2008年10月〜11月に行われた南米ツアーから、参加メンバーのツアーレポートです。
目次
ブラジル・アルゼンチン。鼓童を初めて見るお客様がほとんどだろう。
客席には家族連れが多かったなあ〜。
舞台に見入る子。「ママ〜トイレに行きたい」と言う子。太鼓の音を聞いてぐっすり眠る子。(大人も寝ていたが…)
「Amazing!」「Fantastic!」「太鼓を見せてくれないか!」(終演後、楽屋口で)「待ってました!」「綾子〜!」「サインくださ〜い!」(みな日本語で)
演奏の途中、プログラムをゴミ箱に捨てて帰るお客様…。「チケットが高くて買えないんです。」誰かが拍手をしようとすると「シ〜ッ!」。終演後の客席はスタンディングオベーション。
ハンカチを頬にあてる日系のおばあちゃん。おじいちゃんとおばあちゃんと手をつないで帰っていくお孫さん。
「日本に行きたいです!」「ありがとうございました。」「また来年も来て下さい!」目を輝かせお礼を言ってくれた日系の太鼓グループの子どもたち。
鼓童が南米で受け入れられた背景に、苦難を乗り越えてきた日本人のことを忘れないように。
この地は、見るところではなく、感じるところだった。