鼓童ブログ Kodo Blog

鼓童メンバー投稿

健太、三十路につき②/中込健太


佐渡の港①

もうすぐECはじまるよー!

佐渡の港②

このあとアイス、落っことしました。

※ゴミはスタッフが回収しました。

kentanakagome_s

hd_logo

http://www.kodo.or.jp/ec/


風雨に打たれた絵たち/中込健太


アース・セレブレーション2015特別フリンジ
黒田征太郎×中村達也×中込健太ライブペインティング『炎』に向けて

ECkenta

今年のアース・セレブレーションにて黒田征太郎さんを約27年ぶりにお迎えします。黒田さんは80年代、佐渡にたびたび来られた時期がありました。今の鼓童村の近くの廃校舎を借りて「画童(がどう)」と名付けたアトリエで絵を描いておられたそうです。

今でも、当時描いた民家や貯水池の壁の絵が残っています。時が経って自然の風にさらされた作品たちを目の当たりにすると、そのエネルギーに心の中で何かが奮い立ってきます。

▼貯水池にて

Photo: Kenta NakagomePhoto: Kenta Nakagome

正面から側面へのびる絵 Photo: Kenta Nakagome裏まで続いてます! Photo: Kenta Nakagome

▼鼓童村の表札も黒田さんが描かれたものです。

Photo: Kenta NakagomePhoto: Kenta Nakagome

kentanakagome_s


【EC2015】黒田征太郎×中村達也×中込健太ライブペインティング『炎』おたのしみに!
http://www.kodo.or.jp/blog/pub/20150802_7108.html

ECkenta

hd_logo

http://www.kodo.or.jp/ec/


鼓童の夏、祭りの夏/見留知弘


皆様いかがお過ごしでしょうか。太鼓芸能集団鼓童代表の見留知弘です。

二ッ亀海水浴場(撮影:竹谷正純)

梅雨が明け、本当に厳しい暑さがやってまいりました。各地での猛暑日、高温注意情報、熱中症、そして九州地方での集中豪雨などのニュースを聞くにつけて、お世話になっている皆様の身を案じております。佐渡は30度を超える日もありますが、やはり海に浮かぶ島、朝夕は都会に比べれば過ごしやすく、扇風機だけで過ごせる日も、少なくはありません。日中はそんな厳しい暑さですが、私が指導を行なっております研修所は冷房がないので、熱中症にならないように、こまめに水分を補給し、休憩をとりながら、稽古を進めております。以前はここまで暑くなる事がなかったものですから、体調管理もより一層気をつけなければならないと気を配っております。

さて8月は、アース・セレブレーション、そして小木祭り(小木港祭り)と、鼓童にとって地元佐渡での祭りシーズンがやってまいりました。

撮影:長谷川みず穂撮影:前田聡子

アース・セレブレーション開催期には、海のイベント、山のイベントなども同時開催され、夜の城山コンサートはもちろん、日中のフリンジや各ワークショップ、セミナー、この時期でしか見られない小木界隈の賑やかさなど、ここでなければ体験できないイベントが目白押しです。

撮影:前田聡子

特に今年は長年続けてきた形態の一区切りとなりますので、来ようか悩んでいらっしゃる方、ぜひ思い切って佐渡まで足を運んで下さい。期間中には佐渡汽船のジェットフォイルの特別運航が決定したとのことです。(http://www.sadokisen.com/info/?cd=231)佐渡の方も小木まで足を伸ばしてみて下さい。独特な雰囲気や時間の流れは、この瞬間しか得られません。

アース・セレブレーションには都合が悪く、でも佐渡で夏を満喫したい! という方に、もう一つのおすすめとしては、地元のお祭り、小木祭り!!

撮影:河本唯

私達鼓童のメンバーやスタッフも、8月29日には「小木祭り太鼓の会」として、太鼓を打ち鳴らしながら町を練り歩き小木祭りを盛り上げるべく、参加させて頂きます。その夜には、都会では見られない3尺玉が2発も上がる花火大会。身体に響く大音量と大きさは一見の価値有りです。

小木祭りが終わると、佐渡は秋へと様変わりして行きます。

9月のシルバーウィークには、宿根木公会堂にて、鼓童佐渡特別公演2015-秋-が行われます。本公演は、本拠地の佐渡で、しかも鼓童と昔から縁の深い宿根木公会堂で鼓童をご覧いただける絶好の機会ということはもちろん、宿根木の皆様と一緒に地域を盛り上げる「地域活性化」の取り組みだとも感じています。

_MG_9025-20141004-ta

そして、この宿根木公会堂での公演の魅力は、何と言っても客席と舞台の距離がとても近く、迫力ある演奏を間近で感じることができることです。

夏の祭りに秋の公演、皆様のお越しをお待ちしております。

tomohiromitome_s


忍の者/中込健太


Photo: Kenta Nakagome150726_155029

松本城にて忍の者に捕われてしまいました!

Photo: Mitsunaga Matsuura

「国宝松本城太鼓まつり」、学校公演で松本市の全小学校をまわったので、そこで出会った子ども達との再会もあり、とても楽しい祭りでした。松本の皆様、有難うございました。 ※松本市立の小学校

鼓童ゲスト出演「第28回 国宝松本城 太鼓まつり」
http://www.kodo.or.jp/news/20150725matsumotojo_ja.html

kentanakagome_s


「はじめてのKODO」小編成公演/内田依利


「はじめてのKODO」小編成公演

Photo: Mitsunaga Matsuura

春の交流公演ツアー千秋楽は、学校公演の集大成とも言える、3歳からのこどもが主役のコンサート。私達はこの2ヶ月、子どもがどれだけ正直で、シビアなお客様か思い知らされてきました。しかも、今回は甘えることのできる親御さんと一緒! できるだけ参加型にしたり、ゲームを盛り込んだりと色々と工夫をしながら本番を迎えました。

IMG_3945

ありがたいことに全ての心配は杞憂に。晴れわたるで客席登場の瞬間から親子の温かい雰囲気に手拍子。足も届かないイスにちょこんと座ったこども達も目をキラキラさせて見てくれています。

 

Photo: Mitsunaga Matsuura

『三宅』のわっしょいも一生懸命かわいい声で応援してくれ、『恋恋風車』は予想以上の笑の渦に。そのおかげで『千里馬』や『一六囃子』は食い入るように見てくれました。叩くという太鼓の原点から、客席全員で手を叩いて太鼓の気分になって遊んだ後は、いよいよ最後の『大太鼓~屋台囃子』。

Photo: Mitsunaga Matsuura

60分という時間は彼らにとって短くはないはずですが、最後までしっかりと見ていてくれました。演奏していてもあっという間に感じられたのは、この2ヶ月間子どもたちの反応を目の当たりにしながら公演してきたメンバーの成果でもあり、とても嬉しく思います。

次回、内田演出・交流公演ツアーはまた9月になります。学校以外に劇場公演も多い秋、身近で触れ合える「鼓童交流公演」、みなさま是非劇場でお会いしましょう!

IMG_3552

交流公演/交流学校公演
http://www.kodo.or.jp/news/20150300koryu_ja.html

eriuchida_s
2015年7月20日(月)新潟県柏崎市「はじめてのKODO」小編成公演
http://www.kodo.or.jp/news/20150720hajimete_ja.html


盛岡市での交流学校公演/稲田亮輔


盛岡市での交流学校公演

7月6日に岩手県盛岡市の手代森(てしろもり)小学校と乙部(おとべ)中学校で交流公演を行わせて頂きました。今回の交流公演は、鼓童が古くからお付き合いさせて頂いています「黒川さんさ」の松本敏邦さんとの繋がりで実現する事が出来ました。

添付メッセージ部

黒川さんさの皆さんと

子どもたちは学校の授業の一環で色んな芸能を習っており、私たちが公演を行った次の日から、さんさを習い始めるという事でした。その事もあり、反応はすごく良く、太鼓の音に動じる事もなくレスポンスも豊かで、自然と集中して演奏を観てくれていました。やっぱり、芸能が根付いている地域というのは子どもたちもすごく生き生きしているように感じました。

koryu_gene_0978

私たちの活動も色んな地域に行って少しでも太鼓という芸能の素晴らしさを伝えて、その地域や子どもたちの力になることが出来ればと思います。

ryorukeinada_s


「永遠」名古屋での公演/草洋介


7月14日 名古屋市公会堂

14日、名古屋にて高校の芸術鑑賞での「永遠」公演を行いました。名古屋での公演にはこれまでに何度も来ていますが、今回の会場は初めてでした。落ちつきのあるこげ茶色のタイルが張られた外観とノスタルジックな内装の雰囲気に、合間を見つけて中を散策するメンバーが多くいました。

1437119488490

日常の世界から非現実的な場所に迷い込んだような空気と、鉄筋コンクリート造りならではの音の響きの中では、無音の時間や小さな音のアンサンブルが普段以上に力を発揮し「永遠」という舞台の空気感がとても良く出ていたと思います。

Photo: Takashi Okamoto

yosukekusa_s

20150607oet

「永遠」6〜7月、9〜10月国内ツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20150606oet_ja.html

【6〜7月】愛媛・広島
【9〜10月】千葉・茨城・宮城・山形・岩手・秋田・静岡・愛知・兵庫・鳥取・山口・福岡・鹿児島

ディスコグラフィー | 永遠
http://www.kodo.or.jp/discography/od013014_ja.html


「永遠」京都・母校での公演/草洋介


7月11日、12日 京都・春秋座公演

朝からソワソワしていました。搬入やリハーサルをしていても、目に入る景色の端々から思い出や懐かしさが溢れ出てきて、本番に向かう前には何度も「普段通りに…」と自分に言い聞かせました。

EIEN2015TO_0016-sEIEN2015TO_0018-s

母校である京都造形芸術大学。その中にある春秋座は、学生時代に太鼓の稽古や公演で使用させていただき、慣れ親しんだ場所です。

Photo: Takashi Okamoto

8年ぶりに立つ舞台への緊張感と、期待感が入り混じった気持ちで迎えた本番では、ふとした時にお世話になった方々の顔が浮かぶ、やはり特別なものになりました。

Photo: Takashi Okamoto

▲坂東玉三郎氏作曲「午睡」

Photo: Takashi Okamoto

撮影:岡本隆史yosukekusa_s

20150607oet

「永遠」6〜7月、9〜10月国内ツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20150606oet_ja.html

【6〜7月】愛媛・広島
【9〜10月】千葉・茨城・宮城・山形・岩手・秋田・静岡・愛知・兵庫・鳥取・山口・福岡・鹿児島

ディスコグラフィー | 永遠
http://www.kodo.or.jp/discography/od013014_ja.html


一管風月 Vol. 2 ともしび/山口幹文


一管風月 Vol. 2 ともしび

お待たせいたしました。7月10日、私のアルバム第二弾「一管風月 Vol. 2 ともしび」が発売となりました。今回も「日本の笛だから日本の曲を」ということに拘らず、オリジナルをはじめ、ウイグル民謡、ロシア民謡、黒人霊歌等など自分の好きな曲調のものばかりを揃えました。

共演には辻幹雄さん(11弦ギター)、野上結美さん(ピアノと歌)、阿部好江さん(歌と竪琴)という個性豊かな面々が加わり、その実力を遺憾なく発揮してくれました。曲によって真笛と篠笛を使い分けましたが、辻さんのギターや阿部さんの竪琴の音色が非常に繊細だったこともあり、ほとんどが篠笛という予期せぬ結果となりました。

一管風月Vol.2ともしびジャケット20150630_800px

前回に引き続き、最後の曲はいわば「ボーナストラック」的な存在ですが、一枚目のアルバムに参加してくれた故二野明氏への追悼曲です。「Nobody knows the trouble I’ve seen」という歌詞(原題)は、生前の彼の心の声のように思えてこの曲を選びました。歌詞の「Lord」と「主」に、ぜひ「音楽」という言葉を重ねてお聴き下さい。

ここで巷の声。
「今や音楽は、安くて便利なダウンロードに限る」
「いやいや、やはりジャケットもあってぐるぐる回るCDの方がよろしい」

そこで私の声。
「どちらでも両方でも構いませんので、とにかく聴いて下さい」

tsD700_DSC6198_1200px
2014年12月18日「銀いろの風」コンサートにて、左側より野上結美さん、漆久保晃佑さん(鼓童/ゲスト)、山口幹文、阿部好江さん、辻幹雄さん。

motofumiyamaguchi_s
ディスコグラフィー | 一管風月 Vol. 2 ともしび
http://www.kodo.or.jp/discography/od012_ja.html

kodo2鼓童オンラインストア | 一管風月 Vol. 2 ともしび [CD]
http://www.kodo.or.jp/store/70_1471.html


ハイレゾ音源、京都公演会場でお試しください/船橋裕一郎


現在、永遠ツアーにて全国各地を旅しております。今回の作品は太鼓の表現をさらに広げるべく様々な楽器とともに新曲を取り揃えた意欲的なものです。特に音については音量、音圧、音質、音響、革や胴の鳴り、バチの種類など色々なこだわりをもち、音作りをしました。また太鼓にとって心地よい、相性の良い楽器を探しながら作り上げてきたものです。また、日本には擬音がたくさんありますが、言葉を音に変換している太鼓にも沢山の音色があってしかるべきです。

さて、先日配信されたハイレゾ音源、本日の京都公演ロビーで試聴ができます。太鼓がなかなか音響機器泣かせの楽器なのですが伝える側の我々にとっても、生の音に近い音響機器の存在を待ち望んいたところでした。ライブでしか味わえないものはもちろんありますが、このハイレゾ音源の挑戦は我々にとって心強い存在であり、向かう方向性がとても良く似ていてます。

Photo: Ryotaro Leo Ikenaga

人間のもつ原始的な楽器と最先端の技術との融合・挑戦に我々もワクワクが止まりません。是非皆様にもこの挑戦の一旦を担って頂きたいのです。すでに素晴らしい音ですが、もっとこうだ!という生の意見を頂けるとさらに世界に発信ができます。是非、会場での試聴をお願いいたします。
yuichiro_s


ハイレゾ音源試聴できます!
@7月11、12日「永遠」京都公演

20150711_172712

7月11日、12日の京都・公演会場「京都芸術劇場 春秋座」ロビーにて、ハイレゾ音源の試聴ができることになりました。鼓童メンバーも驚く音質「ハイレゾ音源」をぜひ体感してください。

【ハイレゾ音源とは】
ハイレゾ音源は、CDや通常のダウンロード音源より多くの情報量を持つ音楽データです。演奏者の息づかいやホールの残響など繊細な部分から、ホール全体にあふれる大音量まで、余すこと無く再現することが可能となりました。

ハイレゾ音源をお楽しみ頂くには、ハイレゾ対応の機器が必要となります。対応の機器にスピーカーでお聴き頂くのが理想ですが、携帯型の機器とヘッドホンの組み合わせ、またスマートフォンにソフトウェアをインストールし、ハイレゾ対応の機器およびヘッドホンを繋ぐことでもお楽しみ頂けます。

ハイレゾ音源は、e-onkyo musicより購入頂けます。

[e-onkyo music 「永遠」]http://www.e-onkyo.com/music/album/od015/

【鼓童関連記事】
▼【京都造形芸術大理事長×鼓童】京都芸術劇場春秋座特設サイトに、大学理事長の徳山氏と京都造形芸術大学出身の船橋裕一郎・小見麻梨子・草洋介との対談がアップされました。インタビューと写真の両方お楽しみ頂けますので、是非ご覧ください。
・春秋座WEBサイト:http://www.k-pac.org/performance/20150711d.html

Photo: Wakako Sato

▼「Lmaga.jp」鼓童・船橋裕一郎、坂本雅幸「永遠」インタビュー記事
Lmaga.jpニュース:http://lmaga.jp/blog/news/2015/07/kodo-eien.html
Yahoo!ニュース:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150708-00010002-lmagajp-ent

20150607oet

「永遠」6〜7月、9〜10月国内ツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20150606oet_ja.html

【7月】京都・愛媛・広島
【9〜10月】千葉・茨城・宮城・山形・岩手・秋田・静岡・愛知・兵庫・鳥取・山口・福岡・鹿児島

ディスコグラフィー | 永遠
http://www.kodo.or.jp/discography/od013014_ja.html


アーカイブ

カテゴリー

Top