鼓童ブログ Kodo Blog

4月28日テレビ&ラジオ生出演!(京都)


4月28日テレビ&ラジオ生出演!

kyotoPR

左より草洋介、船橋裕一郎、小見麻梨子(3名とも京都造形芸術大学出身メンバー)

4月28日(火)、船橋裕一郎、小見麻梨子、草洋介の3名が京都のテレビ・ラジオに生出演することが決定しました。全員が京都造形芸術大学出身メンバー、思い入れのある京都へ伺い7月の母校公演への意気込みを語ります。テレビ出演では生演奏も予定!放送地域の皆さま、是非ご覧ください。

【テレビ生出演】
4月28日(火)KBS京都「newsフェイス」17:45~18:00出演

【ラジオ生出演】
4月28日(火)FM京都 α-station「SUNNY SIDE BALCONY」12:10~12:30出演
4月28日(火)KBS京都ラジオ「森谷威夫のお世話になります!」13:30~13:45出演

20150607oet

「永遠」詳細:http://www.kodo.or.jp/news/20150606oet_ja.html

「鼓童ワン・アース・ツアー〜永遠」京都公演
7月11日(土)京都府京都市 京都芸術劇場 春秋座
http://www.kodo.or.jp/oet/20150711a_ja.html
7月12日(日)京都府京都市 京都芸術劇場 春秋座
http://www.kodo.or.jp/oet/20150712a_ja.html
京都造形芸術大学出身メンバー3名が卒業後初の勢揃い!お見逃しなく。
[問]京都芸術劇場チケットセンター Tel. 075-791-8240


新作「混沌」稽古/住吉佑太


新作「混沌」稽古

Photo: Takashi OKamoto

最初に玉三郎さんから、この「混沌」(こんとん)というタイトルについてのお話がありました。

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

「混沌」というタイトルではあるが、本当にこの舞台で感じてもらいたいのは「調和」であるということ。最初から調和というタイトルにしてしまうと、どこが調和しているのか分からない。混沌としている部分があってこそ、初めて調和というものが生まれ得る。ある種、日本人の謙遜のような表現ですね。と冗談を交えながら話してくださいました。

Photo: Takashi Okamoto

今回は和太鼓だけでなく、西洋のドラムスを取り入れた舞台です。

Photo: Takashi Okamoto

元ザ・ブルーハーツの梶原徹也さんによるドラム稽古の様子

最初は困惑するところもありましたが、稽古を重ねるうちに、「たたく」という行為について、よく考えるようになりました。

Photo: Takashi Okamoto

人間の根本に流れる血の部分。「たたく」行為は、全人類共通の感覚なんだと、改めて感じています。「何を」たたくかは問題じゃない。根の部分が同じであることを忘れずに作品を作り、今まで和太鼓で一色だった枝葉に花や実が生まれてくれば、より新しい世界に進めると確信しています。

Photo: Takashi Okamoto

12月まであと半年ちょっと。まだ稽古は始まったばかりですが、自分たちも何が生まれてくるかワクワクしながら、稽古は続きます。

yutasumiyoshi_s

稽古撮影:岡本隆史
※新作「鼓童ワン・アース・ツアー2015〜混沌」は11月〜12月公開予定、詳細は随時WEBサイトでお知らせします。

【残り18日 ! 】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文


【残り18日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい

鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo

1305-f

■「いのちもやして、たたけよ。」52ページ(第一章 原点)より抜粋
1972年10月、藤本吉利(21歳)が入座した。資金集めに歩いていた田(※鬼太鼓座創設者)が、大阪のホテルプラザ社長の鈴木氏から、同ホテルの日本料理の板場で働きながら同僚に太鼓を教えていた藤本を紹介され、即スカウトしたのだった。幼い頃から地元の京都府和知町(現・京丹波町)で祭りの太鼓を叩いていた藤本の加入は、座員を大いに喜ばせた。

83年_大小集合写真
81_ondekoza_yoshikazuondekoza_0020

■「いのちもやして、たたけよ。」167〜168ページ(第五章 回帰)より抜粋
藤本吉利「大太鼓を打つ時、自分が太鼓の神様への捧げ物みたいに思えてくるんです」
観客は耳で音を聞き、目で背中を見るだけではなく、心の中で大太鼓打ちの生き様を見る。日本文化を知らない世界各国の人々にまで受け入れられるのは、太鼓が肉体を通して感情に訴えられる「世界共通語」のような表現手段だからなのだろう。
鼓童にとって大太鼓は、人と人をつなぐ力を最大限にまで高めた一つの到達点だ。

bt_0818_5D_2_056

2010年に鼓童で初めて還暦を迎えた藤本の、大太鼓の魅力を語る表情は、童のように晴れやかだ。

EC13_sm_DSC_8049_130824

■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(4月26日現在)

257,000円(目標金額 500,000円)[達成率 51%]
プロジェクト終了まで、あと18日。皆様のご支援、お願い致します !

この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html


鼓童佐渡特別公演2015-春-開催!


毎年好評をいただいております「鼓童佐渡特別公演2015-春-」が4月25日より始まりました。本日も国内、海外より沢山のお客様にお越し頂きました。

Photo: Tsugimi YamanakaDSCN1387Photo: Tsugimi YamanakaPhoto: Tsugimi YamanakaPhoto: Tsugimi Yamanaka

次回は5月2日〜5日です。GWは新緑と春の味覚満載の佐渡へ! 北陸新幹線の開通と、佐渡汽船、直江津~小木間の新造高速カーフェリー「あかね」の就­航で、佐渡・小木が関東からも関西からもぐっと近くなります。鼓童の礎を築いた鼓童名­誉団員を中心に、芝居小屋の趣を残す「宿根木公会堂」で味わう珠玉の舞台、是非ご来場ください!

▶Youtubeで再生 https://youtu.be/NX8F05OyoTQ

news20150425sadospecialperformance

鼓童佐渡特別公演2015 -春-


雑誌「クロワッサン」に鼓童インタビュー記事掲載


雑誌「クロワッサン」に鼓童インタビュー記事掲載

900

4月25日発行の「クロワッサン」5/10特大号(No. 900)、「croissant culture『MUSIC』」で鼓童の紹介と船橋裕一郎、前田剛史インタビュー記事が掲載されています。是非ご覧ください。

マガジンハウス「クロワッサン」
http://magazineworld.jp/croissant/croissant-900/

20150318_145517

音楽ライターの小田島さん(中央)と、船橋(右)、前田(左)

クルーズ客船カレドニアンスカイ、小木へ寄港/宮﨑正美


クルーズ客船カレドニアンスカイ、佐渡・小木へ寄港

DSCN9927-f

4月14日、佐渡に外国客船カレドニアンスカイが訪ねてきました。今年は初めて小木港への寄港です。スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学の卒業生とスミソニアン博物館の会員という文化に興味のあるお客様へ、たたこう館にて太鼓体験と、「鼓童の歴史」をスタッフの菅野より紹介しました。

DSCN9905

出港の時間にちょうど「こがね丸」が直江津より小木港へ到着。4月21日より定期就航する高速カーフェリー「あかね」も揃い、カレドニアンスカイと豪華な三つ巴になりました。色とりどりのテープが船から投げられ、地元の方々と一緒に小木祭り太鼓で賑やかにお見送りをしました。船上では、笑顔で手を振る方や、太鼓の音に合わせて踊る方も見受けられました。来年もお待ちしております。


響和館での鼓童講座/齊藤栄一


齊藤栄一「太鼓の里 響和館 定期講座鼓童講座 初級・中級」

Photo: Eiichi Saito
2014年10月から8回シリーズで始まった響和館での講座も、残すところあと1回となりました。初級コースの練習曲は「鬨の声」・中級コースは「あたってくだけろ」に挑戦中です。1回の稽古時間が1時間半と短いこともありますが、自分達でスタジオを借りて自主練したり、他にも複数の講座を受講していたりと、参加者の皆さんの太鼓熱には驚かされるばかりです!
5月31日の「響和祭」では、稽古の成果発表をする場がありますが、人に見せる為でなく自分達が楽しむことに重きを置き、その結果聴いている人達も一緒に叩いている気持ちになれる様、みんな一丸となって頑張っています。

太鼓の里 響和館 定期講座鼓童講座 初級・中級講座
http://www.kodo.or.jp/news/201410-201505kyowakanws_ja.html

eiichi_s


「柿野浦の祭り」34期研修生初めての大役/千田倫子


Photo: Michiko Chida

10日前に入所したばかりの12名(男性8名・女性4名)の34期研修生。地元柿野浦集落の祭りのこの日、早くも1年生だけのドキドキの共同作業が訪れます。その使命は、研修所に門付けにきてくれる鬼太鼓を、お料理を作ってお迎えすること。いつもの頼りの2年生は、鬼や獅子頭などの役をいただいて、もてなされる側の鬼太鼓連中。2年生も、昨年の自分達のドタバタを思い出して力を貸したいところですが、こればかりはどうにもなりません。「料理間に合ってくれよ!」とただただ祈るのみ。

さて前日から台所で格闘の限りを尽くした1年生、何とか間に合って、太鼓の音が山を上がって来るのと同時に心づくしのご馳走を並べて、食卓が整いました。料理を挟んではずむ地元の方々との会話。集落の一員として鬼太鼓連中に入れてもらって活躍する2年生の晴れ姿。桜、心地よい風、校舎に刻まれる太鼓の音…。

Photo: Michiko ChidaPhoto: Michiko Chida

集落の皆さんの力で建てたこの校舎が今も生きている様子を見に、そしてこの祭りの日の気持ちよい風景を楽しみに毎年上がって来てくれる方もいます。こんなに明るくて朗らかで、喜びに満ちた光景の中にいられるのは、なんて幸せで希有なことでしょうか。本当に柿野浦の皆さんに感謝しています。

午後からは、1年生は心おきなく太鼓に付いてまわって、佐渡の祭りというものを、柿野浦の祭りというものを味わいます。ただお昼を境に天気が変わり、後半はひどい雨に打たれながらの門付けとなりました。

Photo: Michiko Chida

雨になるとワラジは水を吸ってすぐに形を変えていくし、その足元から冷えが来て、見ている方が本当に切なくなってきますが、どんな悪条件だろうがやり抜くからヒーローです。鬼を中心に、皆の意識も気持ちのまとまりも集中してきます。

Photo: Michiko Chida

「やっぱり鬼太鼓っていいなあ〜」。鬼の格好良さだけではない、総てを含んだこの言葉をつぶやいて、1年目の柿野浦の祭りが終わります。そして密かに「来年は絶対鬼を打つ!」と強く心に思うのです。ハレの日はまた1年後。人々の祭りへの気持ちは12ヶ月かけてまた練り上げられていきます。

鼓童文化財団研修所
http://www.kodo.or.jp/apprentice/index_ja.html


【決定!大太鼓トリプルキャスト】鼓童佐渡特別公演2015-春-/真崎滉大


【決定!大太鼓トリプルキャスト】

Photo: Satoko Maeda
鼓童佐渡特別公演の見どころの一つである、大太鼓トリプルキャストが決定しました。それぞれの個性溢れる大太鼓の演奏をどうぞお楽しみください。

4月25日 14:45 見留知弘
4月26日 11:00 齊藤栄一
5月2日 14:45 藤本吉利
5月3日 11:00 齊藤栄一 /14:45 見留知弘
5月4日 11:00 藤本吉利 /14:45 齊藤栄一
5月5日 11:00 見留知弘 /14:45 藤本吉利
※都合により、演奏者を変更することがございます。

news20150425sadospecialperformance

鼓童佐渡特別公演2015 -春-


新造船「あかね」就航式/花岡哲海


新造船「あかね」就航式

Photo: Tetsumi HanaokaPhoto: Tetsumi Hanaoka

佐渡汽船の小木〜直江津航路で、新造船の「あかね」が就航しました!本日、その就航式に山口・見留・小見・立石の4名が演奏を行い、僕はお手伝いとして参加しました。

DSC00618
DSC00640DSC00611

ターミナルの演奏にはたくさんのお客さんが集まり、広場にも出店や両津・住吉の鬼太鼓の見物客で賑わっていました。出店には実習生のみさと・みさきが地元小木の皆様に混じって「沖汁」をふるまっていました。

DSC00625DSC00624

「あかね」は高速フェリーなので小木〜直江津間は1時間ほど時間が短縮され、また航行回数も増え佐渡へのアクセスがし易くなります。これを機に、みなさん佐渡へいらしてみませんか。

tetsumihanaoka_s


アーカイブ

カテゴリー

Top