【残り8日 ! 】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文
【残り8日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい
鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo
■「いのちもやして、たたけよ。」76〜77ページ(第一章 原点)より抜粋
この頃(※1982年頃の鼓童草創期)は村づくりや公演のことなど、様々な話し合いが盛んに行われた。
ある時、河内(※鼓童初代代表)が『大太鼓』と『屋台囃子』の演奏をやめようと言い出した。「元・鬼太鼓座」のイメージから脱却するため、演目の刷新を考えていたのだ。鬼太鼓座からのメンバーは河内の考えに共感する者が多く、決定するかと思われた時、新人で最年少の齊藤栄一(当時20歳)の発言が流れを変えた。
「僕は「大太鼓」や「屋台囃子」に憧れて、鼓童に入りました。それが演奏できなくなるなんて考えられない。お客様の気持ちを考えても、外してはいけないと思います」
確かに『大太鼓』、『屋台囃子』を楽しみに会場に足を運ぶお客様は多い。そして、メンバーの身体にはすでに、消すことも捨てることもできないリズムが宿っていた。その日結論は出なかったが、結局、集団の誕生から演奏されてきたこの二曲は残されることになった。
■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月6日現在)
362,000円(目標金額 500,000円)[達成率72%]
プロジェクト終了まで、あと8日。皆様のご支援、お願い致します !
この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。
鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。
鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。
全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。
「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html