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井浦新さんがいらっしゃいました/見留知弘


5月31日、プライベートで佐渡に来島された、井浦新(いうらあらた)さんが鼓童村にも立ち寄ってくださいました。

俳優、モデル、そして「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」というご自身のデザインブランドをお持ちと多才に活躍されていますが、写真もご趣味ということで、稽古場をご案内いたしました。屋台囃子や大太鼓を演奏させていただくと、カメラを構えて熱心に撮影されていました。

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「折角おいでいただいたので、ぜひ太鼓も叩いてみませんか?」と、お声掛けをさせて頂き、屋台囃子と大太鼓に挑戦して頂きました!

井浦さんからは、サイン入りの 「井浦新の美術探検」という書籍を頂きました。

写真

ELNEST CREATIVE ACTIVITY


浅草公演によせて/見留知弘


皆様こんにちは。太鼓芸能集団鼓童代表の見留知弘です。

5月の佐渡は、とても汗ばむ日もあれば、肌寒い日もありました。過ごしやすい時期から、だんだん夏に向かっているのを感じております。さて、今月は浅草公演についてお話しいたします。

Photo: Takashi Okamoto

昨年始まりました鼓童の浅草連続公演も、お陰様で二年目を迎えました。浅草といえば、当ブログでもご紹介しております三社祭をはじめ、一年中活気のあふれる下町です。古くから芝居小屋や映画館が立ち並び、江戸から伝わる文化が今なお継承されているお土地柄といえるでしょう。

浅草には舞台用の道具や衣装等のお店が多くあり、鼓童も日頃からお世話になっておりますが、さらに前身の鬼太鼓座の創立に関わってくださった永六輔さんのご出身地ということもあり、並ならぬご縁を感じています。永六輔さんとは、鼓童結成初期の1982年に浅草公会堂で開催した「『永六輔+鼓童』投げ銭興行」という公演でご一緒いたしました。これは永さんの企画・構成・演出で、全編何の筋書きもなく、舞台上で永さんのリクエストに応えてメンバーが太鼓や唄や踊りを披露していくというものでした。

それから時を経て2013年、鼓童は約30年振りに浅草公会堂で公演を行いました。一年以上続いた「鼓童ワン・アース・ツアー2013〜伝説」の国内の千秋楽を、浅草での4日連続の公演で迎えられたことで、私たちは大きな手応えをつかむことができました。

Photo: Taro Nishita

2013年6月「鼓童ワン・アース・ツアー〜伝説」浅草公演

さて浅草は、浅草寺、仲見世通り、雷門を中心に、世界から観光客が集まる日本を代表する観光地ですが、近年は東京スカイツリーの開業もあいまって、街づくりの新しい動きが広がっています。また同時にエンターテインメントの新しい発信地としても注目されています。

そんな魅力の尽きぬ浅草の歴史と文化を心ゆくまで楽しみ、そして過去から未来への時間の流れを感じながら、「鼓童ワン・アース・ツアー2014〜神秘」浅草公会堂公演にご来場いただきますと、また違った感覚で公演をお楽しみいただけることでしょう。

Photo: Takashi Okamoto

色々な芸能・芸能者が育まれ、また生まれつつある浅草の地で毎年連続公演を行うことにより、鼓童の取り組みに皆様からご指導ご鞭撻をいただき、末長く応援していただけるよう目指してまいりたいと考えております。また誠に僭越ながら、浅草文化の賑わいにわずかでも役立たせていただければと願っております。

浅草の鼓童、皆様のご来場をお待ちしております。

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鼓童ワン・アース・ツアー2014〜神秘

2014年6月21日鼓童 DVD「伝説」発売

鼓童ブログ|浅草


新しい年度の始まりにあたって/見留知弘


鼓童のウェブサイト並びにブログをご覧の皆様、日頃から鼓童を応援くださいまして、誠にありがとうございます。太鼓芸能集団鼓童代表の見留知弘です。

この度、鼓童の近況をお知らせできるように、月の初めにこのブログに、メッセージを書かせて頂くことになりました。今月は新しい研修生と準メンバーを迎えて感じたことをお話しします。

近年、私は佐渡で研修生の指導に精力的に取り組んでいますが、先月6日には、鼓童文化財団研修所での入所式に出席しました。

Photo: Taro Nishita

鼓童のメンバーを目指す人のための「メンバー養成コース」の研修期間は現在2年間で、カリキュラムもより多様となり、芸能はもちろん、農作業や礼儀作法等を学び、総合的な舞台人養成を目指すものとなっています。私が研修生だった頃の研修期間は1年間で、ひたすら体力作りと太鼓の稽古に打ち込む日々だったことを思うと、長い時間の経過を感じます。

しかしながら研修生の、鼓童の舞台に立ちたい、メンバーになりたいと言う志は、昔も今も変わりありません。入所式での初顔合わせの目の輝きは、私自身にも毎年初心を思い起こさせ、新しい年度の始まりを感じさせてくれます。

 

Photo: Taro Nishitaさて、研修生になる前と、研修所に入所してからとでは、生活スタイルが真逆になった人がかなり多いと聞きます。研修所で1年間を過ごして先輩となった2年生が、新入生にかけた「ようこそ!非現実の世界へ!!」という歓迎の言葉が強く心に残りました。

私が新人の頃、ツアー制作スタッフから、鼓童の舞台には現実と非現実があり、お客様に非現実を見せることが夢や感動を与えることに繋がると聞きました。その舞台に立つために、現実と非現実を行き来する研修所の2年間の生活の中で、色々な事を学び、経験を積んで、舞台人として成長できることを期待しています。


そしてそんな2年間の研修所生活を経て、晴れて準メンバーとなった5人の若者は、今、先輩メンバーに混じって、その鼓童の舞台に立つために、必死に食らいつくように頑張っています。

舞台に上がればベテランも新人も関係なく、表現者として同等です。技術も経験も浅い一方で、若さという武器を持っています。彼らなりの新しい感性を持って、演奏者そして表現者として、お客様の心に残る舞台を務められるように頑張ってほしいと思います。

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柿野浦の祭り/見留知弘


Photo: Tomohiro Mitome

4月15日、佐渡島内各所で祭りが行われました。鼓童文化財団研修所がある柿野浦地区では、今年も研修生が地元の方々に受け入れて頂き、祭り稽古を重ねてきました。

成果が認められると、衣装をまとい鬼を打つという大役を頂ける、ハレの1日です。

Photo: Tomohiro Mitome

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祭音/見留知弘


Photo: Taro NishitaPhoto: Taro Nishita Photo: Taro Nishita

3月23日(日)第3回目の「祭音」公演が、大盛況で終了致しました。会場の草月ホールが祭りの場となり、お客様の掛け声と太鼓の音で満たされ、まさに公演タイトル「祭音」そのものでした。

3月23日(日)鼓童ゲスト出演「祭音 ‐MATSURINE‐2014」

▼稽古の様子
http://www.kodo.or.jp/blog/performers/20140308_674.html

 

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「祭音 ‐MATSURINE‐2014」稽古/見留知弘


Photo: Erika Ueda

 

今月23日に迫った、祭音の稽古をしました。今回で3回目の出演です。三宅島芸能同志会と鼓童がガッツリと組んで、一段とパワーアップした舞台になりそうです。私たちも楽しみにしております。

 

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3月23日(日)鼓童ゲスト出演「祭音 ‐MATSURINE‐2014」
<チケット完売>


ヨーロッパツアー班出発/見留知弘


「ワン・アース・ツアー〜伝説」のヨーロッパツアー班が、

在島組の送り太鼓にて、さきほど鼓童村を出発していきました。

2ヶ月間の長旅、身体に気をつけて、良い舞台を届けてきてください。

Photo: Tomohiro Mitome

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