菅波じゃんがら念仏ご挨拶/内田依利
菅波じゃんがら念仏ご挨拶
いわき公演の前日に、鼓童がお世話になっている「菅波じゃんがら念仏」の皆さんにご挨拶に伺いました。
じゃんがら念仏は鼓童の「八重の浮立」という演目を創る際に、勉強させていただいた芸能です。
私は7年前、メンバーになりたての頃に、「八重の浮立」をやるので稽古に行かせて欲しい!と懇願して伺ったのが初めてです。
2日半まるまる稽古をつけていただき、じゃんがらの稽古はもちろん、祭りの話や生活の話も、お酒を酌み交わしながらたくさん聞くことができた大変濃い時間でした。
私は演目の稽古ということで、どうしても芸能を学ぶことだけにフォーカスしていましたが、
芸能は青年会の地域の活動の一つでしかなく、最も大切なのは生活であり、地域のつながりであることを実感しました。
地元には3年ぶりに伺いましたが、ここ10年くらいで一気に人が減って集まりにくくなっているとも聞きました。
今回伺った鼓童メンバーのほとんどは、じゃんがら念仏をみるのは初めてでしたが、芸能を目の当たりにすることはいつでも大変勉強になります。
これからも、世代が変わってもつながって行けるよう、日本中世界中を旅を続けて行けるよう頑張ろうと思う1日でした。
鼓童ワン・アース・ツアー2016〜螺旋
公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html