際にお会いした皆様との再会と共演、現地でのミュージックフェスティバルへの参加も予定されております。
昨年のEC後にインドネシア、バリ島に訪問したように、出会った方々の本拠地を訪ねることはお互いの歴史や背景を深く知ることができ、相互理解をさらに深めることができます。数年後のECでは数カ国からのゲストをお呼びできるかもしれません。
昨年の香港、今年始めのブラジルなど、近年、欧州や北米以外の国や地域にでかける機会が増えております。鼓童の活動範囲や内容がさらに広がりをもち、個人やグループの幅や奥行きにつながってさらに面白い音楽や表現が生まれてくればと思います。
本日横手公演!/内田依利
本日横手公演!
東北は秋田県横手市にやってきました。一気に空気も涼しくなって秋の匂い。
昨日はみんな横手B級グルメの焼きそばでパワーを蓄えて、公演に臨みます。
入り口ではこんな手作りの可愛らしい太鼓や、大きなポスターが迎えてくれています。
久しぶりの清々しい天気の日、ドライブがてら横手までゴー!
鼓童ワン・アース・ツアー2016〜螺旋、横手公演
2016年10月1日(土)17:30開演
秋田県横手市 横手市民会館
http://www.kodo.or.jp/oet/20161001a_ja.html
[内田依利]本日横手公演!
【ブログ】http://www.kodo.or.jp/blog/staff/20161001_11044.html
東北は秋田県横手市にやってきました。一気に空気も涼しくなって秋の匂い。昨日はみんな横手B級グ…
鼓童 Kodoさんの投稿 2016年9月30日
菅波じゃんがら念仏ご挨拶/内田依利
菅波じゃんがら念仏ご挨拶
いわき公演の前日に、鼓童がお世話になっている「菅波じゃんがら念仏」の皆さんにご挨拶に伺いました。
じゃんがら念仏は鼓童の「八重の浮立」という演目を創る際に、勉強させていただいた芸能です。
私は7年前、メンバーになりたての頃に、「八重の浮立」をやるので稽古に行かせて欲しい!と懇願して伺ったのが初めてです。
2日半まるまる稽古をつけていただき、じゃんがらの稽古はもちろん、祭りの話や生活の話も、お酒を酌み交わしながらたくさん聞くことができた大変濃い時間でした。
私は演目の稽古ということで、どうしても芸能を学ぶことだけにフォーカスしていましたが、
芸能は青年会の地域の活動の一つでしかなく、最も大切なのは生活であり、地域のつながりであることを実感しました。
地元には3年ぶりに伺いましたが、ここ10年くらいで一気に人が減って集まりにくくなっているとも聞きました。
今回伺った鼓童メンバーのほとんどは、じゃんがら念仏をみるのは初めてでしたが、芸能を目の当たりにすることはいつでも大変勉強になります。
これからも、世代が変わってもつながって行けるよう、日本中世界中を旅を続けて行けるよう頑張ろうと思う1日でした。
鼓童ワン・アース・ツアー2016〜螺旋
公演紹介
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ほんものの/前田順康
ほんものの
▲9/15都内での学校公演より
厳しい残暑もようやく終わり、私たち交流公演班は、ただいま学校や劇場をまわっております。
みなさまとの距離が ぐっと近い交流公演、特に学校公演は 演奏への反応が学校により全く変わってきます。さらにひとりひとり演奏の受け取り方も様々です。
じっと黙って聞き入る生徒(児童)、鳴り物から目が離れない生徒、演目中でも舞台袖を見ている生徒。きっと ほんものの気持ち ほんものの反応なのでしょう。
今日はどんな生徒たちなんだろう。ライブ感に溢れる毎日です。
自分が伝えたいことをどう音に乗せるか。その伝えたい気持ちは ほんものか。どこか飾ってしまう気持ちがないか。
鼓童交流公演、今日も張り切ってまいります!
「Cross Transit」レコーディング参加/阿部好江
「Cross Transit」レコーディング参加
この度「Cross Transit」というコンテンポラリーダンスの作品の音楽に録音で参加させていただくことになりました。その音楽ディレクターの横山裕章さんが、はるばる佐渡まで来てくださいました! いろんなアーティストに楽曲を提供されている才能溢れる方です。
写真は稽古場でのレコーディング風景。鼓童メンバーのほとんどがツアー中なので、贅沢に稽古場を使わせていただきました。
歌を何回も重ねて録って厚みを出したり、効果音的な声を出してみたり、動物的な声を出してみたり、、台詞を言ってみたり、、今までやった事のない感じ。。。面白かった! 横山マジックでどんな仕上がりになるのかとても楽しみです。
皆さんも是非舞台を観にいらして下さい。
「Cross Transit」についてはこちら
http://www.akikokitamura.com/crosstransit/
横山裕章氏/サウンドディレクター
アメリカテキサス州生まれ。幼少時代をオランダで過ごす。大学在学中から様々なアーティストのツアーにサポートメンバーとして参加しながらTV-CM、映画音楽、アニメなど幅広いフィールドで音楽制作を行う。YUKI、MISIA、JUJU、安藤裕子、木村カエラなど様々なアーティストへの楽曲提供・アレンジ、サウンドプロデュースを手掛ける。槇原敬之、miwa、星野源のツアーにはキーボードとして参加。曽我部恵一ランデヴーバンド、L.E.D.のメンバーとしても活動中。
初めてのワークショップ/神谷俊一郎
初めてのワークショップ
秋の交流公演が始まって、1週間以上が過ぎました。初めての交流公演ツアーは、毎日が新鮮でとても有意義な日々を過ごしております。そして予想外の出来事ですが、なんと、メンバーになって初のワークショップを9月9日「くにたち市民芸術小ホール」で急遽行わせて頂きました!
参加してくれたのは小学1年生から6年生までの36人。始まるまで不安でいっぱいでしたが、みんなの純粋な笑顔を見た瞬間に心配していたことが全て吹き飛びました。
今のみんなにしか出せない音がどんどん一つになっていく過程にとても感動し、その音を聞きながら、ワークショップ中だというのにふと、自分が小学生の頃を思い出していました。
初めて太鼓を触った時の事や大好きな祭りで山車引っ張ってた事、太鼓の練習で通っていた小学校の体育館の屋根を登っていたらスキンヘッドのおっちゃんに激怒されたこと。色々思い出しました。そして、自分がやりたいことを改めて確認出来ました。
これからもっともっと一人一人の音を引き出せるように、沢山工夫して、考えて、悩んで、続けていきます。まだまだ未熟な私に貴重な経験をさせて下さった皆さん、サポートして下さった先輩後輩、そしてなにより、ワークショップに参加してくれたみんな、とても楽しい時間と、笑顔になれる音を
ありがとうございました。
夏の終わりに…/船橋裕一郎
夏の終わりに…
本拠地、小木の港祭りも終わり、夏も終わりを告げようとしています。
この8月、私達は二つの大きな挑戦をやり遂げることができました。35周年記念コンサートでは、玉三郎さんのもと『出逢い』『螺旋』『飛翔』と3日間で全く異なるプログラムに挑み、素晴らしい音響のサントリーホールに、身体の躍動とともに繊細にして大胆、多彩な太鼓の音が響きわたりました。
これまでの鼓童35年の歴史、そして深い愛情を注ぎ続けてくださる玉三郎さんとの16年に及ぶ歩みとの融合となり、次の一歩を踏み出すにふさわしい公演でした。
そして新たな試みによるアース・セレブレーションは、佐渡全島のフェスティバルへとなるべく、多くの皆さんのご協力を得て様々な企画に挑戦しました。
象徴ともいうべき城山コンサートは今回ありませんでしたが、鼓童村コンサート(中込健太演出)、ECシアター(坂本雅幸演出、石塚充演出)、鼓童フリンジ(内田依利、草洋介、住吉佑太)、様々な企画へのメンバーの参加など自分達も島内外の皆様とともに、このフェスティバルを楽しむという思いを胸にそれぞれが自発的に取り組み、挑みました。
なにぶん大きな変化だったこともあり、多々課題はありましたが、メンバーそれぞれの才能の開花、芽吹きを見る事ができ、佐渡全島に祝祭の輪を広げる一歩になった実感を持ちました。
両企画とも、稽古段階からとても大変な時間と労力ではありましたが、演奏者の充実した顔、そして蓄え得たものは大きいものとなりました。現在の鼓童には、稽古時間と場所、出したい音を探せる楽器の数々があります。それは我々演奏者には、かけがえのない財産でありそれは一重にこれまで支援やご指導を頂いた方々、お客様そしてスタッフのおかげであるということを改めて思います。
休む間もなく交流公演班、ワン・アース・ツアー「螺旋」班は始動いたしました。各小編成やソロ活動も含め、この夏得たものを全国各地、世界各地で音にのせ、そしてまた旅の中で得たものを持ち帰りたいと思います。
太鼓芸能集団 鼓童 代表 船橋裕一郎
鼓童ワン・アース・ツアー2016〜螺旋
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html