2008年 南米ツアーレポート

2008年10月〜11月に行われた南米ツアーから、参加メンバーのツアーレポートです。

2008年 南米ツアーレポート メラニー・テイラー

サンパウロで5日目にカムピナス市の「和太鼓燕」という12〜18歳のグループ対象のワークショップを開きました。講師は宮崎正美で、35人の若者が参加しました。彼らは日本の会の少年部で太鼓は3〜4年やっているけど先生がいなくて、子どもたちは自分で鼓童やほかのプロの映像で勉強し作曲して、お互いに指導をしながら活動をしているそうです。

鼓童とのワークショップで一番やりたいことは、鼓童に自分たちの曲をみせて、感想を聞きたいということでした。2曲を演奏してくださって、本当に感激しました。日本で観られない太鼓で、ノリがやっぱりブラジルのリズムと日本の祭りを取り入れている感じでした。見て欲しいなんて、すごいな〜と思いました。教えてもらうより今のままの自分を評価してもらうことが大事だと思っている日系3世4世の子どもたち。その後の、正美先生による、チームの音と気持ちをひとつにする、演奏でコミューニケーションをとりながら助け合うという楽しい太鼓ワークショップは、本当に盛り上がりました。

難しくても笑顔でがんばっている皆さん、この鼓童とのワークショップでパワーアップして、チームワークを生かした演奏を、またみせていただきたいです。

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