鼓童ブログ Kodo Blog

Tag ‘南米’

ブラジル「打男」初日、リオ・デ・ジャネイロ小公演、サンパウロWS/蓑輪真弥


ブラジル「打男」初日、リオ・デ・ジャネイロ小公演、サンパウロWS

8年ぶりのブラジル公演、無事に打男、初日を迎えました。

image3image1

サンパウロの「Teatlo Alfa」は8年前に私が観て、鼓童へ行くきっかけとなった公演と、まさに同じ劇場、そして同じ舞台。公演が始まると8年前にタイムスリップして、舞台に釘付けになっていました。

image8-f

ブラジルのお客様の反応は前回と変わらず、フルスタンディングオベーションの大盛況でした。

Photo: Takuro SusakiPhoto: Takuro Susaki

そして、「打男」初日より一足先に、リオ・デ・ジャネイロで小公演を行いました。私を含め5人という少人数ではありましたが、鼓童を初めて観ていただくお客様にもわかりやすく、鼓童の紹介や研修所紹介、鬼太鼓を打ったり、日本の伝統文化も伝えてられる舞台となりました。

Photo: Takuro SusakiPhoto: Takuro Susaki

進行のMCでは、ポルトガル語にも挑戦! メンバー自己紹介もそれぞれ頑張ってポルトガル語で行い、観客との距離もグッと縮まり、あっという間の一時間公演となりました。

Photo: Yui Kawamoto

和太鼓が盛んなサンパウロでは太鼓経験向けのWSを行いました。参加者の無垢で貪欲な眼差しから、遠く離れたブラジルにも、和太鼓に熱き思いを持った方々がいるということを改めて実感しました。そんな彼らに伝えられること、一発一発の音を大切に、そして、その時空の中で作り上げるグルーヴの面白さを体感する。とても濃厚な4時間のワークショップとなりました。

Photo: Yui Kawamoto

8年振りのブラジルの和太鼓の音の中で、言葉の壁を超えた共通言語と深い間の重みを体感し、初心を思い出し、前進し続ける意義を感じました。

今回、私の後輩である29期の元研修生、サンパウロ在住の海藤洋平さんに、通訳のお手伝いをしていただき、このブラジル公演を行うにあたり、多大な尽力をいただいております。

これからはリオデジャネイロでの打男公演です。日本の裏側に鼓童の音を残せるよう、「打男」メンバー、一丸となって頑張っています。

Photo: Yui Kawamoto

mayaminowa_s


news20160317dadan

2016年3月
鼓童「打男 DADAN 2016」ブラジルツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20160317dadan_ja.html


ブラジルと言えばサンバ!/河本唯


ブラジル・リオデジャネイロよりお届けしております。ここ2日間はとても夢の様な時間でした。

image1image3

地元サンバチームと2日間文化交流を行う場を頂きました。両日リオデジャネイロ中心部から離れた場所で行われ、とてもアットホームな感じで鼓童を迎え入れて下さいました。サンバ隊の皆さまと鼓童がお互いの演奏を披露し、その中で一緒に演奏をし、セッションを行いました。言葉は通じず、ジェスチャーとリズムでコミュニケーションを取っている皆の姿はとても愛と魅力溢れるものでした。

image2image5

サンバ特有のリズムの刻み方と和太鼓のリズムが上手く混ざり合う様にお互い探りながらも、皆が笑顔を絶やさず真夏のブラジルでたっぷり良い汗をかきました!

image7image8

今回は別でリオデジャネイロの音楽シーンにおいて絶大な人気を誇るストリート・パーカッション軍団・MONOBLOCO(モノブロコ)とも交流する場が頂けました。MONOBLOCOさんのスタジオはコパカバーナビーチから車で数分のところに有り、鼓童の演奏者と、少しだけ太鼓を持参してお邪魔させて頂きました。MONOBLOCOさんは「サンバの楽器を使い、新しい音楽の創造」をコンセプトにされており、和太鼓を使い新しい挑戦に挑み続ける鼓童と何か強く共通できる部分が感じられました。

image10image9

ここでは具体的なサンバの楽器について教えて頂いたり、独特のリズムの刻み方、他のパートとの絡み方などを学びました。後半には鼓童からも演奏させて頂き、楽器やリズムを交換し合い、最後は世界に一つだけの和太鼓サンバリズムが生まれました。

DCIM100GOPRO

地球の反対側に位置している日本とブラジルの音楽が言葉の壁を越えて会話以上の喜びを感じられる事となりました。

image12

そろそろ「打男」をブラジルで披露する日が近づいてまいりました。「打男」では少しだけブラジルテイストの演目が含まれているかも(?)知れませんので! 本場ブラジルでパワーアップした「打男」をお楽しみに!


news20160317dadan

2016年3月
鼓童「打男 DADAN 2016」ブラジルツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20160317dadan_ja.html


今月のご挨拶/船橋裕一郎


2016-02-12 12.56.26image21-fkodo_160218258-96

皆様いかがお過ごしでしょうか。

1月下旬より若いメンバーを中心に17名が、「神秘」欧州ツアーにて各地を廻っております。ツアーを経るごとに内容も練り込まれ、大きな反響を頂いております。

写真:ゆふいん源流太鼓提供
1月29日 iichiko総合文化センター・グランシアタにて。ゆふいん源流太鼓と鼓童メンバーとで記念撮影。

私自身は1月末に大分県由布市に拠点をもつ、豊の国ゆふいん源流太鼓さんとの共演「日本太鼓 PREMIUM CONCERT 2016『打つ』」に出演してまいりました。本業を持ちながら、日々の鍛錬に裏打ちされた、源流太鼓の皆様の音や情熱に多くの学びを得ました。そして、リハーサルから打ち上げまで濃密でなにより楽しい時間を過ごさせて頂き、アマチュアとプロとの垣根を超えた、素晴らしい公演となりました。合わせて、名誉団員全員との共演にもなった公演でもあり、あらためて大先輩の存在感、続けることの大切さを体感した貴重な時間となりました。

12741950_10206641139561984_3015319145011341133_n
そして、2月中旬の約1週間ほど、ベトナムのハノイに芸能調査に行ってまいりました。まもなく人口1億人を超え、急速な発展を遂げつつある国の景色は、日本の高度経済成長期を彷彿とさせるものがあるとも言われていますが、人々の熱気、平均年齢が20代という若さと熱気を犇々と感じることができました。

12717719_10206665542852051_5799180880039031234_n12742697_10206648380262997_2240822274045921596_n

今回、新たな「アース・セレブレーション(EC)」に向けて模索するなか、多くの素晴らしい出会いを得ました。政治や経済、歴史が複雑に絡み合い、おそらく我々に計り知れない困難な問題を抱えながら、自身の芸能に対する誇りと愛情をもち、逞しく生きる音楽家の皆様に大変な感銘をうけました。私はこれまでベトナム音楽に触れる機会はありませんでしたが、短い期間ながら多様で多彩な音色と音楽、そして温かな人柄に魅了されました。

この夏、皆様にもご紹介する機会となるべく、ECにお招きするゲストやその内容についても決まりつつあります。随時皆様に発信してまいりますので、皆様ととともにこれからのアース・セレブレーションを作り上げていければと思っております。昨年のスアール・アグンさんに続き、アジアの皆様との交流は、今後の我々にとって、大きな収穫となることかと思います。

4_large3_large

▲ブラジル、劇場仕込みの様子

そして、この3月には「打男」ツアーでブラジルに来ております。鼓童を通して、国内外で素晴らしい出会いがあることに改めて感謝しております。

東日本大震災から5年という月日が経ちました。私たちができうることは当時も今も僅かではありますが、芸能者として、太鼓打ちとして、果たすべき使命とはなにかということをそれぞれが考え、思い続け、全国各地、世界各地を巡ってまいります。

yuichirofunabashi_s


ブラジル全国生放送バラエティー番組に鼓童が出演しました!/河本唯


ブラジル全国生放送バラエティー番組に鼓童が出演しました!

image4

本日現地時間のお昼前にブラジルで大人気のTV Globo局の『Encontro com Fatima Bernandes』という番組に鼓童が出演させて頂きました!

image3
司会のFatimaさんも出演されていたゲストの方々皆さま本当に素敵な方ばかりで、番組最後には言葉の壁を越えた楽しい演出になっております。是非ご覧ください!

スクリーンショット 2016-03-10 10.25.51 http://gshow.globo.com/programas/encontro-com-fatima-bernardes/videos/t/para-assinantes/v/encontro-com-fatima-bernardes-programa-de-quarta-feira-09032016-na-integra/4870619/ (CMの後に番組が始まります)
鼓童出演部分:1:00-1:45/29:30-33:30/51:30-終わりまで

image1
ブラジルでの公演は間もなくです!

news20160317dadan

2016年3月
鼓童「打男 DADAN 2016」ブラジルツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20160317dadan_ja.html


南米「打男」ツアー班出発!/中川由貴


IMG_0257.jpeg-f

春の気配を感じる穏やかな朝の8時前、南米に向け「打男」メンバーが鼓童村を出発いたしました! ベテランメンバーに混ざり、海外公演が初めての顔も何名か。

IMG_0269
ついこの間、研修所過程を修了した新準団員のふたり。研修所所長も笑顔で激励を送ります!

IMG_0278.jpeg-f

8年ぶりの南米ツアーで、初の打男!地球の反対側、みなさん気をつけていってらっしゃい!

news20160317dadan

2016年3月
鼓童「打男 DADAN 2016」ブラジルツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20160317dadan_ja.html


8年ぶりに鼓童が南米に行きますよ!/河本唯


鼓童が最後に南米でツアーを行ったのは2008年。あれから何倍にもパワーアップした鼓童はついにまたブラジルの地を踏みます。

image1-f

男性演奏者11名による情熱的な「打男」は南米初登場!ベテランから最若手までこのツアーの為に沢山稽古をして参りました。

image6image3image2

劇場でブラジルの皆さまにお会いできることをメンバー全員、心待ちにしております。Tchau!


news20160317dadan

2016年3月
鼓童「打男 DADAN 2016」ブラジルツアー
http://www.kodo.or.jp/news/20160317dadan_ja.html


アルゼンチンへいってきました/藤本吉利


Photo: Yoshikazu Fujimoto

ブエノスアイレス パセオプラザ でのコンサート。劇場の入り口で。

日本からいちばん遠い国アルゼンチン。時間は、日本とは昼夜が真逆になります。このアルゼンチンにも日本から移住された日系人の方々がおられ、日本の文化を大切に伝えられていました。そんな中で、日本の太鼓に魅せられ、太鼓を手作りし、太鼓グループを作り、演奏活動をしている人達に出会えました。誰も指導者がいない中でのスタートでした。太鼓に向かう彼等の姿に心から感銘を受けました。 ▶続きを読む


アーカイブ

カテゴリー

Top