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「やまいもくん」10年ぶりに生誕の地へ/本間康子
「やまいもくん」10年ぶりに生誕の地へ
昨年より当ブログで「やまいもくん募金」へのご支援をお願いして参りました。
http://www.kodo.or.jp/blog/staff/20161126_11493.html
これまで多くの皆様にご支援を賜り、誠にありがとうございます。佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)で、この10年間「やまいもくん」が皆様に愛されてきた事を改めて実感しております。
1月下旬、石川県の浅野太鼓楽器店へ向けて「やまいもくん」は出発しました。
大きな「やまいもくん」をたたこう館の台から下ろし、トラックに積むだけでも一仕事でした。鼓童メンバー、スタッフ、研修生など20名以上の男手により、ようやくトラックに積み込むことができました。
①台から下ろす
浅野太鼓楽器店では、クレーンを使用し、宙に浮いての搬出です。数人の職人さんにより慣れた手つきでトラックから下されました。
上越で生まれ育ち、石川で命が吹き込まれ、佐渡で長年活躍してきた「やまいもくん」が、生まれ変わりこれからも皆様をお迎えできるよう再び石川へ旅立ちました。たたこう館に戻るのは3月中の予定です。
革の張替のご支援として、「やまいもくん募金」へのご協力を、引き続き広くよびかけさせていただきます。直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。
ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html
一定額以上の募金をいただいた方へのお礼のグッズも近日中にご紹介予定ですので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
おまけ
「台」は肩の荷が下りてしばしお休み中
「やまいもくん募金」ご支援のお願い/本間康子
「やまいもくん募金」ご支援のお願い
鼓童文化財団は「寄付月間2016賛同パートナー」となりました。これは「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に、日本の寄付文化を変えていくための全国的な啓発キャンペーンとして、昨年から始まったものです。
http://giving12.jp/
鼓童を応援してくださる多くの皆様に、この機会に改めて感謝申し上げます。また、この度は「やまいもくん募金」のご案内をさせていただきます。
「やまいもくん」は、佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)に常設されている原木太鼓のニックネームです。原木太鼓が出来上がるまでには長い物語があるのですが、奇しくも、たたこう館の開館と同じ2007年に誕生しました。以来10年間、「やまいもくん」「ぶたばなちゃん」の2台の原木太鼓は、たたこう館のシンボルとしてお客様をお迎えしてきました。
原木太鼓について
http://www.sadotaiken.jp/?p=862
そして今、10年間叩かれ続けた「やまいもくん」の革には、両面ともに破れ目ができてしまい、講師のしんちゃんせんせいが小さな皮を貼って応急処置をしながら、なんとか持ちこたえている状態です。
たたこう館では今年の始めから募金箱を設置して、張り替えのための募金をよびかけさせていただき、今月までに来館者の皆様より総額で約7万円のご支援をお寄せいただきました。
「やまいもくん」の面の直径は最長部分で約140cmあり、張替えの費用はおよそ100万円かかりますが、張替えは来館者の少ない冬の間に行いたいと考えているため、来年1月に決行することにしました!
「やまいもくん募金」へのご協力を、ネットを通じて広くよびかけさせていただきます。
直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。
一定額以上の募金をいただいた方に差し上げられるよう、お礼のグッズも企画中です。(詳細はもう少しお待ちください。)
ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html
「浦浜民俗芸能伝承館」完成しました!/千田倫子
鼓童は2014年、岩手県大船渡市三陸町越喜来(おきらい)地区の「浦浜獅子躍」と「浦浜念仏剣舞」の活動拠点となる『浦浜民俗芸能伝承館』設立基金の呼びかけに協力してまいりました。この度、全国の方々の支援を得て、3月末に無事完成したとのこと。目出たく、2015年5月10日に落成式が行われました。
私達の呼びかけは、昨年6月の浅草公会堂の「神秘」公演プログラムへのチラシ挟み込みと、会場ロビーでの募金が皮切りだったので、ちょうど1年後にこのようなニュースをお知らせできること、大変嬉しい思いでいっぱいです。
浅草公会堂の後は、8月佐渡でのアース・セレブレーションでの募金、11月の長岡での復興祈願コンサートプログラムへのチラシ挟み込み、8月~12月にかけては、佐渡太鼓体験交流館に募金箱を設置するといった活動を続けてまいりました。募金箱による寄付金総額は20,406円。また挟み込みのチラシの案内で直接送金してくださったり、ブログ記事から関心を寄せてくださった方も多くいらっしゃると思います。改めて、皆様のご協力に感謝いたします。どうもありがとうございました。
落成式。10年以上も前から浦浜念仏剣舞を習われ、震災直後から浦浜を応援し続けてきた東京の民族歌舞団「荒馬座」さん始め、全国から沢山の方々がお祝いにかけつけていました。
落成式の懇親会。牡蠣やホタテ焼き、お土産のワカメなどなどご自分達の誇る、美味しい地の物でおもてなしいただきました。浦浜の踊り手たち自らが衣装をつけたまま、ふるまいのスタッフとなり変わる、手作り感いっぱいの、気持ちの温かくなる素敵な会でした。手前は、浦浜の念仏剣舞をしっかりと担っている子供達。
稽古風景のお披露目。ササラをつけていくら跳んでも大丈夫な天井の高さ。鹿たち、念願の稽古場です。
稽古場の一角には、建設基金支援者のお名前が掲げられています。
建物のすぐ傍らには東日本大震災犠牲者供養塔、側面は獅子躍の唄でしょうか。浦浜の2つの芸能には供養の心が貫かれています。
浦浜の2つの芸能は、震災で甚大な被害を受け、念仏剣舞の道具一切と拠点を失いましたが、被災に負けることなく、これまで先人が育んできた素晴らしい芸能を未来へ必ず伝承するという誓いのもと、伝承館の建設に向かいました。郷土芸能の持つ力に大いなる確信を持ち、自分達に続け、と他所の被災芸能の方々もリードする心意気で頑張ってこられました。その気持ちに全国の方々の支援の気持ちが寄せられ、残り1千万の目標を達成し、完成の運びとなったのです。この伝承館は、浦浜の芸能を未来に繋いで行く拠点、そして震災を経て多くの気持ちが通じ合った、外の仲間との新しい交流の拠点なる施設です。今後、鼓童もこの伝承館を訪れて、浦浜の方々、其処に集う皆さんと出会っていきたいと思っています。ぜひ、皆さんも沿岸の芸能を見にいらしてください。
※落成式で披露された「浦浜獅子躍」と「浦浜念仏剣舞」、荒馬座さんによる「獅子舞」の様子が、東北文化財映像研究所ライブラリーで公開されています。
▶YouTubeで再生 https://www.youtube.com/watch?v=GHTbBVo_Jro
▶YouTubeで再生 https://www.youtube.com/watch?v=LFN5qJ4hSWw
▶YouTubeで再生 https://www.youtube.com/watch?v=ceXDdYRMP8I
【残り2日!】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
皆様からのご支援、心より感謝申し上げます
皆様からのおかげをもちまして、鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトが目標額の50万円を達成いたしました。心より感謝申し上げます。目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。
プロジェクト終了まであと2日となりました ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトでのプロジェクト支援は、5月15日(金)23時をもって終了となります。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」80ページ(第一章 原点)より抜粋
1983年の「鼓童“むら”構想」では、「ワン・アース・ツアー」とともに、世界からアーティストを招く「ワン・アース・フェスティバル」(のちの「アース・セレブレーション」)の構想が掲げられた。
(中略:1984年8月、日本最初の世界演劇祭「利賀フェスティバル」への参加、1985年8月佐渡の若者との「SADO MUSIC FESTIVAL〜なぜか突然日本海」の開催、1985年秋、世界最大の芸術祭の一つであるイギリスの「エジンバラ・フェスティバル」への参加を経て)フェスティバルのイメージが一気に具体化していった。
1984年8月 利賀フェスティバル
世界から佐渡へアーティストを招くフェスティバルを「アース・セレブレーション(地球の祝祭)」と名付けることが決まり、招待するアーティスト候補のリストアップが始まった。河内(鼓童初代代表)は、アメリカ留学の経験がある菅野をアシスタントに、当時まだ物珍しかったパソコンを買って資料や文書を作り、大きな世界地図を広げては海外のアーティストに手分けして手紙を書き、連絡を取り始めた。
■「いのちもやして、たたけよ。」155〜158ページ(第四章 磁場)より抜粋
菅野が事務局長(※現在、専務理事)を務める財団法人鼓童文化財団は、鼓童が公演活動だけでなく、佐渡に様々な形で関わっていくことを目的として1997年に発足した。鼓童になってから地元との接点が少しずつ増えてきた。その流れをより強固にしたいという鼓童の決意の表れだった。(中略)
「文化情報というのは都会からメディアを通じて発信されるものだけではない。都会から発信できない文化情報を地方から作っていこう」という河内敏夫の発想をもとに、鼓童を支えてくれる佐渡への恩返しの意味を込め、地元の人々と共に地域の活性化を目指す取組にしたいと願った。
「(前略)地域の多様性や自然と共生する知恵は日本という国のアイデンティティーであり、豊さだと思います。その価値を現代の中に蘇らせるのが鬼太鼓座時代に提唱された『日本海大学構想』でしたが、その重要性は今でも変わりません。地域の力を見つめ直すというテーマは、鼓童の原点の一つだと考えています。そして、そのことは日本にとってのテーマでもあります」
太鼓を「旗印」として、人と人をつなぎ、地域を元気づける。現在の鼓童を形作ってくれた佐渡に、旅ん者の立場から何かを返せないか。鼓童は今も試行錯誤を続けながら、一歩ずつ取り組んでいる。
※ 「いのちもやして、たたけよ」から抜粋してお届けした投稿も、今回で終了いたします。
今までお読みいただき、また応援いただき、誠にありがとうございました。今後ともご支援、ご声援のほどお願い申し上げます。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月13日現在)
665,000円(目標金額 500,000達成!)プロジェクト終了まで、あと2日。目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。引き続き皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【プロジェクト達成 ! 】皆様からのご支援、心より感謝申し上げます/上之山博文
【プロジェクト達成 ! 】
皆様からのご支援、心より感謝申し上げます
プロジェクト終了まであと4日 ! 目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
株式会社北前船 代表取締役社長 青木孝夫
■「いのちもやして、たたけよ。」84〜85ページ(第一章 原点)より抜粋
穏やかに明けた1987年の正月、鼓童の電話が鳴った。留守番をしていたメンバーが受話器を取ると、「河内敏夫さんらしき人が、フィリピンの海で亡くなった」という知らせだった。(中略)
「とにかく自分が何とかしなければと思いました。取引銀行の支店長の自宅の電話番号を探し出し、正月にもかかわらず面会を申し込んで必死に事情を説明しました。それまでのアメリカ公演の成果を説明し、支店長の決断で融資が決まるまで必死でした」青木は、ツアー班をなんとか送り出した。
■「いのちもやして、たたけよ。」87ページ(第一章 原点)より抜粋
運営面で河内の後を引き継ぐことになった青木は、判断に迷うと、「ハンチョウ(※河内敏夫の愛称)だったらどうするか」と考えながら進めた。(鼓童村の)建設予定地の変更により計画は大きな変更を余儀なくされたが、手に入れた土地に本部棟や住居棟、稽古場などを建てるかどうか決断しなければならなかった。
「(中略)でも、佐渡から世界に向けて発信するための拠点が必要でした。旅と定着のバランスをとりながら集団を続けていくためにも、とにかく一つずつでいいから建てることに決めました」
1988年7月、鼓童村開村コンサート。1992年には舞台部分に稽古場が建設された
■「いのちもやして、たたけよ。」160ページ(第四章 磁場)より抜粋
青木は、初代代表の河内敏夫亡き後、代表として舵を取る鼓童の在り方と未来を見据えてきた。
どんなに時代が変わっても根源的な感動や共感を生むものは過去も未来も変わらないと信じている。その本質において変わらない鼓童であり続けるために、これからも高い意識で挑戦を続けて、成長していく集団にしなければならないと自身を戒める。多様に広がったそれぞれの意志、夢や目標を、鼓童の実現したい未来の姿に結びつけながら、これからの時代に歩み出そうとしている。
2015年新年、集合写真
100年先、200年先にも鼓童であり続けたい。その真ん中にはいつも、人間が太鼓にまっすぐに立ち向かう姿がある。その眩しさの中に映し出される「鼓童」という精神を皆が抱いている。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月10日現在)
546,000円(目標金額 500,000円)[達成率 109%]
プロジェクト終了まで、あと4日。引き続き皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【残り6日!】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り6日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」44〜45ページ(第一章 原点)より抜粋
(前略)しかし、佐渡島民による「おんでこ座」の活動は、なかなか若者が集まらず思うように進まなかった。そこで田(※鬼太鼓座創設者)は、「おんでこ座夏期学校」というイベントの開催を企画し、島外から若者を集めることに方向を転換する。(中略)。
初夏、田はインテリアデザイナーで武蔵野美術大学助教授の島崎信(当時38歳/現・鼓童文化財団理事長)を訪ねた。そして、「日本海大学」と「職人村」設立の趣意書を携え、自身の壮大な構想について熱く語った。島崎は、かつてデンマークで暮らし、北欧各国のクラフト運動や民俗村、職人村の調査研究をしていたことから、特に「職人村構想」に強い興味と関心を抱いた。「土地に根ざして自然や土の恵みを体で受け止めながら、もう一方でクリエイティブな仕事をすることが、戦後の日本にはかけていました。それをしなきゃダメだという想いが、自分の中にもありました」
■「いのちもやして、たたけよ。」60ページ(第一章 原点)より抜粋
その頃(※鬼太鼓座創設者の田が映画づくりに没頭していた頃)、島崎信は、鬼太鼓座の活動を続けていく上で、田の考えを正したことがある。「活動を継続するためには、絶対に拠点が必要だと僕は感じていたので、拠点=村を作るべきだと話した。一番最初に話していた職人村のように、定住することを考えるべきだ、と。(後略)」
■「いのちもやして、たたけよ。」61ページ(第一章 原点)より抜粋
座員たちが田との訣別を最終的に覚悟した時、島崎が両者の仲介に入った。島崎は、佐渡に残ることに決めた座員達が引き続き大小の宿舎に住めるようにするとともに、田の身の振り方を気にかけ、一緒に雲仙、京都方面をまわり長崎に落ち着くまで付き添った。
鬼太鼓座創設に関わった、本間雅彦氏、永六輔氏とともに(2002年)
1988年アース・セレブレーション 城山公園にて
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月8日現在)
401,000円(目標金額 500,000円)[達成率 80%]
プロジェクト終了まで、あと6日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【残り7日 !】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り7日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」168〜170ページ(第五章 回帰)より抜粋
見留知弘が鼓童の舞台を初めて観たのは高校1年生の時、場所は今は無き東京の新宿コマ劇場地下の「シアターアプル」だった。5歳から地元の太鼓グループで大人に交じって太鼓を叩いていた少年は、プロの太鼓打ちがいることすら知らなかった。
圧倒された。
アンコールに立つ演奏者を客席の片隅から見つめ、「この人達に混じって太鼓を叩いてみたい」と強烈な思いが沸き上がってきた。
高校卒業と同時に東京を離れ、1989年、佐渡北部の北田野浦にあった研修所の門を叩いた。
誰かを目標とするというのではなく、とにかく高校1年生の時に観たあの舞台に立って太鼓を叩きたかった。そして、舞台の最後を飾る『大太鼓』と『屋台囃子』を任されるのが目標となった。
鼓童を率いる大黒柱になった今、次の大太鼓打ちの台頭を心待ちにしている。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月7日現在)
388,000円(目標金額 500,000円)[達成率 78%]
プロジェクト終了まで、あと7日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【残り8日 ! 】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り8日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」76〜77ページ(第一章 原点)より抜粋
この頃(※1982年頃の鼓童草創期)は村づくりや公演のことなど、様々な話し合いが盛んに行われた。
ある時、河内(※鼓童初代代表)が『大太鼓』と『屋台囃子』の演奏をやめようと言い出した。「元・鬼太鼓座」のイメージから脱却するため、演目の刷新を考えていたのだ。鬼太鼓座からのメンバーは河内の考えに共感する者が多く、決定するかと思われた時、新人で最年少の齊藤栄一(当時20歳)の発言が流れを変えた。
「僕は「大太鼓」や「屋台囃子」に憧れて、鼓童に入りました。それが演奏できなくなるなんて考えられない。お客様の気持ちを考えても、外してはいけないと思います」
確かに『大太鼓』、『屋台囃子』を楽しみに会場に足を運ぶお客様は多い。そして、メンバーの身体にはすでに、消すことも捨てることもできないリズムが宿っていた。その日結論は出なかったが、結局、集団の誕生から演奏されてきたこの二曲は残されることになった。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月6日現在)
362,000円(目標金額 500,000円)[達成率72%]
プロジェクト終了まで、あと8日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【残り10日 ! 】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り10日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」113ページ(第二章 探求)より抜粋
鼓童の舞台で旋律楽器として最も使用されているのが笛である。様々な演目で使用されるが、独奏曲として鼓童の舞台で長く演奏されてきたのは、津軽三大民謡のひとつ『津軽山唄』を元にした『山唄』(1981年/山口幹文編曲)である。『大太鼓』を導くように演奏しながら客席に降り、舞台上に大太鼓と演奏者を乗せた屋台が登場する場面は、静謐で幽玄な世界である。
また、篠笛二管と平胴太鼓、手びらによるアンサンブル曲『いぶき』(1996年/山口幹文作曲)は、「アマテラス」の光に満たされた歓喜のエンディングでも演奏された。
1988年に出会った笛師・蘭情氏が依頼に応えて製作する様々な笛により、鼓童の笛の表現する世界は大きく広がった。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月4日現在)
342,000円(目標金額 500,000円)[達成率 68%]
プロジェクト終了まで、あと10日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html
【残り15日】 鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り15日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」112ページ(第二章 探求)より抜粋
鬼太鼓座時代は田耕氏の方針から、女性は太鼓の稽古はできても舞台上で演奏することはできなかった。そんな中で小島千絵子は、鬼太鼓座に加わった当初から太鼓を演奏したい気持ちを強く持ちつつ舞踊の道に専念していた。
なかでも、秋田県羽後町西馬音内に伝わる盆踊りを題材とした『西馬音内』では、編み笠を被り、笛の音に導かれるように抑制された動きで優雅に踊る姿が幻想的な場面を創り出し、小島の代表演目となった。
民族舞踊から表現を探求した小島は、太鼓の表現においても、八丈太鼓を題材に舞踊を融合させた演目『花八丈』で、女性の太鼓表現に独自の世界を確立した。2006年、鼓童が坂東玉三郎氏と共演した「アマテラス」では、太鼓、笛、鳴り物が囃す輪の中で、日本最古の踊り手として日本神話に登場する女神・アメノウズメとなって渾身の踊りを演じた。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(4月29日現在)
290,000円(目標金額 500,000円)[達成率58%]
プロジェクト終了まで、あと15日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html