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倉敷音楽祭~30周年記念~第八回 日本縦断和太鼓コンサート/松浦充長


倉敷音楽祭~30周年記念~第八回 日本縦断和太鼓コンサート

倉敷で行われ倉敷音楽祭に出演してまいりました。いつもは藤本吉利がよく個人で出演させていただいておりましたが、今年は30周年記念ということもあり、鼓童は名誉団員と見留知弘を含めたメンバーでお呼びいただきました。

★倉敷天領太鼓

▲倉敷天領太鼓

「天領童太鼓」の演奏、和太鼓奏者 山部泰嗣さんと元焱太鼓の山田瑞恵さんの絶妙な掛け合いの演奏で公演の幕が開き、あっというまの2時間半の公演でした。

★山部泰嗣_2

▲山部泰嗣さん

お声がけいただきました倉敷を拠点に活動される「倉敷天領太鼓」は、和太鼓奏者 山部泰嗣さんが所属しており、若い世代の躍動感のある演奏の中に、「天領太鼓」の情緒あふれる曲を挟み、倉敷のお客様を魅了する演奏に自分も引きこまれてしまいました。

★ゆふいん源流太鼓

▲ゆふいん源流太鼓

また、今年1月に舞台をご一緒させていただいた「豊の国ゆふいん源流太鼓」の皆様は毎年出演されており、「由布おろし」から最近は演奏されていなかった「源流あばれ打ち」を演奏。唯一無二の「ゆふいん源流太鼓」の太鼓の響きは、舞台から溢れ出る緊張感にお客様も息を呑む演奏でした。

★大野原龍王太鼓

▲大野原龗王太鼓

そして今回鼓童以外のゲスト出演で四国より日頃お付き合いをさせていただいております「大野原龗王太鼓」は、息のあったストーリー性のある演奏でオリジナリティ溢れる演奏を披露。

Photo: Mitsunaga MatsuuraPhoto: Mitsunaga Matsuura

鼓童は名誉団員4名と見留知弘に若手が加わり、勢いのある皆様とは少し対比を出し、しっとりと鼓童が培ってきた演奏をお聞きいただきました。

Photo: Mitsunaga Matsuura

大太鼓は見留知弘が打ち、打ち終わった後そのまま屋台囃子へ演奏に向かったところでは客席より「お〜!」と声があがり倉敷のお客様にも喜んでいただけたようです。

Photo: Mitsunaga Matsuura

ここ最近太鼓でご縁をいただいた皆様に、いろいろなお話も聞かせていただくことができ、私自身勉強させていただいております。「また会おう」と言っていただける喜びと、その期待に応えられるようスタッフとして身の引き締まる公演でした。

2016年3月13日(日)岡山・倉敷市
鼓童出演「倉敷音楽祭~30周年記念~第八回 日本縦断和太鼓コンサート」
http://www.kodo.or.jp/news/20160313wadaikoconcert_ja.html


3月16日山口幹文ラジオ出演&「鼓童×里アンナ 八海の宴」チケット発売中!


3月16日山口幹文ラジオ出演&
「鼓童×里アンナ 八海の宴」チケット発売中!

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山口幹文が3月16日、FM新潟「FIGUEROA」に電話出演します。4月1日「新潟 LOTS」にて開催の「鼓童×里アンナ 八海の宴」について語りますので、ぜひお聴きください。

FM新潟「FIGUEROA」
https://www.fmniigata.com/user/prog/prog_id/93/
生電話出演時間:2016年3月16日13時38分〜
出演:山口幹文

2016年4月1日(金)新潟・新潟市
鼓童出演「八海山 presents『鼓童×里アンナ 八海の宴』」

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山口幹文をはじめとする「鼓童スペシャルユニット」と、奄美大島の歌姫・里アンナさん、そして美味しいお酒「八海山」もお土産についた、とにかく贅沢な大人のイベントとなっております!ぜひご来場ください。
http://www.kodo.or.jp/news/20160401hakkaisan_ja.html

▶︎ローソンチケット http://l-tike.com/ [Lコード 34160]


倉敷にてお待ちしております!/岩本涼子


「日本縦断和太鼓コンサート」稽古

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今日の稽古場は、まもなく出発する岡山県倉敷市で行われる「日本縦断和太鼓コンサート」の通し稽古でした。

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ポスターを飾る藤本吉利をはじめ、名誉団員全員参加でお伺いします。皆さまと会場でお会いできるのを、楽しみにしております!

2016年3月13日(日)
鼓童出演「倉敷音楽祭~30周年記念~第八回 日本縦断和太鼓コンサート」
(岡山・倉敷市)

http://www.kodo.or.jp/news/20160313wadaikoconcert_ja.html


今月のご挨拶/船橋裕一郎


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皆様いかがお過ごしでしょうか。

1月下旬より若いメンバーを中心に17名が、「神秘」欧州ツアーにて各地を廻っております。ツアーを経るごとに内容も練り込まれ、大きな反響を頂いております。

写真:ゆふいん源流太鼓提供
1月29日 iichiko総合文化センター・グランシアタにて。ゆふいん源流太鼓と鼓童メンバーとで記念撮影。

私自身は1月末に大分県由布市に拠点をもつ、豊の国ゆふいん源流太鼓さんとの共演「日本太鼓 PREMIUM CONCERT 2016『打つ』」に出演してまいりました。本業を持ちながら、日々の鍛錬に裏打ちされた、源流太鼓の皆様の音や情熱に多くの学びを得ました。そして、リハーサルから打ち上げまで濃密でなにより楽しい時間を過ごさせて頂き、アマチュアとプロとの垣根を超えた、素晴らしい公演となりました。合わせて、名誉団員全員との共演にもなった公演でもあり、あらためて大先輩の存在感、続けることの大切さを体感した貴重な時間となりました。

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そして、2月中旬の約1週間ほど、ベトナムのハノイに芸能調査に行ってまいりました。まもなく人口1億人を超え、急速な発展を遂げつつある国の景色は、日本の高度経済成長期を彷彿とさせるものがあるとも言われていますが、人々の熱気、平均年齢が20代という若さと熱気を犇々と感じることができました。

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今回、新たな「アース・セレブレーション(EC)」に向けて模索するなか、多くの素晴らしい出会いを得ました。政治や経済、歴史が複雑に絡み合い、おそらく我々に計り知れない困難な問題を抱えながら、自身の芸能に対する誇りと愛情をもち、逞しく生きる音楽家の皆様に大変な感銘をうけました。私はこれまでベトナム音楽に触れる機会はありませんでしたが、短い期間ながら多様で多彩な音色と音楽、そして温かな人柄に魅了されました。

この夏、皆様にもご紹介する機会となるべく、ECにお招きするゲストやその内容についても決まりつつあります。随時皆様に発信してまいりますので、皆様ととともにこれからのアース・セレブレーションを作り上げていければと思っております。昨年のスアール・アグンさんに続き、アジアの皆様との交流は、今後の我々にとって、大きな収穫となることかと思います。

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▲ブラジル、劇場仕込みの様子

そして、この3月には「打男」ツアーでブラジルに来ております。鼓童を通して、国内外で素晴らしい出会いがあることに改めて感謝しております。

東日本大震災から5年という月日が経ちました。私たちができうることは当時も今も僅かではありますが、芸能者として、太鼓打ちとして、果たすべき使命とはなにかということをそれぞれが考え、思い続け、全国各地、世界各地を巡ってまいります。

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内子座創建100周年記念式典/藤本吉利


内子座創建100周年記念式典

2月20日、愛媛県内子町の内子座創建100周年記念式典に鼓童を代表して出席してきました。

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写真は祝賀会で演じられた淡路人形座による戎舞

鼓童の内子座初公演は1997年、実行委員会形式でご主催いただき、ホームステイをさせていただくなど、以来とても親しくお付き合いをさせていただいて来ました。今日まで7回の公演をお世話になりました。

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控え室で淡路人形座のお二人と

15時半より内子座で記念式典、18時より五十崎自治センター(共生館)ホールにて祝賀会が執り行なわれました。祝賀会で私は感謝の気持ちを込めて、お祝いの太鼓演奏をさせていただきました。関係者の皆様、喜んでくださり嬉しかったです。内子町の今後のご発展をお祈りすると共に、これからも、このご縁を大切にしていきたいと思いました。

竹下さんと 

祝賀会で内子町まちづくり応援大使をされている竹下景子さんと、鼓童内子座公演実行委員会の徳田健市さんと

鼓童×源流 日本太鼓 PREMIUM CONCERT 2016「打つ」/松浦充長


鼓童×源流 日本太鼓 PREMIUM CONCERT 2016「打つ」

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会場いっぱいのお客様で無事終了いたしました! ご来場いただきありがとうございます。

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この公演は、ゆふいん源流太鼓代表 長谷川様から1年前にお声がけいただき、実現することとなりました。大分に着いた日には、由布市湯布院町にお伺いし、一緒に公演に向けての稽古をさせていただきました。お互いの演奏を聞き、太鼓を打っていくうちに、いろいろとアイデアを出し合いました。

Photos: Mitsunaga Matsuura

ゆふいん源流太鼓の皆さん

公演当日はロビーに飾られたスタンド花がなんと約40本!!! 私、こんなに花が飾られたロビー初めてでございます。ゆふいん源流太鼓さんがどれだけ地元の方々や、太鼓を演奏される方々に愛されているか、また、この公演がどれだけ注目されていたのかがわかりました。

長谷川様が公演中のご挨拶で、「チャンスは掴むもの。夢は叶えるもの。」と、仰っていたのがとても印象に残りました。

Photo: Mitsunaga Matsuura

公演では大太鼓が3台舞台上に並びました。なんと、この中央の大太鼓(鼓童所有)と、写真左の大太鼓(ゆふいん源流太鼓様所有)は同じ欅の材で作られた兄弟大太鼓だったんです。製作された浅野太鼓楽器店 浅野昭利様も公演にご来場され「このような機会は滅多にない」と仰っておりました。

Photos: Mitsunaga Matsuura

人の繋がり、太鼓の繋がり。いただいたご縁をこれからも鼓童は大切にしてまいります。

Photo: ゆふいん源流太鼓提供


琴奨菊関結婚披露宴にて鼓童お祝いの演奏/岩本涼子


琴奨菊関結婚披露宴にて鼓童お祝いの演奏

本日は、なんと!琴奨菊関結婚披露宴にてお祝いの演奏をさせていただきました。
ご結婚、初場所優勝、そして大関のお誕生日と、三重におめでたい本日の会にお招き頂き、鼓童一同このご縁に心より感謝しております。

Photo: Ryoko Iwamoto

写真は、貴重なお時間の合間を縫って会いに来てくださった新郎新婦との一枚です。

新郎新婦のご多幸を心より祈念致します。おめでとうございます!

Photo: Ryoko IwamotoPhoto: Ryoko Iwamoto


好きな光景/小見麻梨子


好きな光景

他に自分の作業をしていても
つい見入ってしまうこの場面。
「大太鼓降ろし」

各世代がそれぞれのポジションについて
息を合わせて行うこの光景が私は好きです。
その前の雰囲気がどんなに和やかでも、
この瞬間は皆真剣な眼差しになります。

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太鼓への敬いの気持ち
前もって準備する道具の手順
身体の踏ん張り方
自分のポジション取り
息を合わせる事

この作業を経て大切な事が綿々と
受け継がれている様にも感じます。

間もなくこの大太鼓を使った公演が大分で行われます。通し稽古を見学しましたがとてもかっこいい舞台なので皆さま、お楽しみに!

2016年1月29日(金)大分・大分市
鼓童×源流 日本太鼓PREMIUM CONCERT 2016「打つ」
鼓童出演者:藤本吉利、小島千絵子、藤本容子、山口幹文、見留知弘、船橋裕一郎、石塚充、中込健太、前田剛史、蓑輪真弥、神谷俊一郎、大塚勇渡
http://www.kodo.or.jp/news/20160129premiumconcert_ja.html

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新しい風/小松崎正吾


鼓童、スアール・アグンとの共演 in バリ島

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1週間で全てを感じるなんて事はもちろん無理…だけどこれだけ濃厚な1週間は今まであったろうか、と日本行きの飛行機を待ちながら考えています。

Photo: Kosuke UrushikuboPhoto: Kosuke Urushikubo

何もかもが桁違いのエネルギーに満ちた生活の中で生きるバリの人、宗教、文化、芸能、音楽、食べ物…神さまとは一体何なのかははっきりとは分かりません。しかし、確実にそれは人々の心の中に宿っているという事が、バリの人々や生活から滲み出てこちらに伝わってきます。宗教の事も事細かに理解している訳ではありませんが、すぅっとバリの風に身を任せて手を合わせて、心穏やかに目を閉じると、佐渡であれ石見であれバリであれ、どんな道を歩いていても、きっと何処かで繋がっているのだなぁと心の奥の方で感じて舞台に向かっておりました。

バリの舞台に佐渡の風を…

なんて思っていたりもしましたが、ヌガラ、デンパサールの舞台で吹いていたのは、佐渡とバリの風が濃ゆく混ざり合って出来た新しい風でありました。

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そんな風をお土産に、バリで起きたすべての事に感謝しながら。バリで公演した交流公演班はツアーへ、私は佐渡へ帰ってしっかりと受けた刺激を染み込ませて参ります。

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バリで大変お世話になりましたスウェントラさんはじめスアールアグンの皆さん、スタッフの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

Photos: Kosuke Urushikubo

2015年11月22日(日)、24日(火)「地方発!!アジア「伝統芸能」の架け橋プロジェクト」鼓童、スアール・アグンとの共演(インドネシア・バリ島)
http://www.kodo.or.jp/news/20151122bali_ja.html


鼓童、バリへ/小松崎正吾


冬支度をしていた日本からは想像もつかないくらいの暑さのバリですが、無事に最初の公演地ヌガラでの公演を終え、デンパサールへと到着しました。ヌガラではスタッフもお客様も本当に暖かく迎えて下さり、感謝感謝の毎日でした。

Photo: Shogo Komatsuzaki
今まで経験した事のない感覚達が五感を駆け回っていますが、なんだか懐かしかったり、日本と似ている様な風土を感じる事もしばしばあったりと、様式が違えど文化の根源はとても近いものを感じております。

Photo: Shogo Komatsuzaki

舞台の事はまだまだ言葉にするのは大変ですが、今年の夏、EC・城山コンサートを盛り上げてくれたスアール・アグンの皆さんがより暑いグルーヴで包んでくれています…

それに共鳴する様に、そして負けぬ様に、鼓童も佐渡の風を吹かせて参ります。

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2015年11月22日(日)、24日(火)「地方発!!アジア「伝統芸能」の架け橋プロジェクト」鼓童、スアール・アグンとの共演(インドネシア・バリ島)
http://www.kodo.or.jp/news/20151122bali_ja.html


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