2008年 南米ツアーレポート

2008年10月〜11月に行われた南米ツアーから、参加メンバーのツアーレポートです。

2008年 南米ツアーレポート 坂本雅幸

ブラジルの人たちは皆陽気で、人との出会いが楽しくてしかたない旅でした。

そんな中でも自分の中で強烈に印象に残っているのが、サルヴァドールで機材の搬入を手伝ってくれた黒人のイカついお兄ちゃん達。大太鼓の屋台の、誰もが持つのを嫌がる重い板、いつもは男二人でフラフラしながら運ぶのですが、それをヒョイっと軽々持ち上げて、なんと走って持っていってしまいました。トラックの前には、普通二人がかりで運ぶキャスターを一人で肩に担ぐお兄ちゃん、いつもは転がして運ぶ大太鼓も六人くらいで持ち上げて移動…。そんな彼らの、職人気質なのか、それとも日本人とどう接していいか分からないだけなのか、一言もしゃべらずモクモクと働く姿に、思わず感動してしまったのでした。

この溢れんばかりの気持ちを伝えたいのですが、こっちは日本語、むこうはポルトガル語でとにかく身振り手振り。どのくらい伝わったのか分からないけど、だんだん打ち解けていくうちにお互いの仕事に対して尊敬しあえてるのは感じることができました。自分の中でのブラジルに対するイメージも変わったし、きっと日本に対してのイメージも変わったんじゃないかなと思っています。

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